そしてきのう、『アントマン』のほうを見ました。
裏面の説明書きを見ると笑えそうな感じだったし、きっと特殊効果も使われていて面白いだろう、これなら息子も見てくれるだろうと思って借りたのですが、
…思ったとおりでした。
息子は普段、『おさるのジョージ』とか『スポンジボブ』とかばっかり見てて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』もなかなか見てくれようとしません。
少しでも戦うシーンがあるといやがります。…と言っても、食わず嫌いなので、見始めたら気になって見てしまうところもあるので、『フラッシュ』とかも私に照られて何度か見たことはあるんですが。
『アントマン』も、最初はいやがって、
「ひつじのショーンが見たい。」
とか言ってましたが、
「コメディだよ、面白いよ。ほら、音楽が、いかにもコメディって感じでしょ。」
と励ましていたら、途中一度チャンネルを変えられたけど、息子がトイレに行ってるすきに『アントマン』に戻したら、そこからは文句言わずに中盤以降は熱心に見入ってました。
後半、"きかんしゃトーマス"が出てきたところを見て、思ったより低年齢層をねらった作品だなとわかりました。
小学校1年生くらいでも楽しめそう。…最初の大人の事情のゴタゴタは抜きにして💦
…って、全然レビューっぽいことを書いてないですが、内容について一応書いておくと、
なんというか、ヒーローものというより、最初はホームコメディのノリで、全体的に大衆受けをねらったような作品ではありますが、
中盤から、アントマンのスーツを着こなすために、様々な特訓をするあたりから面白くなります。
そして最後にちょこっと、ハラハラするシーンもあり、子供と一緒に見てて楽しめる作品、といった感じでした。
あと、"アベンジャーズ"というのを、ちらっと聞いたことがある程度にしか知らないですが、どうやらそれと、クロスオーバーしているようでした。
また、ところどころ、ラップっぽいところがありました。
最後は、「続きがまたあるよ」と思わせるような感じの終わりかたでしたが、シリーズ化かドラマ化されたら、また見ようかと思います。
私は最近『フラッシュ』にはまったので、ヒーローものもいいもんだなと思ったところですが、正直、『スパイダーマン』みたいな暗い感じのヒーローは(いろんな人に怒られそうですが)あまり得意ではありません。
フラッシュは、陰の部分もありますが、たぶんグラント・ガスティン自身のもつ明るさとか、ドラマ全体にちりばめられているオタクネタやジョークのおかげで、楽しく見られていると思います。
それで言うと、『アントマン』は、もっと明るい、どっちかというと"軽い"つくりで、安心して見られる感じでした。
私が見るには、もちょっと内容が濃かったら、もっとよかったかなとは思いますが、それだとたぶん、息子は見れなかったと思うので。
ま、ようするに『子供向け』ということなんでしょう。
でも、蟻などバグの視点で景色が見れるCGや特殊効果は、まあまあ面白かったと思います。