Chage X'mas Dinner Show 2016

ハイアットリージェンシー大阪にて

平成28年12月25日(日) 食事時間:19:00〜20:15 SHOW時間:20:15〜
 

クリスマスディナーショーのレポートです。

いつものごとく音楽的に… といきたいのですが、酔っぱらってましたので… うろ覚えレポートです。

 

さて昨年に続いての大阪でのディナーショーです。

会場は10人掛けテーブルが40ありました。つまり、お客さんは400人くらいということですね。

 

みなさんドレスアップしております。私は男ですのでスーツを着てりゃいいんで気楽です。ただ胸に花を挿してみたりはしました。

テーブルは私と同じように1人参加も複数おられましたが、自然と会話ははずみました。

男性の1人参加は少ないように感じました。男性ファンも物怖じせず参加しましょう!

 

さて、ディナーは昨年同様おいしゅうございました。ワインがおいしくてついつい飲みすぎてしまいます。

前菜はChageさんの「C」に並んでいたんですよ! しゃれています。

 

さて、ほぼ予定通りにショーが始まりました。

全公演が終了していますのでセットリストを出しちゃってもいいでしょう。

 

1 ジングルベル(あの「ジングルベール、ジングルベール♪」です)

2 もうひとつのLOVE SONG

MC

3 箱の中身はなんだろう(Xmas Version)

4 誰かさん~CLOSE YOUR EYES~

5 告白

MC

6 愛の奇跡(「ヒデとロザンナ」の1968年デビュー曲にして大ヒットした楽曲)

7 街の灯り(堺正章さんの1973年のヒット曲)

MC

8 Make You Feel My Love

9 迷い猫のシャッフル

MC

10 NとLの野球帽

アンコール

11 たった一度の人生ならば(2016年のファンミとツアーで「遠景」の仮題で歌われていた新曲です)

12 君の瞳に恋してる

13 僕が見つけた気持ちのいい場所

 

久々の披露となったのが「誰かさん」です。1991年の『TREE』に収められていた楽曲です。会場にいたほとんどの人が泣いていたんじゃないかな… もちろん私も。

「告白」は「SAY YES」のカップリング曲。Chageさんは「15回に1回くらいは聴いたでしょう(笑)」なんておっしゃっていました、そんなことない! 私みたいに「こっちの方が好き!」 ってファンも多いはず。

 

中盤の会場グラウンドタイムはまさかの「愛の奇跡」。さすがの私も生まれる前の歌ですのでかろうじて知っているくらいです。「アモーレ!」の歌として。

今話題の「アモーレ」つながりですね。会場のどなたにマイクを向けてもちゃんと「アモーレ!」と叫ぶんですから! Aさんのソロなら無理だろうな… この違いがチャゲアスだな~。

そして、センターステージでマチャアキの1973年の名曲「街の灯り」。そういやASKAさんは「さらば恋人」をカバーしてたなぁ… なんてことも思っていました。

 

そしてノーベル賞受賞記念の「Make You Feel My Love」も。

 

アンコールは「遠景」改め「たった一度の人生ならば」。松井五郎さんが歌詞の中から題をつけたいと変更されたそうです。渡辺等さんのアレンジで録音は終わっていて、来年の春までにはリリースされるようです。

私はこの歌で2度目の落涙でした。本当にいい歌です。

 

ステージはこんな感じでした。

 

バンドは以下のメンバーです。昨年と同じメンバーだったと思います。

ベース 渡辺等さん。説明不要でしょう。ここ数年のChageさんの活動の重要なパートナーです。

ギター 西海孝さん。最近ならば「もうひとつのLOVE SONG」「NとLの野球帽(2016)」のギターを担当されています。太田裕美さんのバックも担当されているそうですので、私は何度か観ていると思います。

パーカッション 梯郁夫さん。前衛的というか、斬新なアレンジの叩き方が印象的でした。
キーボード 力石理江さん。力姉さんも最近のChageさんのライブには欠かせぬ存在ですね。

コーラスはAMAZONSの3人。吉川智子さん、斎藤久美さん、大滝裕子さん。さすがの存在感です。ちなみに大滝裕子さんはデビュー当時はアイドルっぽい活動をされていたんですよ。

 

ちょうどASKAさんの新曲「FUKUOKA」がYouTubeにUPされたばかりのタイミングで行われたこのディナーショー。

大阪のファンはChageさん、ASKAさんの両方からのクリスマスプレゼントをもらうことができたのでした。

 

Chageさんの2016年の活動のラストでした。

いろいろ風向き変わってきたような気もします。

 

Chageさんは来年はたくさんライブをするとおっしゃっていました。

いい1年のしめくくりのディナーショーでした。

 

 

 

 

レビューではありません。

まだ冷静には聴けませんからね。

 

YouTubeにASKAさんの新曲「FUKUOKA」がアップロードされました。

澤近さんと思われる繊細なピアノと古川さんと思われる繊細なガットギターに繊細なメロディー、繊細な歌詞、繊細な歌声が重なります。

繊細だけど力強い歌です。

 

やっぱり私はミュージシャンASKAのファンなんだと実感しました。

ミュージシャンASKAを待っていたんだな。

多くの人とは違いブログにはちっとも感動しませんでした。

やめてほしいと思っていたくらいです。いや、今でもそうか(笑)

ゴシップ的な話題はもういいです。

ワイドショーも見ません。

雑誌は買いません。

CDは買います。

本は… どうしようかな? ちょっと考えます。

 

 

やっぱりいい歌書きますよ。歌いますよ。ASKAさん。

私が惚れただけのことはある。あっ、上から目線だ。

ごめんなさい。

でも待っていたんですよ。

待っていたんです。

 

Twitterでも呟いたんですが。

「遠景」を思いました。

似てる、という意味ではなく。

同じ風景を見ているというか。

もちろん「遠景」は松井五郎さんの詞ですから詞の世界云々ではなく。

わかってくれる人がいますでしょうか。

とにかく「遠景」をファンミーティングやライブの会場で聞いた時と同じ感情に襲われました。

こうなったら早く「遠景」をリリースしてほしいです。

早く聞きたいな。Chageさん。

 

こうして2人の歌のキャッチボールが再開されました。

来年はいい年になるかな。

 

さあ、今からスーツに着替えてチャゲさんのディナーショー千秋楽の大阪公演に行きます。

なんて素敵なクリスマスなんでしょうか。

 

Merry Xmas!

