マネージャー日記の「お楽しみに」に、新情報を心待ちにしていました!

そして今日「パレード」出演決定のメールがDaから来ました。

記念にスポーツ報知新聞も買っちゃいました。

新聞の写真の顔の表情が硬いな、もっといい表情あるのもったいない。


サラリーマンね・・身近なのがかえって新鮮。

だって今まで周りにいるようでいない役柄が多かったですもの。

しかし、ふつうって難しそう・・新境地って気がして少々不安もありますが、これを物にできればまた演じる役が広がる筈。

監督に惚れこまれてのキャスティングだから間違いないでしょう。

それにしても映画界で活躍される監督に認められるって嬉しいですね。

竜也くんのどの作品を見ておられるのでしょうか、「カメレオン」ですかねぇ?「デスノート」?それも興味あります。


「舞台は年に一度、映像の仕事を多くやりたい」って何かの雑誌で言っていましたが、この後も他の作品の予定があるのでしょうか。だったらいいなー。皆にもっと知ってほしいから映画にたくさん出てほしいです。たまにはテレビドラマも。


しかしズームインで映像が流れたらしいですね・・見逃したわ。

Daさん、こういう情報あらかじめお願いしますよ!



今回共演する小出恵介さんをテレビドラマでちょこちょこ見たことがありますが、お芝居が上手ですよね。

「ルーキーズ」では抜きん出てるなぁって感じてました。

竜也くんとは全然違ったタイプの芝居の巧さですが、二人どう絡んでいくのでしょう。



2本控えているとはいっても1本めの「カイジ」公開が夏を越して秋。

待ち遠しい~。



WOWOW「ロープ」の再放送の録画をやっと観ました。


野田秀樹さんの作品は言葉遊びにリズミカルな軽いノリに笑いがある反面、人間の裏側をストレートに突いている。

私にとって竜也くんの舞台の中で野田秀樹さんの作品は特別で、過去2作品今もメッセージが心に強く残っている。「オイル」はすごく影響を受けました。

話があってメッセージがあるというより、メッセージがあって話があるというか・・・・他の脚本家もそうかもしれないけれど、メッセージの伝え方が真剣というか強いんです。


ロープ放送後の野田さんインタビューより

『むこから日本に帰ってくると日本のぼんやり感、孤立感に苛立ちをつのっていて作品に吐き出した。

「オイル」や「パンドラ」とつなげられて語られたりする。

「パンドラ」も「みらい」という言葉がキーワードになっていて・・今回は違って使っているが、繋がりはある。

プロレスを題材にしたのはロープの中では誰もが何をしても許されるというのが戦場のたとえにならないか。

宮沢りえさんは独特の透明感があり、あの存在感がなければ生々しい台詞を語らせようとしなかった。

藤原竜也は本番前2週間前になって一段ぐっとあがってきて、本番中に自分の役を非常にぐっと掴むようになって楽しめるようになってきた。

渡辺えり子さんは当て書きというと怒られるので、当て書きじゃないって言ってますけど、当て書きですよね。稀有な女優さんですから、普段は心の優しい心の小さい繊細な女優さんですけど、舞台上に立つとだんなをだんなと思わない役者になれるっていうのは大したもんだなと思います。一緒にやっていて舞台上でふと怖くなるときがありますから(笑)

暴力の連鎖ということが日本で暮らしているとあまり感じられない。喧嘩をしはじめて、だんだんわからなくなってくる、戦場の現場にいるとわからなくなる、はたから見ているとおかしいって言えるのにできなくなっちゃうということを示す為に膨大な残虐なシーンが必要だった。膨大な実況台詞、少しとりつかれたように見える、このくらいで収めたらダメ、もっと書いてもっと見せ付けなければ思い知ってくれない、美しいものにしたらダメ、残るものが徒労感であってもいいし。過剰とか言われるが、この表現しかなかった』

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戦争って国をあげての催眠術・マインドコントロールでしょう。やっていることは殺人なのに正当化されてしまって、善悪の分別がつかなくなってしまうモノですよね。


