突破口 その2 | イギリスでリウマチ治療

イギリスでリウマチ治療

2020年3月からイギリスでリウマチ治療中
24歳で発病、寛解と再発を繰り返し16年目の闘病生活中

 

前回の訴えに勢いがついていたので

 

 

州の病院リウマチ専門外来へ電話してみました.。

 

医師の予約をしたい方は受付へお繋ぎします

 

と自動案内に従い

医師の予約を希望している旨を電話に出た女性に伝えました。

 

私は専門的な医療知識を持ち合わせていないので

医師の対面診察ができるか分かりません。

看護師に相談してください。

 

え??私がリウマチなのは医療記録でわかるでしょ?

症状が悪化しているので診てほしいと懇願しましたが

取り合ってもらえず。。。

せめて医師に聞いてよー!

 

これは受付の対応次第だと感じました。

 

ちょっと話の分かる、気の利いた人なら

医師に伝えてから折り返します。の一言があるはず!

残念ながら気が利かない人でした。。。(怒

 

モヤモヤ、ムカムカしながら

仕方なく、看護師に電話

事の顛末を説明しました。

 

看護師さんもなぜ受付でそんなことを言ったのかしら?

と不思議そうに聞かれたので、私は知りませんよ!

 

たらい回しにされ、医師に1年以上も診察してもらえず

痛みに毎日耐えてるこの悲壮感想像できますか?

と嫌味節になりながら話してました。

 

看護師さんには申し訳なかったですが

もう出るわ、出るわの愚痴、愚痴、愚痴!

 

しかし、私の愚痴を黙って聞いてくれました。

 

そして最後に看護師さんが「私が診ますよ」

と提案していただき、日本の感覚が抜けない私は

看護師さんが何を診てくれるの?と半信半疑でしたが

今の状況より良くなるならと後日病院へ行きました。

 

看護師の診察を受ける前に

血圧と身長体重を計測しました。

(ダイエット中でよかった)

 

看護師の診察は

これまでの薬歴と痛み箇所の確認でした。

 

看護師さんが私の痛み箇所をみて

「関節に熱があるわ」

「こんなに腫れていたの?」と驚いてました。

なんかやっとわかってもらえたー!と気持ちがスーとしていきました。

 

そして看護師さんが医師に何度も相談しながら

今後の治療計画を決めました。

(いるなら診てよ!と思いましたよ。。)

 

子供を持ちたいか。と聞かれたので

その可能性が持てるならと

メトトレックス薬の休薬を決めました。

休薬により長年悩まされていた「倦怠感」と「肌荒れ」から解放されました。

 

過去に日本で生物学製剤をいくつか使っていたので

今後妊婦にも使える「シムジア」の自己注射をすることになり

文句と愚痴が突然の突破口になりました!

 

 

看護師さんは私の話をただただ黙って聞いてくれて

せっかく来たし、痛みの緩和にとステロイドの注射をしてくれました。

 

このステロイド薬のおかげで約1か月ですが

痛みのない普通の生活を送れました。

 

当たり前のように体を動かせるのが久しぶりで

文句ばかりですいませんと看護師さんにお礼とお詫びの連絡を後日しました。

 

イギリス医療で本当に痛感したことは

「はっきり伝える」

 

この一言です。