 

 

 

 

 

Chageソロ・ライヴアルバム

Chage Live Tour 2016〜もうひとつのLOVE SONG

20161214日発売 オリコン最高68

 

ソロでは初となるライブアルバムです。2016916日の東京・豊洲PITでのライブがCD2枚に収録されています。

収録曲は以下の通りです。

CD1

1 SE

2 &C

3 Hurray!Huray!

4 アイシテル

5 迷い猫のシャッフル

6 MC1

7 Reason

8 春の雪

9 MC2

10 空飛ぶ電車とPancake

11 夏の終わり

12 SOME DAY

CD2

1 MC3

2 もうひとつのLOVE SONG

3 君の瞳に恋してる(バンドメンバー紹介)

4 GO!GO!GO!

5 ふたりの愛ランド

6 ロマンシング ヤード

7 NLの野球帽

8 Encore

9 YAH YAH YAH

10 WINDY ROAD

 

ライヴの様子はいろいろな方がブログなどでレポートをUPされているようです。臨場感を味わいたい人はそれらもご参照下さい。今回、私は大阪公演に参加した上でこのCDを聞いた感想をまとめます。

 

ソロとしては初のライヴアルバムです。ネット配信ではここ数年ライブ音源がリリースされてきました。しかし、今作はCDとして発売することに意義を見いだしていると感じます。MCでも触れられていますが20169月に発売されたTHE BEATLESの『LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL』に触発されたようです。

このTHE BEATLES唯一のライヴアルバムは1964年と1965年にアメリカツアーのハリウッドボウル公演をライヴアルバムとして発表したものです。しかし、録音はしたもののファンの歓声があまりにも大きく録音状態があまり良くなかったことから当時は発売が見送られていました。解散後の1977年に録音されている4回分の公演から13曲が選ばれ、ようやくライヴアルバムとして発売されました。その後、オリジナルアルバムがCD化されても、最近になってリマスターCD化されてもこのライブアルバムはCD化が見送られてきました。今年の3月にお亡くなりになったプロデューサーのジョージ・マーティンの意向だったと言われています。私はHOLLYWOOD BOWLの全公演の全曲が収録されているいわゆる海賊盤CDを持っていますが、とてつもない歓声というか悲鳴にかき消される演奏が印象的でした。モニタースピーカー(演奏者自身が自分たちの音を確認するスピーカー)がなかったこともありリズムがあからさまにずれてしまう楽曲もあるほどです。今回の再発売は新たにオリジナルのマスターテープから最新技術を使ってリマスター&リミックスされた音源でした。オリジナルと比較すると格段と演奏をはっきり聴くことができるまさに「ライヴアルバム」でした。その「音声だけ」ならではの臨場感や記録性に私も改めて惹かれました。Chageさんも私と同じようにこのアルバムを聴き倒したんだなあと思うと嬉しいです。

 

さて、今回の「もうラブツアー」の映像化を見送ったのにはさまざまな事情があるかとは思いますが、特典ではない正規のCDという形に残して下さったことに感謝です。

2015年の天ハンツアー、2014年のequalツアーはビデオ化されています。実はその2つのツアーも特典や配信限定などで音源化はされていますがMCはほとんどカットされていました。今回はMCも含めたほぼ完全版です。ただし、アンコールの最後に弾き語りで歌われた未発表曲の「遠景」は収録されませんでした。別の形でのリリースを考えているのでしょう。

 

さて、大阪公演に参加した記憶とライヴCDの「音」を聞いた上での感想です。

演奏はシンプルです。チャゲアス時代のように打ち込み音源をシンクロさせた「厚い」音像ではなく、ミュージシャンひとりひとりの出す音がダイレクトに伝わってくる「薄い」音です。しかし、楽器一つ一つの音が分厚く響きます。バンドメンバーが年齢的に若いこともありロックの初期衝動を感じさせる弾けた「熱い」音像になっています。

編成的にはドラムのタナカジュンさんとベースの小島剛広さんの若いリズム隊が特徴的です。今回のメンバーになってずいぶんと音が変わったなと思いました。(特にドラムの変化が顕著です)

長年の相棒である西川進さんのギターは安定かつ大暴れ。セカンドギターの芳賀義彦さんもするどく切れ込んでくる魂の籠もった音です。

ここ数年のChageさんのライヴのキーボードといえば力石理恵さん。力強いソロを奏でるだけでなく、さまざまな音色を使い分けて世界観を広いげております。

そして、去年のツアーに引き続いて参加のコーラスの石橋優子さん。絶対にピッチを外さない。「ふたりの愛ランド」だけでなく「SOME DAY」のような楽曲もあり、コーラスと言うよりはツインヴォーカルですね。

 

オープニングの3曲は最近のソロアルバムの1曲目であり、タイトルナンバーでもあるんですね。アルバムの代名詞的な楽曲を3曲並べています。「&C」のアレンジは原曲のイメージですが「Hurray!Hurray!」「アイシテル」はラテン風味にアレンジされています。実は初日の大阪公演では「アイシテル」を派手に間違えてしまった(ラストサビ前のブレイクを忘れて早く歌い始めて演奏とズレたんです)んですが、演奏も含めてしっかり歌われております。

MCを挟んで新作より「迷い猫のシャッフル」。90年代のチャゲアスを思い起こさせる憎い楽曲です。

そして、どの会場でもイントロで歓声があがったことでしょう。90年の『SEE YA』に収録されていた人気曲「Reason」。ASKAさんの掛け合いヴォーカルは石橋優子さんが再現されました。続いて『&C』の人気曲の「春の雪」。季節はずれですが()

新作『ANOTHER LOVE SONG』から「空飛ぶ電車とPancake」と「夏の終わり」、前半のラスト「SOME DAY」とバラードコーナーです。「SOME DAY」は披露されるたびにアレンジが微妙に異なるのですがどう料理してもいい歌はいい歌です。歌唱力が試される楽曲でもありますがここでも石橋優子さん、オリジナルのひろみさんへのリスペクトも感じる悪感の歌声です。オリジナルの啓介さんパートはChageさんも少し啓介さんを意識したような歌い方に感じるのは私がMULTI MAXを聞き過ぎたからでしょうか。

CD2枚目は怒濤の後半戦。ELTサウンド全開の「もうひとつのLOVE SONG」。Boys Town Gangの「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」に乗せてのメンバー紹介から、印象的なベースのリフのイントロを奏でる「GO! GO! GO!」。一時の封印状態はどこに行った? すっかり定番曲になった「ふたりの愛ランド」。そして「ロマンシングヤード」とUPテンポの元気な楽曲で攻めます。

