こんにちは! 弘記です。

今日も、みなさんの役に立つ話、面白い話をお送りします。


今日のテーマは

「 日本昔話の真実! 桃太郎が鬼退治した理由 」

という話。

今日の話は算命学アラカルト的な話です。

運氣とか開運とかから少し離れますが

 

算命学の技法を使って新しく解釈しなおした

日本昔話、「桃太郎」の物語が真に語りたいこと

 

を読み解いていこうと思います。


誰もが知ってる桃太郎の鬼退治の話
昔話で、物語で、誰一人として、その真意や
お話自体に疑問を持つことなく

そのまま受け入れている事と思います。

ですが、算命学の干支の勉強をしていて
面白い事に氣付いたんですよ!

桃太郎という昔話にはちゃんと意味が
込められているのだと。

それは、正義、友情、勝利!みたいな
暑苦しくて感情的な教訓などではないんです。

ってか、友情とか言ったら違いますしね。
吉美団子で買収された動物たちがお供ですからw

そして、正義もちょっと疑問。

だって、鬼退治に行くとは言っても
特別、鬼たちが悪さをしていたという
話は桃太郎の話にあまり出て来ない。

わざわざ、桃太郎が鬼のいるところに
攻め入って鬼を倒していて
悪さをしている鬼を懲らしめているわけでも
自分たちが被害にあったわけでもない。

単純に鬼だから、鬼=悪として退治している。

他の日本昔話に出てきますが
心優しい鬼もいるんです。

唯一、この桃太郎に貫かれているのは
「勝利」といったところでしょうか。

物語の結果として、必ず勝つ。

この勝利がある意味ポイントになってきます。

干支の勉強をしていると十二支が出てきます。

これを円に並べて時計回りで1年を表すように
観る見方があるんですが

この十二支の中に桃太郎の仲間の
申(猿)(8月)、酉(雉)(9月)、戌(犬)(10月)
がいるんです。

この三つは季節にしたら秋、方角は西
五行にすると金にあたります。

 

 

じゃあ、もしかしたら桃太郎がどこかに
いるんじゃないか?と思って探したら・・・

いました!未(7月)です。

7月は干支の世界では実りの季節なんです。
そして、果物の桃はこのころ旬を迎えます。

実りを迎えて誕生した桃太郎が
それに続く、季節である

申(猿)(8月)、酉(雉)(9月)、戌(犬)(10月)

を従えて鬼退治に行く!

ちなみに、五行の金が持つ意味の一つは
攻撃本能です。

つまり、自ら積極的に鬼ヶ島に攻め入る!

吉美団子という実りの成果(金)を猿、雉、犬に
与える事で、猿、雉、犬は実りを成熟させて
この三体の動物を強くする。

申(猿)(8月)、酉(雉)(9月)、戌(犬)(10月)

のこの三つは算命学の世界では方三位といって
同じ目的、同じ性質を持った最強チームです。

その最強チームを従えた桃太郎は
未(ひつじ)= 7月 = 南西 という裏鬼門に立っている。

鬼の門の裏側、つまり、鬼ヶ島の門の前、もしくは
鬼ヶ島の反対側にいるわけです。

そして、鬼門にあたる丑(うし)は未のちょうど
真反対側にあり、算命学の世界では対沖(たいちゅう)
といって、真逆のエネルギーを持つ地支同士の
組み合わせで、お互いに干渉して

壊れる、離れる、と言う意味を持っています。

つまり、桃太郎は鬼とは反対の性質を
持っていて、鬼の従える寅(虎)、卯(兎)、辰(龍)
を仲間の猿、雉、犬と一緒に退治しに行った
と言うわけです。

寅(虎)、卯(兎)、辰(龍)は季節は春、方角は東、五行は木

東、木は守りという意味があります。
つまり、鬼たちは仲間と共に鬼ヶ島を守っている。

鬼ヶ島の何を守っているか?

