猛暑の昼下がり、OB会の重鎮である80代の男性と会食。

 

都内のホテルに呼び出され、何かと思ったら爺はこんなことを言う。

 

「俺はな、お前を会長にしたいんだよ」

 

こう言ってもらえるのはありがたいこと。

 

まあ、実際会長なんてやりたくないが。。

 

怪気炎を上げるこの好々爺、じつは脳梗塞を3回経験している。

 

幸い、すべて妻と一緒の時や病院の近くで発症。

 

なのですぐに病院に担ぎ込まれ大事に至らずに済んだ。

 

何という強運の持ち主!。

 

未だにいろいろな業界団体から意見を求められる「ドン」は、快活に笑いを飛ばしていた。。

 

そう思っていたらある人物の脳梗塞での闘病手記を目にする機会があった。

 

西本聖 御年 68歳

 

 

昭和の時代、巨人のエース投手として名声を馳せたこの御仁も63歳で脳梗塞に襲われ、危うく死ぬところだった。

 

以下、スポニチさんより引用

 

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2019年2月末、解説者としてプロ野球春季キャンプを視察するなど元気に過ごしていた西本氏だったが、ある夜突然体調が悪くなった。

 

「明け方トイレに行こうとベッドから起きようとしたら体が動かなくなって。。。」

 

「女房に話をして、その場で倒れたみたいですね、意識なくなって」

 

と意識不明となり救急車で病院に搬送されたという。  

 

病院ではカテーテルを用いた治療を受けた。

 

「カテーテルで、3回したらしいんですけどうまくいかなくて、最後にもう1回やろうと、それが成功した」

 

と手術は「奇跡的に」成功。

 

 

 

それでもその後1カ月の入院を余儀なくされた。 

 

 左足と左手に麻痺が残り、その後は懸命のリハビリの日々。

 

「手の動きをしたり、歩くマシンを使って階段を歩いたりとか、地道な運動をした」と振り返り、「思うように動かないですから、精神的に苦しかった」とつらかった日々を回顧。

 

それでも日に日に体が良くなっていく実感はあったという。

 

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今では回復して精力的に野球の取材に明け暮れる日々だそうだ。

 

それにしてももし西本氏が倒れた時奥さんが傍らに居なかったら、。。。

 

死んでたでしょうな。。。

 

 

 

 

脳梗塞は男性だけの病気ではない。

 

以前某局の女子アナが30代でこの病気に襲われた。

 

洗面台に立っていた時突然身体が麻痺し、意識が亡くなり倒れた。

 

その音を聞いて夫がすぐに発見し病院へ。

 

彼女は幸いにも一命をとりとめたのだ。

 

 

 

 

一人で生きていくということは突然襲って来る病魔に独力で対応しなくてはならないことを意味する。

 

またその後に経験する苦しいリハビリも一人で乗り切らなければならない。

 

その事実を婚活者はどう考える?

 

売残りの高齢の女が、

 

「尊敬できる男でなければダメ」

「経済力が無い男はダメ」

「親を喜ばせる相手でないとダメ」

 

とわめきたてる。

 

この類の女性、これから人生に起こる不測の事態に対して覚悟はできているのかな?

 

おたくら、突然身体が麻痺して動かなくなったらどうするの?

 

言語や手足に麻痺を抱えた女を嫁にするほど男もお人よしじゃない。

 

引き取ったところで処分に困るだけしね。

 

 

 

男女限らず、もし独力で生き抜こうとするなら徹底した「自己管理」が必須だ。

 

食事、運動、ストレス対応、。。。。

 

こういうの毎日記録してやり遂げることが求められる。

 

カロリー計算と体重の増減に一喜一憂しているレベルの「自己管理」ではお話にならない。

 

栄養,、、、詳述するならビタミン、ミネラル、抗酸化物質、、、、

 

こういうものをどれだけ摂取するのか。。。

 

そして一定時間を超える定期的な「運動」の継続。。。。

 

こういうのすべて自分で研究して必ず実践しなければならない。

 

化粧品や補正下着は「健康」を保証しない。

 

甘いものや酒ばかり飲んでいる男女はやがて病気になる。

 

いい歳して有酸素運動が嫌いだの、肉や魚が食べられないだのなんて言っている奴はまず無理ですよ。

 

自分に甘い奴は生き残れない。

 

 

 

40代過ぎたら男女ともに結婚の「定義」を見直すことをお薦めする。

 

この年齢からの結婚とはずばり「同盟」であり burden sharing(重荷の共有)

 

恋愛を楽しみたいなら他でやりな。

 

尊敬できる男と結婚したいならまず自分が愛される女になってこい。

 

相手に料理を求めるなら自分が栄養の知識を相手にレクチャーできるレベルに進化してこい。

 

中年の醜い男女に寄生されるのは誰だって嫌。

 

同盟関係とは何か?

 

ずばり「双務性」「共益性」「補完性」

 

お互いに相手を守れる、。。。

 

相手に負担をかけない、。。。

 

二人で生きることで単独より多くの利益を生み出す、。。

 

だからこの年齢でわざわざ結婚する価値が生まれるわけ。

 

子供が生まれて家族が増える「楽しみ」が無い高齢者どうしの結婚では向き合う時間も増える。

 

それに耐えられ、なおかつ実益のある人でないと難しい。

 

熟年離婚した男女を見れば分るでしょうが?

 

 

 

 

高齢独身者同士の結婚というのは相手に求めるだけではダメなんですよ。

 

「自分は相手に何ができるか」

 

この観点が欠落している限り、無いものねだりの「ガキのわがまま」で終わってしまう。

 

大人なんだろ?おたくら、。。。

 

よろしく頼むぜ。

 

 

 

 

追記:

 

高いキャリアを築きあげた人でも、50代になるとバタバタ倒れていく。

 

大手銀行の執行役員だった55歳の男性は登山中に心筋梗塞で死亡。

 

会社を辞めて脱サラして高級旅館予約サイトを立ち上げ、何十億円、いやそれ以上の金額で会社を売却して大金持ちになった男は61歳で病没。

 

英系大手外資の日本法人の社長まで登り詰めた慶応出身の女性は53歳で独身のまま病没。

 

本当に多いよ。

 

うちらの業界だって40代で飛ぶ鳥を落とす勢いで稼いでいた社長連中が調子に乗って暴飲暴食ざんまいの生活を送っていたらみんな病気にかかっている。

 

眼が見えなくなった社長もいるんですよ。

 

「世の中、一寸先は闇」

 

結局これなんだよね。