甘い香りの後から… ~ロングペパー~ | レピエピ スパイス★ダイアリー

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これ、何でしょう? 虫のさなぎ? 焦げた土筆?

これはロングペパー、コショウ科のスパイスです。沖縄では島胡椒、ヒバーチ、ヒハツなどと呼ばれています。

香りは甘くブラックペパーより強めの辛味が特徴。ラフテーや沖縄そばなどで感じる独特の香りはこのロングペパーが決め手になっています。


南アジア原産のコショウ科つる性植物で、白や黒のコショウとは親戚関係になります。

古代ギリシャ・ローマの料理に出てくる「ペパー」というのはロングペパーのことらしく、またインドの伝統医学アーユルベーダの古典書にも記載があるほどで、最も古くから使われているスパイスの一つです。

コショウをさすペパーという言葉の語源は、サンスクリット語でロングペパーを意味するピッパリ―だと言われています。


本格的インドカレーの香り&辛味を出すために使ったり、コーヒーに少量加えてスパイシーさを楽しんだり、ベリー類のジャムのアクセントに…イマジネーション豊かにお使いになってみてください。



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ロングペパー 18g¥630 量り売りもあります