本編ラストは「NLの野球帽」。『ANOTHER LOVE SONG』でのセルフカバーアレンジですが歌い方は少しオリジナルも混じったような感じ。この曲も様々なアレンジで歌われてきた歌ですが土台の歌詞とメロディーと歌声が素晴らしいので、いい歌はやっぱりいい歌なんです。

そして、アンコールでの「YAH YAH YAH」。このライヴアルバム発売時期にちょうどこの曲を作詞作曲したASKAさんの再逮捕の話題で世間が大騒ぎだったこともあり、初めてCDで聞いたときは涙が出てきてしょうがなかったです。もちろん会場でも泣いてましたが。Chageさんにつられずにみなさん歌うことは出来ましたでしょうか? 演奏はほぼオリジナル通りのアレンジながらより生バンド感がリアルに伝わってきます。西川進さんが弾く「YAH YAH YAH」…。感慨無量です。そして、ブックレットの作詞作曲:飛鳥涼の文字。オリジナル通りの表記なんですね。感慨無量であります。

ラストは「WINDY ROAD」。よく考えてみたら「ロマンシングヤード」「NとLの野球帽」「WINDY ROAD」が同じライヴの中で共存しているなんて… なんて贅沢なんでしょうか。チャゲアスを、Chageさんをずっと聞き続けてきて本当に良かったと思います。

 

 

チャゲアスでは活動初期に2枚のライヴアルバムが発売されています。「田園コロシアム」と「代々木競技場」の初期の活動における最重要なコンサートの記録としての意味があったのでしょう。その後はライブを記録する形態としてはビデオが一般的になりましたので、正式なアルバムとしてはお互いのソロも含めて1枚もありませんでした。今回、CDでのライヴアルバムという「時代遅れ」「時代外れ」な形での発売がされました。ミニアルバム2枚をアナログレコードのA面・B面に例えてみたり、80年代ディスコサウンドを再現してみたり、ギターの弾き語りで未発表新曲を披露してみたり…。今のChageさんのキーワードはこの「時代遅れ」の格好良さなのかもしれません。

 

また、今回のChageさんは昨年、一昨年のツアーと比較して声の調子が非常にいいんです。「天ハン」ツアーの映像や音声でのChageさんは少しツアー疲れか風邪気味かが感じられる歌声でした。CDに収められていない最後の「遠景」を聞いた方ならおわかりだと思いますが最後までとにかくよく声が前に出ていました。この国宝級の喉を大切にしてもらって、今後もいいライヴをお願いしたものです。

 

ASKAさんの話題で少々心が疲れてしまっているチャゲアスファンのみなさん。

ASKAさん寄りのチャゲアスファンでChappy=ファンクラブequal会員ではないみなさん。

今こそこのライヴアルバムを聴くべきです。

音楽の素晴らしさ、初期衝動を味わうことができます。

自分がなぜChageさんを、チャゲアスを愛しているのかを再確認できます。

 

世間がASKAさんで騒いでいる今だからこそ!

Chageさんの「音楽」に注目する人が1人でも増えてくれたらこの記事を書いた意味があるというものです。

Chageさんは変わらずに変わりながら音楽を奏でています。

もうすぐASKAさんも帰ってきてくれるでしょう。

ふたりの音楽をただの音楽として楽しむ日々はかならずやって来ます!

 

音楽はただの音楽でなければならないはずです。

色眼鏡を外して無邪気に音を楽しむ。

だから、今は新たに届けられたこの音源を楽しみましょう。

またまたたくさんのアクセスがあるようです。

前回は恐怖を感じもしましたが、今回は前回とは違う思いです。

素直にありがとうございます。

 

文章は読む人がいて初めて意味をもつもの。

音楽は聞く人がいて初めて存在するもの。

 

たくさんの人が読んでくださっています。

なるべく冷静に、客観的にかつ、主観も忘れずに。

なるべく傷つく人がいないように。

そんな思いを忘れずに書いています。書いてはBackSpaceを繰り返し繰り返し…

あ、この表現はこういう考えの人を揶揄した表現になっちゃってるな、とか。

いろいろ考えて書いています。

だから、たくさんの人が読むことは喜ぶべきことなのです。

自己顕示欲というものもないとは言い切れませんが、そんなものよりも自分の立ち位置確認のい意識が強い感じです。

たくさんの人に読んでもらい、コメントをもらい、いいね! を押してもらうことで立ち位置を確認しているのです。

読んでいる人も他者の考えを読むことで立ち位置確認をするのでしょう。

 

さて、なんでこんな自分語りをするのか?

私が仕事をしている間にもASKAさんはブログを更新されています。

私がASKAさんのブログを手放しに喜ぶことができないでいることはこれまでも書いてきたとおりです。

その考えは今後も変わらないでしょうし、今のブログの内容も個人的にはやめてほしいです。

警察・検察を完全に敵に回し、今後は特A級のマークがつくでしょう。それこそ盗撮・盗聴をしてでも違法行為があれば逮捕・立件を目指すほどの。

もちろん違法行為がなければいいだけの話なんですが…

語りたいのでしょうが… 語らざるを得ないのでしょうが…

 

そう考えて思いました。

文章は読む人がいて初めて意味を持ちます。

音楽は聞く人がいて初めて存在します。

 

正式に事務所に所属せず(できず)にいるASKAさんには自ら発信するしか自らの存在を証明する方法がありません。

私がブログを書くのと同じなのでしょう。

 

読む人が読みたければ読む。

読みたくなかったり、興味がなかったりすれば読まない。

しかも、ブログは書籍と違って金儲けを伴いません。

私はASKAさんにブログを書いてほしくありません。

しかし、ASKAさんがブログを書きたいならば書くべきです。

これは矛盾していないと気づきました。

 

 

コメントなどをくださったみなさま。

失礼かとは思いながら基本姿勢としてコメント返しをしておりません。

質問もいただいております。

今でもアルバムが楽しみか? という言葉は響きました。

正直に書きます。

逮捕以前から「楽しみ」ではありません。

「怖い」が一番近い気持ちです。

当初は「Be Free」が収録されているらしいことがその気持ちの大きな部分を占めていました。

でも、それだけではない気もします。

逮捕で気持ちが疲れてしまった、という気持ちにも共感しています。

無邪気に待つことはもはやできません。

楽しむというよりは好奇心を満たすという感情でしょうか?

