差し合いの行動に関して、基本的な相性があると考えたのでまとめました。
一般的な格ゲーであれば、
差し込み<置き<様子見<差し込み
という3すくみの読み合いがあります。
しかしスマブラDXにおいては、ステップからの差し返しという選択肢が非常に強力です。
また、このために「引きステップにリスクを持たせるために深く差し込む」という選択肢が生まれています。
ここで差し合い行動の基本的な相性を考えると以下のようになります。
【差し合いの基本的相性】
・浅い差し込み<ステップ、置き
・ステップ<深い差し込み
・深い差し込み<浅い差し込み、置き
・置き<様子見
こうした相性を理解することが立ち回りの構築に役立ちます。
(実際にはこの他にもダッシュガード等の択があるためもっと複雑です)
初心者は愚直に浅い差し込みを繰り返す「脳筋プレイヤー」に陥りがちです。
それは、浅い差し込み同士がぶつかる場合には早く出した方が勝つことと、
何だかんだと言って速さでごまかせるところがあるからです。
(相手の深い差し込みに対して通る他にも、①最速で動けない、②迷いがある、③近くで様子見、等に通る)
しかし、ローリスクで強い行動であるステップに負けてしまうことから、浅い差し込みは基本的には弱いと思います。
差し合いとは、前述したような行動による読み合いを、キャラの性能差とリスクリターンを加味して行うものです。
ここ一番の読み合いの強さも大事ですが、安定して強くなるためには行動の比率が重要です。
極端な行動比率のプレイヤーに対しては、それに負ける行動を減らして、それに勝てる行動を増やせば有利に戦えます。
・理想の行動比率を追求する
・相手の行動比率に応じて柔軟に自分の行動比率を変える
この2点が肝要です。