(1)日韓語は事象よりも 感情を伝えるのが得意な言葉
日本語と韓国語は 文末を変化させることで 微妙な気持ちや感情の濃淡を伝えることができるという特徴を共有しています。
たとえば「ありがとう」という感謝の表明にしても 英語が相手を選ばず (付け加える副詞を多少変えることはあっても)主文はほぼ Thank you で済ますのに対し、日韓語は相手によって表現を変えなくてはなりません。
また 英語がイントネーションによる付加量を考慮しなければ ほぼ感情が1量である仮定とすると、日韓語は 語尾が変えられるおかげで 四捨五入して1量になる幅、つまり0.5~1.4量の感情量が表現できる言語だといえる気がします
고마워 コマウォ ありがと~ Thanks.
고맙다!コマッタ ありがたい ! Thanks.
고맙네 コマンネ ありがとね、ありがとさん Thanks.
고마워요 コマウォヨ ありがとう、ありがたいです Thank you.
고맙습니다 コマッスムニダ ありがとうございます
ありがとうございました Thank you very much.
いつも思うのですが 文学作品の翻訳はどこまで正確に著者の真意を反映しているのか はなはだ疑問です。なので、ノーベル文学賞は、著者の意図を代弁した翻訳者にも授与されるべきではないでしょうかねぇ
(2)日韓語は、接続表現の考え方も同じ
次の日本語、韓国語、英語をご覧ください。
① 狭いながらも楽しい我が家
좁으면서 즐거운 우리 집
my small but happy home
② コーヒーを飲みながら勉強しています
커피 마시면서 공부하고 있어요.
I/He/She/They am/is/are studying while drinking some coffee.
①は同時逆接状況、②は同時進行の状況です。
日韓語は異なる2つの状況に共に同じ表現で対応できています。
そして共にそれが誰のことなのか 明らかな場合や、特定する必要がない場合は、多くは主語が示されません。
英語は当然ながら butとwhileの入れ替えはできませんし、通常は 主語つき文です。
本当に共通項が多い言語だと思われませんか?
(このサイトは表を認識しないようで見づらくなっていること、お許しください)
次回は活用について。