粟津稲生神社と一畑電車

 

 

 松江しんじ湖温泉駅から一畑電車で出雲市方面に向かいます。乗車した列車は「急行」。ただし、7000系の単行です。急行と言っても雲州平田まではほとんどの駅に停車します。

 

元京王の車両もいました。

 

7000系は先ほど通ったJR西日本・後藤工場にある後藤工業製。地産地消ですね。

 

ベースがJR四国の単行電車だったためか、車両中央部のドアがあるべきところに謎の空間。自転車置き場として活用されているようです。島根県のキャラクター「しまねっこ」が鎮座されてました。

 

一畑電車で好ましいのは、昔ながらの華奢な架線中が現役なこと。架線柱的には西の横綱と思います。東の横綱は秩父鉄道。

 

 

一畑口で方向転換。昔はここから一畑薬師方面に線路が伸びていた名残だそうです。

 

雲州平田は車庫のある拠点駅。元京王の車両が数多く止まってました。車庫も素敵な外観。

 

この辺りは強い西風を防ぐ築地松が家屋西側に施されている家が多いです。赤い石州瓦との組み合わせでいいアクセントです。

 

川跡で出雲大社方面の支線に乗り換え。こちらも7000系でした。

 

高浜駅手前で不思議なものを見つけたので下車して見に行きました。

 

なんと、昔の一畑電車が保存されていました。どうも幼稚園に保存されているようなので、敷地の遠方から写真を撮ってみます。遠くから写真を撮ると、田んぼの中を走ってくるようにも見えます。後で調べたところ、デハ3と6だそうで、1両はデハニ風にオレンジに塗装されています。

 

保存車両の様子を見た後は、高浜駅西側にある有名な映えスポット、粟津稲生神社です。まずは参拝。神社境内から線路越しに鳥居を眺めます。

 

次に反対側から列車と絡めて。

若干逆光でしたが何とか撮れました。

 

高浜に接近する出雲大社前行列車とデハ君。

 

出雲大社前駅。こちらは本物のデハニ52と新旧そろい踏み。

 

出雲大社前駅の内部はステンドグラスが設置されています。夕陽に照らされてとてもきれい。外観も素敵です。

 

次に続く。