それは財宝です。

桃太郎のお話は客観的に見ると
単なる強盗なんですよw

何もしてない鬼たちを退治しにいって
財宝を奪って帰ってくるんですから(笑)

でも、これは別に強盗なわけではなく
ちゃんと意味があります。

秋の季節に財宝=実りを得たければ

桃から生まれた桃太郎=桃の種が

鬼のいる鬼ヶ島 = 丑月(1月) = 冬の終わりの大地
の中に行って(種を大地に埋めて)

枝葉の茂る「春」に 鬼=木(枝葉) を
仲間の動物 = 金 = 刃物で刈りに行かないと
いけないよという意味です。

もし、美味しい桃を実らせたければ
春の枝葉の生い茂る季節に適度な剪定をして
幹に日が当たるようにすると同時に
余分な栄養を枝葉にとられないように
しなければいけません。

財宝を持った桃太郎=美味しい桃を手に入れるには
春に適度な剪定をしましょう!

と、これが日本昔話の桃太郎で語られている
ストーリーだったんですよ!!

つまり、これは昔の人が考えた
言葉遊び!春の剪定という作業の大切さを
単に伝えるだけでは面白くない。

じゃあ、いろんな抽象的な表現を使って
物語にして覚えよう!

きっと、そんな感じで作られた
お話だったのかもしれません。

そう考えると、鬼退治は鬼退治であって
鬼退治じゃない。

鬼たちが暴走して自滅をしないように
きちんと鬼たちの働きが実るように
鬼たちの動きを押さえて、コントロールしに
行っていると言った感じです。

実際、退治という言葉は、退いて治めると書きます。
また、退治は対治とも書きます。

対立して治める

どちらにしろ、治めるんですよね。

言葉の意味として現代では退治=悪い物や害を
打ち滅ぼすと言うような意味になっていますが
もともとは、対立するものが、退く事で、物事を治める

という意味だったのではないかと思います。

この桃太郎で言えば、鬼退治に行って、鬼たちが
懲らしめられて退く事で、茂った枝葉が治まり

秋に見事に実らせると言うわけです。

実際、桃太郎の話では鬼たちは滅ぼされたのではなく
懲らしめられたと書いてあったように思います。

鬼を打ち滅ぼす、倒すなら退治ではなく討伐
とでもいった方がいいですよね。

でも、このお話は「桃太郎の鬼退治」なんですよね。

ちなみに、「退治」という言葉は仏教の世界では
煩悩を断つといった意味があります。

つまり、この桃太郎の話を深く読み解くと
たくさんの実りを得たいと言う欲を捨てて
枝葉の剪定をすることで少数の質の良い実りを得よう

というような意味もあるかもしれません。

実り過ぎれば、樹木の力は弱まる。
それでは循環しません。

桃太郎のお話の真実、いかがでしたか?

これは、ぼくが思いついて考えた事なので
歴史的な事実とは全く関係ない話ですが

かなり筋が通るので、当時の日本人が
こんな事を考えて桃太郎のお話を作っていたとしても
全然、不思議ではありません。

そして、いろんな意味と、いろんな教訓を
込めて作ったお話だろうと思いますが

ただ一つ、言える事は

桃太郎のお話は、決して道徳教育的なものではなく
自然の法則を教えるためのものだった

という事です。

日本昔話はそのまま受け取ってしまうと
何とも矛盾だらけで変なお話が多いです。

その裏にある真意というものを読み解く事が

日本昔話を作った人たちの思いに
報いることであり、ぼくら日本人の伝統を
真に受け継ぐことになるのではないでしょうか??


最後に豆知識。

 

鬼門である丑寅の方角が、なぜ「鬼門」と呼ばれるか?

 

諸説あるのでしょうが、鬼という架空の生き物が

丑と寅を掛け合わせたものだからです。

さあ、みなさん、想像力を働かせてみましょう!

 

昔の牛は角が生えている牛が主流でした。

鬼には角がありますよね。

 

そして、鬼はトラ柄のパンツを履いている。

 

さらにはトラのふさふさしたタテガミのような

アフロ感満載の髪の毛を持つ鬼さんたちです。

 

トラと丑、そして人間が混ざったような生き物が

鬼なんですよね~。

 

丑寅を合わせた姿が鬼のようだから鬼門と

呼ばれているのか、そもそも鬼という生き物が

 

丑寅の方角から生まれた架空の生き物なのか

 

卵が先か、鶏が先か。。。。

 

何にしても、鬼は丑と寅のミックス。

 

言葉遊びは面白いですね。



今日も、陰陽の知恵を学んでいただき
ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。


 

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