こんにちは! 弘記です。

今日も、みなさんの役に立つ話、面白い話をお送りします。


今日のテーマは

「 男性原理に染まった現代人が女性原理を叫ぶ 」

という話。


世の中、なんだかんだで男性原理で思考し
男性原理で教育し、男性原理で動いています。

男性という性質は

・立体思考

・上下のある思考

・決まった答えのある固定思考

そんなイメージでとらえてください。
要は現代人の普通の思考です。

男性女性関係なく、社会として
そういう思考をするような流れの中にいます。

それが近年、女性原理へ移行し始めている
と言われ続けていて、表面的には


その兆候がありますが

まだ表面に留まっているように感じるんです。


そう感じたきっかけは、占いの勉強のために
他の占い師さんの鑑定動画を見ていたときのことです。

同じ算命学の女性鑑定士さんが
陰陽の話をしていた時に

「陰陽だけでは割り切れない、中庸という考え方が必要」

という話をしていたんです。


これを聞いてぼくは・・・

「割り切ろうとしてしまうんだな。。」

と現代教育の弊害を感じたんです。


” 割り切る = はっきり区別する ”

という思考は男性原理なんです。


上下がなければ、割り切るとか明確な答えを出す
ということはできません。

横に並んでいるものは優劣がつけられない。


だから明確な違いや区別、割り切るという
思考は横並びの女性原理の中では存在しないんです。

 

そもそも、陰陽というのは

女性原理主体の理論なんです。
 

もちろん、陰陽論には男性原理の思考も入っては
いるんですが、ベースは女性原理なんです。

つまり、明確に物事を区別しないという思想が根底に
あった上で、便宜上、陰と陽に分ける=区別する
という男性原理を表面的には使う。

それが陰陽論の根底にある思想です。

 

陰陽には明確な答えがありません。

それが大前提です。常に答えは変化し
流動的で、一瞬先には答えが変わってしまう
 

という考え方が陰陽のベースであり、原理です。

 

ぼくが見た、女性鑑定士の方は

明確に分けられない「答え」を

 

中庸と言うところに求めたんですが

そもそも、陰陽論の中で中庸という概念は

それこそ、便宜上の言葉だけの存在で
実際には中庸という状態は存在しないんです。

 

中庸とは陰と陽の通過点でしかなくて
実際の、その中庸という点は存在しません。

しいていうなら中庸に近い
中庸付近はありますが、中庸付近は
必ず、陰か陽どちらかに属します。

陰陽における女性原理には当然、上下はなく

性質の違いがあるということで

 

その性質の違いも常に変化して
一定ではないということです。


横並びだからと言って

 

みんな同じではないのは分かると思います。

 

もし、みんなが同じで違いが
なければ、この世界は何もないのと同じです。

全てが全くの同じなら、明るいも暗いもなく
男性も、女性もなく、動物も植物もなく
すべてが一色で凹凸のない何もない世界です。

 

もし、そういった世界が平等で女性原理だというなら
この世界を無に還して、ブラックホールの中に


世界を投げ入れるしかありません。

ですが、そんなものが

女性原理ではないはずなんですよね。

 

かといって、中庸があるという思考は
明確に陰と陽と中庸という三つの存在があるという
男性原理的な思考なんです。


現代では女性ですら男性原理で動く世界。

女性は無意識のところでは女性原理で動くのに
意識の部分ではきっちり


男性思考になってしまっている。


そして、現代女性は女性の権利と称して
せっかく生まれ持った女性としての霊性の高さを
 

自ら落として男性的な思考に陥ってしまっているのが
とても、もったいないと思います。

(*女性、女性原理の方が男性原理より霊格が高いと言われます)

 

本来、霊格の高い人であれば、男性的な
上下関係や自己主張、社会的立場の強い弱い
という部分は、井の中の蛙の話として

他人事のように、子どもの戯言のように
遠くから眺めているモノなんです。

「たわいもないことで喧嘩してるな~」

くらいの気持ちで。


ですが、現代の「女性の権利」を

主張するような女性は
 

わざわざ、自分を女性と明確に定義した上で
女性を男性と同等にしろと言います。

つまり、わざわざ、男性原理になって相手の土俵で
上下関係を作った上で、自分たちは下だから
上にあげろと言っているんです。

 

もっと言うなら、「差別されている」
という主張をすることによって
 

自ら「男女差別」を明確にして作り出している
とも言えます。

差別されているという言葉を発すれば
その現象は強化されます。

これぞ、まさしく男性原理の男性的思考。


そして、この思考は学校教育によって
植え付けられています。

この男性原理的な思考を女性原理にシフト
させるには、男性原理的な方法では
うまくいかないんです。


つまり、権利の主張や言葉によって
差別を強調した上で変えろといっても


うまくいかないってことです。

そんなことをすれば、上下関係が
明確になってしまい、女性か男性の
どちらかが必ず上と下に分かれてしまいます。

女性が上になれば、男性が不満を言い
男性が上になれば、女性が不満を言うという


終わらない不毛な戦いの始まりです。


女性原理へのシフトは、女性原理によって
行わなければいけません。

ぼくは男性で基本が男性思考なので
なかなか感覚的に女性原理を理解できない
部分はありますが

陰陽の理論をベースに考えるなら

立場や能力、個性の違いはあれど
そこに上下はないと言った感覚でしょうか?

良くも悪くもそれぞれの人間を
そのまま受け入れると言った感じですね。

同じように自分自身もそのまま受け入れる。


自分がすべてをできるようになる必要はないし
他人と同じになる必要もない。

自分自身を理解し、自分の望みや好みを理解し
それに沿って生きたらよい。

 

社会的に認められる必要もなければ
他人に認められる必要もない。

他は単にその人を受け入れるだけで


認めるも認めないもない。

ただ、ありのままであって
それ以上でもそれ以下でもない。


例えば、ぼくの場合、若いころはリーダー役に
なるのが嫌で嫌で仕方なかったけれど


それとは反対に、周囲の人にはリーダーに
なってほしい的な目で見られていた。

昔のぼくは、思い切りそれに反発してた。


でも、もし、ありのままに受け入れられたなら
確かにリーダー的な雰囲気と資質をもっていたし
 

周りが求めるのだから、素直にリーダーを
していたらよかったなと思います。

 

別に、そこに特別な何かは本来存在しない。

ぼくはリーダーになることで周囲と壁が
できてしまうような氣がしてしかたなかった。

でも実際には、それは自分の思い込みであって
そんなことはないんだってことが今ならわかります。


結局、自分が周囲との壁を勝手に
作っていただけなんです。単なる思い込み。


基本的にすべての現実は自分の認識次第。

実際の現象は、自分の認識だけで
作られているわけではなく、この世界のすべての
人間や動植物の持つ意識や意図によって

作られているので、自分の意識だけですべてを
創り出そうとするのは無理があるんですが

少なからず自分の周囲の世界への認識は
自分次第なんですよね。


差別されていると思えば
差別されていることになるし

認められていると思えば、認められていることになる。


なんか、話が取り留めなくなってしまいましたが

最後にまとめると・・・・

女性原理へのシフトは、女性原理を理解し
女性原理を体現することによってなります。


この世界でもっとも重要なことの一つは

「 自分自身の在り方 」

なのだろうなと思います。


教育環境が男性原理であり続ける現代で
女性原理を理解し、女性原理を大切にする人が


たくさん出て来てくれたらよいなと思います。


今日も、陰陽の知恵を学んでいただき
ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。



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