Chageさんの新作をまだかまだかとカウントダウンする気持ちとは全く別物になってしまっています。

そんないろんな感情が詰まった「待つ」だとご理解ください。

自分自身が無邪気に音楽として楽しめるようになるのを待っているとも言えるのです。

 

 

自宅には帰っていなさそうなASKAさん。

ネットばかり見ていなかったらいいのですが…

いい音楽を聴いて、いい本を読んで、気持ちを落ち着かせてから身近な人といろいろな話をしてほしいです。

自分の話を聞いてくれる人だけではなく。

自分の興味関心分野に当てはまる本を読むだけではなく、娯楽も含めた本を読んでほしいです。

チャゲアスファンの万城目学さんなんてどうですか? ASKAさん。

まさかこんなブログを読んではいないでしょうが…

 

ああ。

こんなぐちゃぐちゃな気持ちのまま毎日の仕事を笑顔でこなす人が日本全国にいっぱいいるんでしょうね。

みなさん。がんばりましょう。

 

 

お前の傷の深さを知っていたよ

1/2の痛み 感じ合ってたつもりさ

 

感じ合ってたのかなぁ。

けれど空は青、か。

今日は曇りでしたが…

 

 

追記。

12月25日のChageさんの大阪のディナーショーに参加します。

ひとり参加です。

自分からは話しかけない人見知りですので、機会あれば話したいというお方はなんとかして見つけてくださいm(__)m 

ディナーショー参加のみなさま。

一緒に無邪気に楽しみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、ASKAさんの不起訴の報道がありました。

 

とりあえずホッとしております。

しかし、報道されている不起訴の理由の内容を聞くとモヤモヤします。

言葉は悪いですがどっちにしてもはっきりしてほしかった。

でも社会というものは、人間というものはそんなにわかりやすくはできていないんですね。

「間違いでした、ごめんなさい。」ってなことにはならないとは思っていましたが、想像の斜め上を行く不起訴理由でした。モヤモヤの理由はまさにそこなんですが…

 

まずは不起訴で釈放となったわけです。止まっていたアルバムや書籍の発売に向けての動きも再び動き出すでしょう。

最悪、数年間は塀の中にいることを覚悟していたわけですからよかったと素直に思います。

 

 

嫌疑不十分で不起訴とのこと。

確かに謎ばかり残ります。

 

11月25日に任意で尿検査。その後の鑑定で覚せい剤反応が出たという報道。

11月28日逮捕されるという報道。ブログでの反論。テレビの番組への反応。異例の報道を経て、逮捕。ASKAさんは否認。「事実に反する」「当初は弁護士が来るまで一切話さない」という供述内容が報道されていました。

その後、自宅やホテルが捜査。テレビ報道は加熱する一方で、明らかに行き過ぎた報道姿勢が逆に問題視されました。

12月19日。不起訴で釈放。任意提出された尿が本人のものと立証できないという理由。逮捕後の供述で提出したものは尿ではなくあらかじめ用意したお茶だったとのこと。少量だったため検体は残っておらず、再検証が不可能であるとのこと。

 

う~ん。モヤモヤモヤモヤ。

 

正直な感想を申しますと「勝ったのは弁護士」だけかな、と。

 

①尿検査の結果は陽性。

②提出されたのは尿ではなくお茶と供述。

③提出された尿が本人のものと立証不可能。

この報道が本当ならば何が事実なのか。矛盾しない事実って何?

 

謎 なぜ尿検査にお茶を提出? 

警察の捜査への不信感からの反発。仮にこう考えます。

ブログで100%ありません、と書いていたことともつながります。

ならばなぜに覚せい剤の陽性反応?

警察が証拠捏造したとしか結論が出なくなってしまいます。

警察など信じていないという人も数多くいらっしゃるでしょうが、さすがにそれはないでしょう。

それをやってしまうと警察も終わってしまうことはよくわかっているはず。

鑑定に誤りがあったとは発表されていません。

これだけ注目されている事件で捏造がわかれば大変なことになることは警察自身がいちばんわかっています。

誤りも捏造もないのならば陽性反応は何が理由なのか?

 

ならば、お茶ではなく尿だったが弁護士の指示でお茶と言った。こう考えることも可能です。

でもそれはASKAさんが嘘をついているということになる。

そう考えている自分も心の中に残っていることは隠せません。

隠せませんと書いている自分が辛くなります。

 

ファンとしての欲目を捨てて客観的に状況を判断するとなかなかすっきり行かないというのが正直な感想です。

 

もちろん、報道被害やプライバシーや著作権侵害の問題は全く別です。

そこはきちんと訴えるべきことは訴えるべきだと思います。

薬物の問題と報道被害の問題がごっちゃになってはいけないでしょう。

各報道機関は謝るべきだと思いますし、検証もすべきです。

推定無罪の原則はまったく見られませんでしたから。

 

 

ASKAさんが早速ブログを更新していました。

無罪

と書いています。

 

「無実」と書いてほしかったな。

 

私のうがちすぎならいいんですがその言葉の選択の違いが気になります。

 

 

通院は続けてほしいです。

自分は病気ではない。

後遺症はない。こんなことは珍しいことだ、なんてブログで公言しないでください。

ブログを読むことに喜びを感じる人と同じくらいの人が戸惑いや不安を感じていることも想像してください。

できればブログはやめてほしいと個人的には思っています。

書籍の発行についてはすべきだと思います。ASKAさんの心の安定につながるのならば。

私は読みたくはないですが。

アルバムは待ちます。

 

 

逆に考えれば。

これで確実にクスリからは完全に離れられるかな。

怪しい行動をとっただけで実刑寸前になったわけですから。

 

 

とりあえず笑っとけ。

ですね。

 

不起訴だ! やったぞ!

って素直になるべきなのかな。

 

う~ん。

信じる信じないの2択ではなく、客観的事実をありのままに見極めたい

なんてちょっと前に書いた気がします。

もっとわかりやすい結論になると思っていたしなぁ。

 

書き飽きたことばとなりつつありますが。

待ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のUPの日はものすごいアクセス数になりました。

数字に恐怖を感じたほどです。

 

ASKAさんの逮捕に関するテレビ報道はひどいとしか言いようがありません。

「ASKAさんはやってない、シロだ」という全面的にASKAさんを擁護する立場からの意見ではありません。

報道の自由という免罪符を掲げてのやりたい放題。

公共性という言葉を曲解しての視聴率最優先の恣意的解釈。

それぞれの個人は組織に求められるものを良心との葛藤の中で作っていると信じたいです。

 

さて、前回「2016.11.28」のUPの後、テレビ局のスタッフを名乗る方からコメントをもらいました。

TBS「アッコにおまかせ!」のスタッフとのことで番組で使用したいのでファンの声を聞きたいということでした。

連絡先として書かれていたのがフリーアドレスでしたので、本当かどうか怪しく思いました。そこで私もフリーアドレスを取得してそこから連絡を試みました。

すると局のアドレスで再び連絡があり、質問に対しての返信をしました。ただし、本名や電話番号は知らせず「てるれのん」としての返信です。

結局、番組内では使わないという丁寧な返信が放送前にありました。

 

今日、番組を見ました。どんな風に使われるはずだったんだろうと思いまして。

結論としては使われなくて良かったです。

2人のファンの意見が紹介されていました。

どうしても、言葉は切り取られます。必要なき強調もされます。

意図とは違うように切り取られたんではないでしょうか。

放送で紹介されたファンサイトをやっているという方も。

 

さて、私はどんな意見を送ったのか?

