全ては円◯で成り立っていて、

そもそも、自分も他人もない

自分が人にしたことと同じことが、

自分に廻ってくるだけ

 

 

昨日のこと、

父の四十九日法要と納骨でした

 

 

 

父の死と、

母の介護が同時に起きたこと

また、跡取りとしての役目から

逃げ腰の弟 真顔

今後の問題が山積していて、

正直、父の死に浸る余裕がないまま

この日を迎えてしまいました

 

 

 

隣りに座る弟に

もやもやした気持ちを抱えながらもやもや

父の遺影を見上げる、わたし

自分でも、自分に嫌気がさしますよ

 

 

 

そんな中、始まったお経

手渡された経典を見ながら、

住職に合わせて読み進めていきます

 

 

 

なんとなく、

気持ちが落ち着いていきました…

 

 

 

 

 

 

儀式の後、住職からのお言葉には、

お経「発願利生」は四十九日の際に、

残された家族へ

これからの生きる指針となるよう

唱えている、とありました

 

 

 

発願利生(ほつがんりしょう)には、

為すべき四つの行いが登場します

一つ目は「布施(ふせ)」

二つ目は「愛語(あいご)」

三つ目は「利行(りぎょう)」

四つ目は「同時(どうじ)」

 

 

 

布施は、物や行為の施し(ほどこし)

愛語は、愛のある言葉

これらは、字からも想像できますね

 

 

 

利行は、「利益する行為」の意

「利益」と言うと、利益を得るとか

ご利益とか、受ける側のイメージですが

まず、人の利益となる行いをすべし

自分だけの利益を優先して求めるは、

何れ孤立し、大きな損失を招く

先に相手に譲る、与えるということを

おっしゃっていました

 

 

 

同時は、「自他の区別をしない」こと

住職いわく、

この世は円でできていて、例えば、

左の人にしたことを、また左の人がして

巡り巡って、自分がしたことと

同じことが、自分に返ってくる

つまり、左の人=自分

そもそも自分も他人もない、ということ

自分を犠牲にするでもない「同じ」です

 

 

 

年を重ねて思うのは、

豊かな人生とは、人との関わりの中で

生じる感情でもある、ということ

自分の人生も、

隣りの人の人生も、等しく大切なのです

 

 

 

とは言え、

まだまだ修行が足りないなー 笑い泣き

と反省しつつ

 

 

 

目先のことだけで

狭くなっていた視野が、

一気に拡がったのでした 宝石赤

 

 

 

人の生き方は変えられませんが、

自分がどう在りたいか、

自分がどう生きるかは、

自分で決められます

 

 

 

これからの人生、

在り方のヒントとなりました

ありがとう、お父さん

 

 

 

 

あなたの人生が、

まるごと豊かでありますように赤薔薇

 

 

 

 

 

ライフキャリアコーチ 遠藤 幸(Miyuki Endo)

MCC / 産業カウンセラー / 国家資格キャリアコンサルタント

 
 
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