舞台上では誰が重要でだれが主役というより皆がそれぞれ柱を支えています。

特に入国管理局員はポイントになる言葉を発していますね。
「そこはリングというプロレスラーの職場、その血の意味を考えているのです。血は流れるところによって意味が違います。戦争で血が流れても殺人事件とは呼びません。

ジャッジはいつも難しい、どこまで見てみぬふりしたものか」

「ロープの中で起きたことは問いません、私はロープの外で起こったことだけを取り上げます」

「あったことをなかったことにする、なかったことをあったことにする」


ノブナガ 「漫画を読んでいたらプロレスとの違いがわからなくなった。レスラーが額に血を流していても観客には『タラリ~ン』としか聞こえない」


竜也くんはいつも小気味いいんですよね、身体能力が高いから。

皆動けるんだけど、竜也くんは動きが軽い、ピョンピョン上にあがったり下りたり。

だからコミカルな演技も冴えてくる。


ノブナガ 「おれの力が役立つのならすべての暴力とたたかう」

ディレクター妻 「この子が言うと歯が浮かない~」

この部分あてがきですねぇ、今までくさい台詞でも竜也くんが言うとなぜかしっくりくるって感じてましたから。


「もともと暴力には理由がないんだから」

「もともと暴力には違いが無いんだから」

とわかっていながら、グレート今川を倒したノブナガの暴力を正当化するため

「この暴力には悪くないと説明しよう」という周りの声。


「正義の暴力」と実況する。

暴力をしても仕方が無いんだっていう暴力の口実、たしかにありますよね。滑稽です。


カメレオン 「今はいいよ、若いから何をやっても許されると思っているかもしれないが、でも結婚して子供が出来てから、『あのころはやんちゃしてました』って一言で逃げるのはやめなさい」

「やんちゃ」って言葉、宇梶さんにあてがきですか?


ノブナガ 「何の為にたたかっているかはわからない、敵だから死んでもいい、顔がないやつは死んでもいい」


タマシイ 「青年の純情は単純、単純は愚鈍、愚鈍は鈍感」


ベトナムのミライの最後の日の実況。

ここは辛い部分ですが、これを語ることが野田さんの真摯な姿勢なのですね。

タマシイ 「まるで世界中が催眠術にかかかっている、だれが催眠術をかけたのだろう、くりかえしロープに跳ね返ってもどってくる、そしてどーんだ」


残酷な現状に耐え切れなくなったノブナガの目、痛々しい。


女から兵士が赤ん坊を受け取るシーン、ここは二人とも言葉ひとことひとこと力強く発していて台詞が強い説得力がある。竜也くんはこういう語るところは非常に上手ですね。

タマシイ 「人はとりかえしのつかない力を使った後で無力という力に気づく」

タマシイの話を黙って静かに聞いているノブナガの汗に光った横顔が純粋。

このたたずまいも重要なシーンで、しっかり役を果たしています。

プロレスのレフリーの人、舞台向きの声ですね。

よく響くので、そんなに頑張らなくても届いてしまう、得ですよね。


このころ顔にたくさんの出来物や浮腫みが出ていたのは、オレステスの時に喉を痛めて飲んだステロイド系の薬のせいだったことを思い出して、辛かったわ。

「なんでそんなに歌ように台詞をいうんだ」とか野田さんにダメだしされていたようですが、純情な青年を演じているノブナガという役でもあり、一生懸命さが合っていたと思います。

野田さんの舞台、苦しんでいたようですが、経験が力になっていってますよね。

設定は比喩的なんですが、現実がたくさんで心に響くのです。

そんな野田さんの作品には今後も出てほしい。


そしてこれから出会う作品、必ず力の財産になるものはある筈だから優劣つけず挑戦してほしいです。





早いですね。もう27歳ですか、おめでとうございます!

初めは未成年の危うさが失せたら冷めるかなって思っていたのに、いまだやめられませんね。

ところでDaのマネジャー日記で「たのしみにしていてください」というのはどんな作品なのでしょう?

