気力4 | 記録と想い

記録と想い

~記憶がないということ~

解離性健忘症(全生活史健忘症)になって

2023年12月29日即入院が決まった日は自治体も年内最終稼働日。


 診察のあと、主治医の先生が、入院に際しての調整と診断書?を書くのに時間をくれということで、しばらくは待合室で待つことになる。


珍しく受付の人やおそらく病棟のスタッフさんらしい人が診察室を出入りし始めて、暫くしたら

先生に診察室に呼ばれて、だいたいの内容として『これを生活福祉課に持っていってきて。今日持って行けば今日から動きがあるはずだから・・・。その間に入院の準備をしとくから準備して来れる?』というような話で、


展開の早さにこっちが着いて行けなくなりそうだった。


診断書?の内容はあとでだいたいわかることになるが、

〇入院についての内容

〇このまま今の住まいには住ませられない。引っ越しをさせるように


等の事だったらしい。


あの日?その日の自分はもう既におかしくなってたと思われる中、なんとか市役所の該当担当窓口に行って手渡して、そのまま部屋に戻り、頭がよく回らない中、とにかく入院に必要そうなモノをバック等に詰めて病院に戻って。夕方5時を回るか回らないか?という感じだったと思う。


曇っていたような・・正直よく覚えていない。


本来個室など無理なのだが、僕の状況と、病棟の部屋のやりくりで個室に入り、過ごすことになる。


自分以外の人間を全く受けつけないのである。病院のスタッフさんであっても。次回以降に


結果的に最終日まで個室で過ごせたのはとてもありがたい事だったと思う。


入って直ぐ採血などの幾つかの検査をしたと思う。夕食から食べることができた。



ただ、部屋の電気は点けたくなく、スタンドの灯りはどうしても真っ暗では難しいこともあるので、それだけ点けて。



壁がこわい日がこんなにこわいんだという感じで


ベッドに座ってうずくまる感じで、入院が始まった・・・