13日「この世行き」ホーム
大学を卒業して
Uターン就職したわたしには、
「帰省」とか「田舎」という
ものがありません
なので、お盆のニュースで
混雑するホームを移動する
帰省客のインタビューなどを見ると、
大変そうだなと思う反面
ちょっぴり羨ましく思ったりします
「帰る場所」があるって
なんか、いいですよね
大学生だった頃は、
特急列車と新幹線で
4時間くらいかけて移動していて、
駅にはいつも、
父が迎えに来てくれていました
「何だその耳は?」
19歳、大学一年生の夏
はじめての帰省で、
助手席に乗り込んだ瞬間
ピアスの穴に気がついた父
やば
左耳の穴は、二つ…
あ~、家っていいな~
ごちゃごちゃして
全く統一感のないインテリアの
雑多な昭和の家が、
とてもとてもあたたかくて
帰るたびに癒されていました
二年前に亡くなった父と母
「お帰りなさい」
「ゆっくりしていってね」
今日は、わたしがお迎えする側
ふと、ああ、お盆って、
あの世からの帰省じゃん
特急列車と新幹線を乗り継いで
だんだん家が近づいていく
みんな元気かな、夕飯は何だろう?
あのワクワク感みたいな感じで
父と母も帰って来たのかな
8月13日「この世行き」のホームは
さぞかし混んだことだろう
あなたの人生が
まるごと豊かでありますように![]()
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