本当早く聞きたいです。

5月7日昼の部、ムサシ観劇しました。

いやぁ・・観終わった後に「もう一度観たい」と、切に一回だけの観劇を惜しみました。


数々の竹と寺が交差して寺のが徐々に現われる場面、

寺に向かって歩いているようにも思え、竹のユサユサ揺れる様子が幻想的なんです。


音楽が宮川彬さんなんですね。

宮川さん、好きですよ。NHK番組の「クインテット」、毎日録画して時々編集保存してますよ~。


実は今回武蔵は寡黙な役だと聞き、不満を抱いて観劇に臨みましたが・・・いえいえ全然周りにのまれていません。・・というよりこの中の武蔵を理解してひたむきに演じていてる、ぶれない人物像を演じ切っていて全体を引き締めており、やはり主役としての存在でした。

じっとしている場面であっても、舞台ありきの存在感で流石です。

オーラっていうと使い古されて軽い表現ですが、本当に舞台の上での彼は光を発散しているように見えます。

堂々とした真っ直ぐな背すじ、立っても座っいても保たれている。

この役のために鍛えた上に持って生まれたこの人の立ち姿の美しさがあります。

NHKで稽古風景を見たときは、返っていつもより若く幼く見えると思いましたが、巧く若さを抑えていました。

ここで流れたタンゴのシーン、動きがきれていて素晴らしかったです。

これもただただひたむきに体にたたきこんだんだろうなと芝居にかける真面目さが伝わってきました。


口数すくない役とはいっても緩急は見たいもの。

浅川甚平は聞き茶で乙女の父親に勝てなくていつも2番だったという話に対して「それは辛い話だな」と、武蔵が小次郎を皮肉るようにニヤっと笑うところがツボでした。

こういう細かいニュアンス、上手ですよね~

まいに「・・ねぇ」と弱々しく語りかけるところも可笑しかったです

「褒めながら腐すな」って小次郎が武蔵に言うところ、よく井上先生見てますね。

この二人お互いに尊敬し合いながら、褒めたり貶したり・・それも信頼があるからできること。

それと・・他の役者さんにも何かあったかもしれませんが「身毒丸」をパロディしてますね。

「撫子さん、浮気しないで!」みたいな・・小次郎に嫉妬してしまいましたよ(笑)

武蔵に「生きるか死ぬしかない」って喋らせるところがあって、また天保以来の「ハムレットパロディだ」って思いました。


常にではないですが、野太く吠えるようなオレステスな発声が気になりました。

オレステス以来、時々それが出てきて気になります。

お腹にためた息と共に声を出すことは基本だろうけど、「腹式呼吸」=「強く息を吐き出しながら声を出す」は違うでしょう・・息漏れの発声と腹式呼吸は別物だし、喉を開けることと息漏れ発声も別でしょうし・・。

オレステス発声で喋ると表現が狭められてしまう気がします。

杏ちゃんは強くて通る声で力みがなくクセもなくて腹式もしっかりできていていいなと思います。

お腹に力を入れていても観客それを感じさせないで・・


12列目の席だったので細かい表情がわかりにくい点もありましたが、その一方遠目からみて整った目鼻立ちを改めて感じました。顎が細いな~とか。

横顔の美しさの理由の一つに顔の厚みが他の人に比べてすごく薄いことに最近気がつきました。


最後の方で武蔵が舞台から下りて通路を通る演出があったのですね。

意外だったので感激でした。

ありがとう!蜷川さん。

席が通路横とまではいきませんでしたが、十分この瞬間はアップで顔が見られました。

汗で光った横顔、やっぱりすごく綺麗、再確認したようでした。



カーテンコールは3回。

一回目は微笑むような柔らかい顔で出てきて、二回目は白い歯をこぼす笑顔が見られました。

これでたちまちヘロヘロ。

どうしてこう笑顔に弱いのでしょう。


この余韻をまだ引きずっています。

また武蔵に会いたいわ。

ロンドンに持って行くなら、日本で再演あるのでしょうかねぇ~。