もらったメールを載せるとどこかの芸能レポーターと同じになっちゃいますので…

私が送った返信の中で私が打ち込んだもののみを引用します。

質問についてはこちらで内容を要約して書きました。

スタッフさんのことばは一切引用しておりません。

 

―――ここから私が送ったメールの返信です―――

 

ご質問の件につきましてお返事いたします。

 
ただし、長年のファンとして大きなショックを受けています。
マスコミの報道姿勢にも正直なところ不信感を抱いています。
タクシーの映像はいわずもがなですが、他局ではありますが、デモ音源を無許可で放送する行為などジャーナリズムとはなんなんだろうと無力感すら抱いています。
何を、どうして伝えるのか? という基本姿勢が今回の報道では問われていると感じています。
事件のショックに加えて、報道の在り方そのものに、多くのファンが精神的に追い詰められていることをご承知おきください。
 
(ASKAさんの逮捕についての率直な感想)
前回の逮捕はCHAGE and ASKA活動再開予告~病気による活動休止~週刊誌の薬物疑惑~活動自粛~ファンクラブからの楽曲CD配布~玉置浩二さんのライブ飛び入り出演~逮捕、という激しい浮き沈み。今回も1月の長文ブログ騒動~入院~ブログ再開~新作の発売予告、とASKAさんの活動再開が現実味を見せた矢先の出来事。タイミング的にはどちらも前向きになった矢先の出来事ですので、こんな逆風が吹き続ける状況の中でも活動を追いかけてきたファンにはとてつもなく大きな衝撃です。
しかし、今回はASKAさんの最近のブログ内容から一抹の不安を感じていました。薬物依存症や後遺症が自分には一切ないと強調されていることとブログ更新頻度などからインターネットへの依存もかなりのものがあると感じていたからです。 ASKAさんの無実を信じているファンもいらっしゃいますが、私は「信じる」「信じない」に2択ではなく、「わからない」ので今後明らかになる冷静に事実を受け入れたいと思っています。ファンをやめるとか、嫌いになるとかいう感覚ではありません。もう自分の一部のようなものですので、意識や記憶からASKAさんの歌や言葉を消すことはできないからです。
盗聴・盗撮に関しては「ASKAさんにとっては事実である」としか言えません。客観的事実だと信じることもできませんが、すべては妄想であると言うこともしません。
とにかく周囲の声を聞き入れて医療的サポートを受けてほしいです。
 
(今回の逮捕で個人的に何か影響があったか)
リアルな生活では、私がチャゲアスのファンであることは周囲によく知られていますので、本当にたくさんの人から優しく声をかけてもらっています。
ヴァーチャルなインターネット空間では趣味で書いているチャゲアスのファンブログへの訪問数が平常時の10倍以上になりました。注目されているというよりは、私と同じように不安を感じた方が気持ちを落ち着けるために検索をかけて探し出したのではないでしょうか? 見る人が多いからこそ、客観的な視点を忘れずに主観を述べようと思っています。

(どの程度のチャゲアスのファンか)
デビュー以来のC&A、ASKAソロ、CHAGEソロのCD・ビデオ(VHS・DVD・ブルーレイなど)はすべて持っています。アルバムは何度かリマスターされて再発されましたので、そのたびにCDは買っています。音質が大きく変わるので同じ作品でもたくさんの再発見があります。イギリスやシンガポールで発売されたCDも現地で購入しています。海外盤のみで聞けるMIXもあるので興味深いです。
初期のアナログのLP・EPレコードもほとんどそろえています。(今はレコードを聞くための機械が家にないですが)
ライブはお互いのソロやイベントを含めれば100回くらいは行っているのではないでしょうか? 私は関西在住ですが、東京などで行われるイベント的なライブにも数多く参加しています。年末に開催されるChageさんのディナーショーにも参加します。
現在は休止中のファンクラブにももちろん入っていました。 現在はChageさんのファンクラブに移行しています。
 
ファンになったのは31年前の中学生の時です。お二人にあこがれて高校入学後フォークソング部に入りギターを始めました。その後、曲作りもするようになり小さなライブハウスでライブ活動を行ったり、繁華街でのストリートミュージシャン活動もしました。チャゲアスへのあこがれが自分の音楽活動のきっかけですし、今もYouTubeでチャゲアスのカバー音源を公表するなどしています。
 
趣味でチャゲアスの作品の魅力を分析するブログを開設しています。音楽理論的な面からメロディーやコード進行を分析したり、歌詞の解釈を試みたりというマニアックなブログですが、幸いなことに多くのファンの方に楽しんでもらって いるようです。前回の事件後も少しずつではありますが記事を更新しています。
 
――― メールの引用はここまでです ――――
 
こんな意見をテレビ局のスタッフさんには送りました。
まあ、番組には使いにくい意見だろうなぁと思いながら。
最初にお断りとして報道姿勢への批判まで入れちゃいましたから。
 
 
ここからは個人的な意見です。
何かの陰謀にASKAさんがハメられたというのは可能性としてゼロではないです。しかし、だからと言ってASKAさんがクスリをやっていない証拠にはならないでしょう。ゼロではないということです。あくまでも。
客観的に見て尿検査で陽性が出たというのは重い事実です。
前回の逮捕の時に、お付き合いをしていた女性が最後まで無実を訴えていましたが結果は有罪判決でした。その彼女の無実を信じる人はそれほど多くはいないでしょう。でも今回のASKAさんについては無実だと信じる… やっぱり感情論になってしまうのです。
 
サプリを飲んだと言っていた。海外のサプリに覚せい剤と同じ成分が含まれるものがあるらしい。だから、その成分が出たんだ。
もし、万が一。万が一。そうだとしても。なぜそんな怪しいサプリに手を出すのか? 
薬物で逮捕され、そのきっかけが睡眠薬であったと公判でも語っているASKAさん。
それなのにまた睡眠薬を使用している。それに加えてそんな怪しいサプリメントを服用しているのだとすれば…
陽性反応=サプリ説は逆にASKAさんの薬物依存を立証してしまいかねません。
 
