こんにちは
アルコール依存症家族で
心理カウンセラーのなつめ ひろです
大抵の人は自分の飲酒の限度を知っていて
適度なところでお酒をストップすることができますが
アルコール依存症の人は飲酒をコントロールすることができません
私の旦那は出会った頃からお酒のコントロールができなかったように思います
結婚式の日の夜に泥酔して起きなかったり
飲みかけで寝てしまったり
蓋を開けただけで寝てしまったりもしてました
家の中だけでも本当に嫌だったんですが
だんだん外でも飲酒をコントロール出来なくなって外で人に迷惑をかけるようになってきた時は本当にしんどかったです
ほんの一部ですが、
外食して家に帰る途中
「腹減った」と言ってうどん屋に寄る
私や子供はお腹いっぱいで注文しないので
お店の人に嫌な顔をされる
もちろん旦那も本当にお腹が空いてるわけじゃないし泥酔の一歩手前くらいなので食べてる途中に寝てしまう
それを起こしながら食べ終わるのを待つのはしんどかった
コンビニで店員の態度が悪いと文句を言う
テレビの撮影中に芸能人に近づいて話しかける
酔って人に迷惑をかけるということが
私にとっては絶対にありえないことだったので
旦那が人に迷惑をかけないように旦那を抑えることに必死でした
でも旦那はそんな私の苦しみや努力を軽々と踏み潰していくんですよね
私がやったわけじゃないのに
私が旦那の身代わりになって謝ったり怒られ続けました
真面目に生きてきて人に迷惑をかけないことだけを守ってきた私としては
私が築いてきたもの
私の人生、全てを壊されていく感覚でした
すごく悔しくて悲しくて
人のために自分の感情や身体を犠牲にしてるのに
何ひとつ思い通りにならないことが悔しくてたまらなかったです
背中に旦那という重い石を背負って生きてるような感覚
旦那の奴隷のような気分でした
ご縁があって心の勉強をするうちに
私が人に迷惑をかけることを極端に怖がっていたことに気づきました
私には価値がない
だから人に迷惑をかけずに生きることでしか
存在する資格を得られないと思っていました
「人に迷惑をかける人は生きる資格がない」
「人に迷惑をかける人は存在してはいけない」
これは私が旦那を責める時によく言っていたセリフですが
本当は自分が自分のことを1番生きる価値がないと思っていたんです
だけど
本当の奥の奥の自分は
「何もしなくても愛されてるよ」
「迷惑かけても大丈夫だよ」
って伝えたかったから
旦那を通して「もっと人に迷惑をかけてもいい」ってところを見せてもらったんだと思います
この頃は感情を感じて出すということをやっていた時期です
他人に対しては感情を感じることを押さえ込んで
ただただ旦那に対してだけ怒りを出す感じだったんですが
本当はどう思っているの？
怒りの奥にはどんな感情があるの？
という感じで自分の奥の感情を探っていくと
本当の気持ちが見えてきます
その気持ちを見つけて感じて受け入れた時に
今までの自分の考えや価値観が自分に合っていなかったことに気づきました
そこから自分の考えや価値観を疑うきっかけができたと思います
この後も色々あって大変でしたが
本当にこの一歩がなかったら今の生活はなかったと思います
感情を感じるって何？
奥の自分って何？
自分の考えや価値観を疑うってどういうこと？
って思った方は
ぜひなつめ塾にいらしてください
話すのが怖い
頼ってもいいのかな？
そう思っていても大丈夫です
ぜひ参加してみてください
話すのが苦手な方は
お話を聞くだけでもOKです
わー
意識してなかったけど次回は七夕ですね
らいくみ塾グループ
アルコール依存症支援
なつめ塾令和5年 7月7日(日)
10時〜12時
参加費1,500円
zoomのみ
申し込みフォーム↓
※zoomでの参加は予約と事前の参加費のお支払いが必要です
※皆さんの安心安全のため顔出しのご協力をお願いします
※依存症ご本人やご家族(パートナー)など
当事者の方の参加に限ります
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穏やかで心休まる時間を過ごせますように