こんにちは😃



ひろた なつめです





依存症家族は依存症者の行動を
常に見張っていて
常に不安を感じています。



家族としては
周りに迷惑をかけないか、
事故にあったりしないか
心配をするのは当然ですよね。


社会のルールのもと
秩序を守ることも必要です。




ただ、飲酒した依存症者が
ルールを守らなかったり
周りに迷惑をかければ
家族がその尻拭いをする。


家族の問題は
家族で解決しなければいけない
といった価値観から周りに相談できない
というケースもあります。


それは共依存状態で
依存症者の責任の領域にまで
入り込んでしまってる状態です。



健康な人はお酒で失敗すれば
次は気をつけようと思うけど

依存症は飲酒のコントロールが
できない病気なので、
気をつけているつもりでもいつのまにか
お酒にのまれてます。



何回も何回も
お酒で失敗して迷惑をかけられて
それでもなんとかしなければと
家族は必死に尻拭いをします。




その背景には家族自身の問題も
含まれています。


共依存者は自分に自信がないので
依存症者を支えることで良き妻、
良き家族という評価を得ようとしたり


依存症者を下に置くことで
こいつよりはマシだと
自分を優位にしようとします。




周りの人から評価してもらわないと
いけないから尻拭いをするんです。

旦那がしっかりしてたら
何もできない自分は価値が無くなるから
ダメな奴でいてもらわないと困るんです。




ただ、それがわかったとして
すぐに解決するかと言ったら
そうではないです。



もし問題が起こっても
相手と自分の問題の境界線が
あやふやなままでは
対処できないからです。



長年の価値観の思い込みにも
気付く必要があります。


心の傷も問題を客観視できにくくしている
要因の1つです。



私は今でも旦那が飲酒していないか
不安になることがあります。


長年裏切られたり
迷惑をかけられたことの
傷が残っているんです。


依存症者のいる家庭は
誰も信用できないくらい
疑心暗鬼の精神状態になります。

これも裏切られるという
心の傷が反応しているから
仕方のないこと。






依存症を学び始めた頃は
この傷や怒りや自分だけの価値観が
ごちゃ混ぜになってる状態で

傷つけられた怒りと
正しさや常識といった
自分だけの価値観を武器に
旦那を責めてばかりいました。



傷付いたら怒っていいんです。

でもそこで終わらず
本当はどうして欲しかったのか
本当はどうしたいのか

自分に問いかけてみて下さい。



自分の本当の気持ちを知ることは
すごく大切なんです。



本当の気持ちをわかってくると
問題と感情を分けて
客観的に見ることができるようになります。


自分はどうしたいのか
ちゃんと分かるようになっていきます。


ちゃんと傷も癒されていきます。





白兎神社の鳥居から日本海を見ています。










今月ですがアルコール依存症支援セミナーを
開催します
大変申し訳ありませんが
中止とさせていただきます。


アルコール依存症支援グループ「なつめ塾」

3月20日(金・祝)  9時45分〜11時45分
大阪市北区民センター
第3会議室
アクセス


参加費1,500円
申し込み不要

お問い合わせ先
natsulove11☆gmail.com
☆を@に変えて送ってください






お気軽に質問やお問い合わせください
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