ご本人がブログで「(薬物依存症の)治療はしていない」と語っていたことは重い事実です。
自分には後遺症がありませんと断言されていました。
私がブログを読むのがつらくて距離を取った最大の理由です。
ダルクで治療をする人の希望にならねばならないとも語っていました。
正直に書きます。
ふざけんな、と思いました。
行けと言われているから病院に行ってます。僕は薬物依存症ではありません。
そんなことを本当であったとしても言う人が薬物依存症の人の希望になるはずないじゃないですか。
そんな簡単な論理にも気づかないのかとびっくりしました。
 
 
「友人」に盛られたのかもしれません。
泳がされていた時間に証拠隠滅をしたのかもしれません。
集団ストーカーの証拠をつきとめたので陰謀にはまったのかもしれません。
ただ自己保身のために嘘をつき続けているのかもしれません。
警察が検査のミスを隠蔽しているのかもしれません。
 
どれもこれも「しれません」です。
 
事実が明らかにされることを望みます。
そこが再出発のスタート地点だと思います。
 
まだ私は夢の斜面見上げて行けそうな気がしています。
いろんなこと言われるたびにやっぱり弱くなりますけど。
少しばかりの寂しさも生きる理由ですからね。
心の鍵を壊されても失くせないものがある限り。
 
いろいろと、いろいろ考えながら、待ちますか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

はじまりの日になるのだろうか。

この数か月。最悪の妄想はしたくもないのに脳内で繰り返してきた。
そして、今日。そんな妄想をはるかに上回る事実が報道されている。

ASKAさんのことはなんでも信じるなんて一度も思ったことはない。
彼の死生観は受け入れられなかった。
「心に花の咲く方へ」には共感できなかった。
生まれ変わりを信じなければあの歌には感動できない。
私は違う! と思った。
人生は円じゃないと思ったんだ。線だ。線だからこその人生だ、と。
でもそんな人のつながりを信じるASKAさんは好きだ。

 

…これはASKAさんが前に逮捕された2014.5.17に私がこのブログにUPした内容です。

2年以上も経って同じ思いに心を乱されることに虚しさを覚えます。

私がASKAさんのブログの記述に違和感を覚え、距離をとってきたことはこれまでも書いてきました。

悲しいかな、こんな形でその違和感が形而下に現れてくるとは。

 

以前のエントリーにも書いたように私はASKAさんが何らかの精神的な病を患っていると感じています。

クスリが病を引き起こしたのか、病がクスリを呼び起こしたのか。

それはわかりません。

でも何らかの病を患っているのではないかという思いに変わりはありませんでした。

ブログで「妄想はない」ということを書いていても、その思いが変わったことはありません。

精神的な病があったとしてもその病と付き合いながら自己肯定観を構築して生活することは可能です。私の友人にもそうやって社会復帰している人がいます。

だから、そうやってASKAさんも医療的な支援も受けながら社会復帰してほしいと思っていました。

しかし、ASKAさんが書いていたというブログでは自分は病気ではないという自負が必要以上に強調されていました。その主張を裏付けるために自身の行動や医師の言葉の引用が書かれていることにも個人的に大きな不安を感じていました。

 

コメント欄がお花畑のようだと批判もされていましたよね。

でも、あれは妄信・狂信的なファンの言葉ばかりではないと感じていました。

いつかにどこかで書いたことですが再び書きます。

まだチャゲ&飛鳥を名乗っていた1981年のアルバム『熱風』に「嘘」という楽曲があります。ASKA曲ではなく、Chage曲です。作詞は松井五郎さん。

「拝啓 春の風に誘われて 枝には花が満ち

私の心も華やぐ季節 幸せにしています」

「嘘」というタイトルの所以はこの歌詞です。

あのブログのお花畑的なコメントの多くはこの歌と同じだと思っています。

複雑なファン心理です。ファン以外の人には伝わりにくいものです。

私みたいにひねくれてこんな文章を自分のブログにUPする人もいますし、ASKAさんのブログに前向きなコメントのみを書きこむ人もいたということです。

不安(ストレッサー)からのストレス反応としてブログにコメントしたり、楽曲を聞かないようにしたり、ブログやTwitterで思いをぶちまけたり…

ASKAさんならばそんなことにとっくに気づいていると思っていました。

1ヵ月限定と言っていた時の8.17の「ありがとう」という記事でしっかりと(私たちファンを含む)周囲の気持ちを汲んで謝罪も含めた内容を書いていたからです。

どうだったんだろう。

わかんなくなりました。

 

逮捕のニュースを待って、この文を書き始めました。

前回と同じように逮捕の容疑に関しての取り調べには否認をされているようです。

しかし、警察は以前からマークしていたのでしょう。

報道内容を見る限り、覚せい剤を使用せずに尿から覚せい剤の成分が出ることを科学的に立証するしかASKAさんは無罪を証明することはできません。

ご本人がどういう精神状態なのかは察しようがありません。

どんな供述をされるのか? その後の裁判でどのような結論となるか? なるべく、なるべく冷静に見守ります。

裁判で有罪になれば実刑判決でしょう。執行猶予中に同じ容疑での逮捕ですから。3年は刑務所でしょうね。

Chage and Askaの復活については「待ちます宣言」した通りです。

10年ではなく20年、否、私が死ぬまででいいや。

もう待つしかないので。

もう待つしか。

信じることはしません。

待つだけです。

 

このブログは今までどおり続けます。

「音」に罪はありません。「音」の魅力を語り続けます。

 

2014.5.17にはこんなことも書きました。

そのまま引用します。


なぜうそをついたんだろう。
何を守るためのうそだったんだろう。
逮捕されてもうそをついているんだろうか。
わからない。

ことばの力を信じてきたからこその無力感。
法律違反よりもそこが私を苦しめる。

なぜだ。

ファン同士で罵倒しあうのはやめよう。
ファン以外の人から罵倒されても無視しよう。
どうせ彼らは新しく罵倒する対象が現れればそちらに興味が移るんだから。
しょせんは群れだ。
私たち、いや、私にはChageさんがいる。
そしてChageさんには私たちがいるんだ。

明日以降ファンミーティングに参加するみなさん。
Chageさんを支えて!
みなさんの笑顔で、泣き顔で。
私にはChageさんがいる。

あの活動休止のニュースの日のように。
10年待つ覚悟を持つ。

にしても
嫌いになれたらどんなに楽だろうか?
ネットで悪口を書き散らす無名さんにされたらどんなに楽だろうか?

