こんにちは。
昨日は地震すごかったですね……
今日のテーマは
解剖学で使える教科書
です。
毎度お馴染み、詳しくはこちらをご覧ください。
↑これに勝てる書評サイトはいまのところ見当たりません。
解剖学がメインな研究室なので、解剖学の教科書探すならここで書評読んでください。
今回は、一応なんとなく〝学生目線〟の教科書書評って感じで書きます。
解剖学は私目線だと
・説明文付きの教科書
・ほぼ図しか載ってないアトラス
・実習手順を書いてある実習書
・臨床に根ざした教科書
・上記いずれかのハイブリッド本
に分かれる気がします。
1.説明文付き教科書
これに当てはまるのは
・グレイ解剖学
・人体の正常構造と機能
あたりなんですかね。
授業で使用されているスライドだけでわかりにくいとき、便利だと思います。
◯◯間隙の構成物
◯◯血管の走行
なんかを図と文章でわかりやすく書いてくれます。
(過去問の解答つくるのに便利よね)
2.ほぼ図しか載ってないアトラス
これは
・ネッター解剖学 アトラス
・プロメテウス コアアトラス
なんかがそうですね。
説明文は少なく、様々なアングル、様々な剖出具合から図が書かれています。
1.より見やすい図は多いですが、初学者だとパーになりやすい気がします。
講義で文章でも理解して、実習で見ながら確認するのに使う、とかならいいかも。
あと個人的に試験の問題再現の図を引っ張ってくるのに上手く使えました。
見ればわかりますが、
ネッターは手書きイラストっぽい
プロメテウスなどは3Dのデジタルっぽい
です!!!
3.実習手順について書いてある実習書
・解剖実習の手引き
・グラント解剖学実習
などがある。
これはだいたい大学指定になるだろうから、それを買うのかな?
実習のときはこんな風に切って、
こんな風に◯◯神経を確認して、
なことが書いてあります。
4.臨床も書いてある教科書
とにかくこれは
・ムーア臨床解剖学
(・標準整形外科学)
(・病気が見える運動器)
ですね。
解剖学の試験って
◯◯骨や◯◯血管に矢印があってその名称を答えろっていうのと、
上腕骨骨折について書け
正中神経麻痺のときの手の形を選べ
呼吸するとき筋肉はどう動くか
みたいな実際どうなの?っていう設問に分かれると思うのね。
(少なくともウチはそう)
授業で習ったもの以外に何がわかるかってなかなか探すのが難しくて。
過去問見ても対策が……(^◇^;)
ってなるやつ。
(ならないのかな?)
ということで例えば
手に向かう神経麻痺(猿手、鷲手、下垂手、祈祷手)とか、
各部骨折とか、
臨床で使う解剖学的部位とか(Jacoby線など)
↑この辺ならだいたいグレイ解剖学にも載ってたりするんだけど、代表的なやつ除くとどこに載ってんの???ってなる。
だいたいこの疑問は
ムーア臨床解剖学
で解決します。
マジ最強。
見てわかるようにB5サイズのノートより若干小さく、分厚すぎないから紙派でも持ち歩きやすいかもしれません。