こんにちは!
横浜のインテリアコーディネーター・ライフオーガナイザーのAKIです。
知っておいてほしいことシリーズ!
続きを楽しみにしてくださっていた方、ありがとうございます
前回までの記事はこちら
今日も「先に伝えておかなけばできないこと」をお伝えしますね。
1. 重いものを置く予定がある
出典:http://www.huset.jp/case/015/index.html
ライブラリースペース!こういう吹き抜けの上にあるタイプがかっこいい
インテリア上級者のイメージです。
スタイリッシュかつスマートでいいですよね。
本が大好きな私も、いつかこんなライブラリースペースが欲しいです。
この写真のお宅のように、あらかじめ設計段階から本を置くスペースとして計画されている場合は構造上、計算されているでしょうから問題はありません。
しかし!!
フリースペース・ファミリースペースという名前で何もない空間を設けていたところに、ずどーんと本棚を並べたり、ピアノを置いたりすると・・・
傾きはしないと思いますが、床が抜けるかも!?
(抜けたって聞いたことはないですが)
壁や天井と同じく、床にも通常以上の荷重がかかりそうなら、補強をしてもらったほうが安心です。
本好きの方、ピアノをお持ちの方はお気をつけください。
2. 大きな家具、ロングタイプやキングサイズのベッドマットレスの搬入がある
出典:シモンズベッド
画像のベッドマットレスは通常タイプの長さ195cmのものですが(うちのマットレスはこれ)、身長180cm以上の方にはちょっと狭いかもしれませんね。
そのため、ロングタイプのマットレスというのも販売されています。
このロングタイプ、ちょっと気をつけないといけない場合があります。
廻り階段の場合です。
要は、ぐるーっと曲がりながら上がるタイプの階段です。
この廻り階段、壁に囲まれていますから、大きなものを2階に運ぶとき、取り回しができない場合があります。
上に書いた、ロングタイプのマットレスだけでなく、キングサイズのマットレスとか分解できない大きな家具なんかも危険です。
以前、どうしてもロングタイプのマットレスを!というお施主様がいらして、階段が仕上がってからでは搬入できそうもないということで、階段をかける前に2階から吊り上げて搬入。
ビニールに包まれた状態でお部屋に置いたまま、工事を進めたという現場がありました。(同僚の現場ですが)
現場の職人さんからは、邪魔だとか気を遣うだとかいろいろ文句を言われてました(確かに重くて大きいけど、お施主様のご希望ですからね〜)
同僚さんは「すいませ〜ん。どうしてもロングがいいってきかはらへんのです〜」と京都弁ではんなり反撃してましたけど
建築中だったからこそ、なんとか搬入できましたが、竣工してから引っ越しの時に気がついた!だったら本当に恐ろしい...
大きなバルコニーと掃き出し窓があれば、吊り上げできるかもしれないですが、最悪の場合は、は・い・り・ま・せ・ん!!
お手持ちの家具や検討中の家具のサイズ感、一度お確かめくださいね〜。
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