わからないからこそ
どうしたらいいかわからないからこそ

私はこのブログを今まで通り続ける。
わかったふりをしてチャゲアス評論ぶってたけど、結局なんにもわかってなかった。
だからこそ、この矛盾だらけの世界で、チャゲアスを語って、聞き続けたい。

 

 

長文にお付き合いありがとうございました。

これを書いて私も随分落ち着きました。

 

Chageさんのディナーショーとファンミーティングを楽しみに「待ちます」。

いろいろ思うことはあります。

Chageさんは精力的に活動されています。
ASKAさんも地道に再活動のきかっけをつかもうと努力されています。

ふたりの進む道のどこかに交わるところがあればうれしいですが、それを無理強いはしたくありません。
複雑なファン心理といえばそれまでですね。

 

ASKAさんのアルバム制作についてご本人のブログで報告されています。
ただマスコミ不信は相当のもののようです。ご自身がファンにとっての情報発信限になろうという心持だと推測していますが、言わなくてもいいことまで書く状況は変わっていないところもあり…
やっぱりブログを読むと心かき乱されるので私はあまり見に行ってません。

 

以前、『インタビュー』を出版したようにやはり『700番』に出版を考えていらっしゃるのでしょう。
それはASKAさんの存在証明のようなものでしょうから仕方がないかというのが感想です。
ASKAさんの発言や行動に心かき乱され、Chageさんに癒される日々は今後も続くのかな…
そんな客観的っぽいこと言いながら文芸春秋社の本はもう一生買わないと決めていますし、あの記者と街中で出会ったら唾を吐きかけてやろうと決めてますけどね。自己矛盾だな~。

 

私はやっぱり歌のファンなんです。どこまでいっても。
だから新作は楽しみにしています。いろいろ不安も多いですが。
一番の不安は「Be Free」を録音したということ。
私が受け取っている意味とは全然違う歌なのか? それともただの鈍感なのか? 嘘も真実もすべてわかった上での人生の「記録」という意味なのか?
私はこの歌をあの事件から1度も聞いていません。ただし、WALKMANから消去はできないでいます。
悩ませますね。でも、楽しみなんですよ。
新しいASKAさんの歌に飢えているんですよ。
どんな形になるのかまだ不明ですが確実に発売に向けて動いているようです。
待ちましょう。

 

Chageさんはライブアルバムを発売されます。
ビートルズのハリウッド・ボウルのライブ盤の影響でしょうね。
映像ではなく音声のみで勝負するという姿勢でしょうか。弾き語りの「遠景」をCDで記録したいという意味もあろうかと思います。

 

2年前の暗黒の中の苦しみを考えれば新作についてあーだこーだ言える環境であることに文句は言えません。

 

いろいろ待ちます。

 

Chageソロ・アルバム6th『Another Love Song
2016.8.10発売 オリコン最高13位

 

前作『hurray!』より11カ月ぶりとなるミニアルバム『Another Love Song』です。ここにきてリリースが1年も空かない精力的な活動ぶりが嬉しいですね。
ジャケット写真は天然色全開の『hurray!』とは打って変わってモノラルの渋いデザインです。発売後にChageさんが話していた『hurray!』とセットでアナログLPのA面とB面を意識したということがジャケットからもわかります。

アルバムのプロデュースはChageさん本人によるもの。チャゲアスでは『NO DOUBT』でセルフ・プロデュースがありましたがソロでは初めてです。アルバム発表後のインタビューでも「Chageというアーティストを俯瞰で眺められた」ということばがありました。『hurray!』をA面とするならばB面のこのアルバムはどんな楽曲が必要なのか? ということを客観的に考えることが出来たのでしょう。そして、ヴォーカリストのChageに歌わせたい歌はどんな歌かということを考え、作詞・作曲者であるChageに楽曲を作らせた、ということなんだと思います。
では、1曲ずつ分析します。

 

1曲目は「もうひとつのLOVE SONG」。先行配信もされたアルバムの顔となる楽曲です。作詞・作曲ともにChageさん。アレンジが… Chageさんがよく語るように80年代風のキラキラしたディスコサウンド。明らかにジェフ・リンのサウンドですね。ビートルズの音像を80年代のシンセサイザーで生まれ変わらせて一世を風靡したELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)のリーダーです。現在、イギリスではELOのリバイバルブームが起きているそうですね。
37年間ラブソングばかり歌ってきたと語っていましたが、まさにこの楽曲は私たちへのラブソングです。
どこにも行かない 君のそばにいるから」と代々木第1体育館での伝説の(笑)MCを思い起こさせるフレーズ。
伝えたいのは手のひらのぬくもり」とファンミーティングの握手会を思い出せるフレーズ。
そして涙なしには聴けない「涙の真実(いみ)さえも 過去は未来の名前を呼ぶ」というフレーズ。
名曲誕生! という派手なオープニングです。

 

そして2曲目に「夏の終わり(2016)」。1987年のチャゲアスのアルバム『Mr.ASIA』のラストを飾ったバラードの名曲のセルフカバーです。1998年の初のソロコンサート『上海之行演唱会』と『“大いに唄う”in 武道館』でも本編最後の楽曲として歌われたほか、2004年8月のチャゲアス25周年イベントの『熱風コンサート』でも披露されました。披露されるたびにベースラインを変えて分数コードにするなどコード進行がおしゃれに変化していきました。今回のアレンジではキーを大きく下げ、コード進行も複雑になりジャズっぽく歌われています。

オリジナルの別れたばかりの夏の別れを歌い上げるような歌唱も素晴らしいですが、今回の2016版は年月が経ってから若いころの夏の別れを振り返るようなイメージです。

 

迷い猫のシャッフル」はChageさんが作曲、作詞は松井五郎さんです。マイナー調のシャッフルのリズムの楽曲。
みなさん! この歌を聞いてあの歌を思い出しませんでしたか? 1991年の『TREE』に収録された「CAT WALK」です。当時のチャゲアスブームの中、初心者のファンにとっては踏み絵のような存在だった楽曲です(笑)。アレンジの滝本成吾さんは『hurray!』にも参加した根っからのチャゲアスマニアのミュージシャンです。アルバムに必ず入っていたChageさんのマイナー楽曲。決して人気曲というわけではなかったのですが(失礼!)、それがなきゃチャゲアスじゃない感じ。その感じを思い起こさせる絶妙なアレンジです。そしてChageさんのねっちっこい歌い方も「あの感じ」です。作詞の松井五郎さんも「あの感じ」がわかった上で「猫」をテーマにしたはずです。まさにすべてが「CAT WALK」をリスペクトした内容になっています。

