Ver.5.2がリリースされました。
私はというとこの二日間でやったのは、達人のオーブの設定とアストルティア防衛軍「灰塵の竜鱗兵団」で遊んだ程度。まだレベル上限解放にも行けていません。
さてそのVer.5.2の目玉である達人のオーブの改修。
実はまだ各キャラのメイン職1職分ずつしか設定できていません。
思った以上に大変な作業でした。
今回宝珠UIが改善されて、確かにそれはそのとおりなのですが、結局のところ達人のオーブって 全ての職業ごとにスキル等のパラメータをこと細かに設定しないとならない必須のシステム になってしまったってことですよね。
(悪い意味で)とんでもない化け物システムが完成してしまいましたねえ。
今回完成してしまったシステムの仕様がもし初めの企画段階から開発内で提案されていたら、全く議論することもなく即却下されていたでしょうね。
達人のオーブ、なぜこのような結果となってしまったのか?
達人のオーブはもともと個性を特化させるために、種族や性別とほぼ同じように基本的に一度設定したらころころ変更しないものとして企画され実装されたものでした。
ですが開発側はここでミスをしました。全く変更できないのは厳しかろうということでプレイヤーへの温情で「へろへろシステム」なるものを搭載してしまったのです。あくまで非常時手段として用意されたものでしたが、これがプレイヤーに付け込まれることとなりました。
そしてプレイヤーに言われるがままに改修を行い、今回こんな化け物システムが完成することに。
キャラ単位で一度設定するだけのはずだったものが、全職業それぞれ設定しないとならず、場合によってはコンテンツごとに設定変更しないとならないものへと変貌した達人のオーブ。
もし達人のオーブが初めの企画どおりのもので、宝珠の設定変更などは有料アイテムや大型アップデートごとに変更券を配布するくらいにして、改修も宝珠UIの改善をする程度にしておけば、プレイヤーも開発側もどれだけ労力を無駄にせずにすんだことか。
とにかくやたら細かい設定をしないとならないという意味でドラクエXらしくないシステムが、当初の設計思想なども考慮せずにプレイヤーに言われるがままに機能変更するというドラクエX運営らしい対応で完成してしまうという、なんとも皮肉な顛末を目の当たりにしたのでした。