日ごろよりレピスエピスをご愛顧いただきありがとうございます。
スパイスディレクターの伊能すみ子です。
スパイスは使いこなすだけではなく、歴史を知ると面白いですよ。
はるか昔、15~16世紀にかけてヨーロッパの冒険家からはじまった大航海時代。
スパイス貿易が盛んになったことで、世界中にスパイスが広がりました。
特に西洋と東洋の交差点となったマカオには、様々なスパイスが集まり、
今もその面影が数多く残されています。
そこで、今回はマカオのレストランで食べられている料理をご紹介します。
ミンチ
材料
ジャガイモ 2個
オリーブオイル 大さじ1
ニンニク(みじん切り) 2片
豚ひき肉 200g
塩 適量
ブラックペパー 適量
A(カレーパウダー 小さじ2
パプリカパウダー 小さじ1
醤油 小さじ1
中国黒醤油 小さじ2 *なければ、醤油小さじ2に砂糖小さじ1/2で代用)
卵 2個
作り方
①ジャガイモの皮を剥き、1cmの角切りにする。
②鍋にたっぷりのサラダ油(分量外)を入れ、ジャガイモをきつね色になるまで揚げる。
③フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを入れて香りを立たせる。
④ひき肉はほぐさず入れ、塩、ブラックペパーをして、しばらくそのまま両面焼く。
⑤ひき肉を細かくならないようにほぐし、ジャガイモを入れる。
⑥Aを入れ、塩で味を調整する。
⑦器に移し、同じフライパンで目玉焼きを作る。
⑧目玉焼きを上に盛る。
マカオの歴史がひとつになったようなこの料理。大航海時代に渡ってきたインドのカレーパウダーや、植民地だったポルトガルのパプリカパウダー、中国の黒醤油と、まさに西洋と東洋が混ざった料理です。
カレー風味は抑え気味に作り、中国黒醤油のコクのある料理。「ミンチ」という料理名だけあって、挽き肉を使っていますが、肉の存在感を残せるように、ほぐしすぎないようにすることがポイントです。
数あるカレーミックススパイスの中でも、私たちに馴染みのあるイギリス仕様のカレーパウダー。ターメリックをはじめクミン、コリアンダー、フェヌグリーク、マスタード、月桂樹、クローブ、シナモンなど、たくさんのスパイスやハーブがミックスされています。野菜をはじめ、肉や魚、様々な食材と一緒に使うことで、香りよく、食欲増進になります。
カレーパウダーのレシピ
★カリーヴルスト
★ジャガイモの煮込み
カレーパウダーとじゃダイモは相性抜群!
スパイスは、店舗はもちろん、インターネットでの購入が可能です。
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では、またこのブログでお会いしましょう!!
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