 

そして、ノーベル文学賞で大騒ぎのボブ・ディランの「Make You Feel My Love」のカバーです。原曲はボブ・ディランが1997年に発表した『Time Out of Mind』に収録された楽曲です。このアルバムはディランにとって久しぶりに全米TOP10に入ったアルバムで再評価のきかっけになりました。「Make You Feel My Love」はビリージョエルが「To Make Feel My Love」としてカバーしシングル発売もされました。そして、2008年にはイギリスの女性シンガーのAdele(アデル)がカバーし大ヒットしました。今回のChageさんのカバーはこのアデルVersionのアレンジに近いです。
日本語詞は松井五郎さんです。英語に比べてことばの数に制限が生まれてしまう日本語カバーです。換骨奪胎ともいうべき日本語詞になっています。それにしても、本当にシンプルかつ深い心に刺さってくるラブソングです。Chageさんの歌唱もディランのメロディーラインを崩さず、詞をかみしめるように歌われています。
ノーベル賞絡みでこのカバーも注目されるのではないでしょうか?

 

5曲目は「NとLの野球帽(2016)」。チャゲアスの1996年のシングル「river」のカップリング曲として初めて世に出て以来、ライブのクライマックスの定番曲として数限りなく歌われてきた楽曲のセルフカバーです。
アレンジは渡辺等さん。演奏時間はなんと8分45秒。Chageさんの楽曲ではおそらく歴代最長でしょう。オリジナルのパワーロックとは少し印象が異なる前作の「equal」のようなプログレ風のアレンジです。
あるインタビューではこんな言葉がありました。「以前は子供の頃の想い出とあの時の今を照らし合わせて魂を込めて歌っていたんですね。だけど、あれから20年経って今回は“親父”になっている自分と照らし合わせながら魂を込めてヴォーカルを入れた。しかも前回のオリジナルの歌録りよりもスゥ〜と歌っている。」
聞けば聞くほどこの思いが伝わってきます。オリジナルでは親父を見上げる子どもの視線でしたが、子どもを見つめる親父の視線が加わった感じです。サビの最後のメロディーラインが上がらないのに最初は違和感があったんですが、聞きこんでいく中でそれをまったく感じなくなりました。その思いがこの新しいメロディーラインに込められているからでしょう。

 

アンコールのような雰囲気で流れてくるのが「空飛ぶ電車とPancake」です。
Chageさんは作詞のみ、作曲は多田慎也さん。シンガーソングライターとしても作曲者としても活躍されていて、有名どころではAKB48の「ポニーテールとシュシュ」を作曲しています。
こちらもオリジナルよりも1音キーを下げて語るような歌い方に変えたようです。
詞はChageさんのお子様にたいしての思いが込められたものでしょう。いい歌です。


以上、6曲。B面終了という感じです。

未来のChageさんにつながる重要な作品になる予感があります。ここ数年、Chageさんが思いも寄らぬかたちで巻き込まれた台風のような困難な状況を乗り越えたからこそたどり着いた現在形の歌。
その台風を発生させた相棒も2016年の秋の現在、新しい作品を生み出しているようです。
おふたりの新しい作品が我が家のCDラックに再び並んで置かれる日が近づいている、そんな予感もあります。

個人的な思いとしてはChage and Aska名義の楽曲はもう少し先でいいから今のChageさんのソロの楽曲をもっと聞いてみたいです。

さて、次の新曲リリースはライブで披露された「遠景」になるのかな? どんな形であれ「次」が楽しみな「現在」に感謝です。

このブログへのたくさんのご訪問とたくさんのコメントありがとうございます。
ひとつひとつ返信すべきなんでしょうけど、していません。ごめんなさい。
多くの方が私と同じように様々な思いを抱えていらっしゃることがよくわかります。
誤読なきようおねがいします。
「私と同じ思い」ではなく「私と同じように様々な思い」です。
ひとそれぞれ受け取り方は違います。

私はASKAさんの意見表明は否定しません。
しかし、誰だかわからない形で表明されたことに違和感を覚えているのです。
テレビの取材でそれが明らかになったとしても、です。

ただし。
「嘘です」
というジョークは不快でした。
改めて気づいたのはASKAさんに会報で嘘をつかれていたことが自分の傷だったということです。
身の潔白を訴えていたあれは何だったのか? 
「Be Free」って歌は何だったのか?
あれから時間が流れて、その傷は癒えてかさぶたのようになっていたのです。
そのかさぶたを「嘘です」の一言ではがされてしまいました。

家族への思いはよくわかりましたし、彼が復帰を焦るわけもわかったような気がしました。
でも、「嘘です」は許せませんでした。

どなたかのコメントにもありますし、私もよく書いていることです。
私はソングライターであり歌手であるASKAさんを愛しているファンです。
宮崎重明さんがどんな信条をもっておられても一向にかまいません。
心を揺さぶられる歌さえそこにあればいいのです。

みなさんへのコメントへのお返事になっているかはよくわからないのですが。
読んでくださったみなさん。
ありがとうございました。

昨日の日曜日。
ひとりでドライブしました。
チャゲアスの『PRIDE』『RED HILL』なんかを聞いていました。(あとは最近のChageソロです)
そこに収められた歌を超えるようないい歌を書いてほしいと思います。
待っていますよ。歌手のASKAさんが復帰されるのを!

盗聴・盗撮についてはもう思う存分調べて対応してください!
どっちに転んでもご本人が納得できればそれでいいと思います。


最後に。
ASKAさんのブログのコメントの多くは妄信的、盲目的なファンによるもの… と思いがちですが、そう単純ではないと思います。

『熱風』に収録された歌にこんなフレーズがあります。
「拝啓春の風に誘われて枝には花が満ち
 私の心も華やぐ季節幸せにしています。」
松井五郎さんが書いたものですが。
前向きに見えますが心の葛藤を隠しているんですね。
「嘘」というタイトルを付けた五郎さんのセンスには脱帽です。

このフレーズと同じような気持ちで書かれている方も多いんではないでしょうかと思っています。
私は葛藤をここやTwitterで表明しているだけで、たいして変わりはないのかもしれません。

ま、そんなことよりもChageさんのNewアルバムのことに思いを寄せましょうよ。
みなさん!

楽しみです!