不慣れない仕組み | イギリスでリウマチ治療

イギリスでリウマチ治療

2020年3月からイギリスでリウマチ治療中
24歳で発病、寛解と再発を繰り返し16年目の闘病生活中

 

 

イギリスの医療体制に未だに不慣れでそれでも何とか薬の処方や検査を受けています。

実際に体験したイギリス医療について書きます。

 

あくまで私の体験記です。

 

私がイギリスで生活を始めて数か月後に上腕の付け根に激しい痛みを感じ

「わーまた来たよ、この痛み」がまずの感想です。

 

リウマチも長年付き合っていると

この痛みは「リウマチ」、これはただの「筋肉痛/痛み」と

痛みの違いも分かるようになります。

リウマチは骨に釘を直接刺されているようなじわーと鈍い痛みが続いています。

 

 

これは生活に支障があると思いGPから紹介された

州の総合病院のリウマチ科患者専用のヘルプラインへメールしました。

患者専用ヘルプラインは電話またはメールで病状の相談が出来ます。

 

電話ではとても症状を説明できなかったのでメールにしました。

聞き間違いを防ぐためにもメールの方が無難です。

 

リウマチ科の看護師より折り返し連絡があり

レントゲンを撮るように指示がありました。
(予約は患者自身が電話で取ります。)

 

2020年6月あたりからイギリスの病院にお世話になっていますが

私が初めて医師に会ったのはつい最近の2021年7月です。

1年間は電話での会話のみ。

 

すぐに対応してくれるわけではなかったので数回訴えてようやく何かしてくれる程度・・。

いくらコロナ禍とは言え痛みに耐える日々は本当につらかったです。

 

検査と血液検査の結果を見て事あるごとにメールもしくは電話で連絡がきます。

レントゲンの結果は手紙でGPに届き、そしてGPを経由して患者にも届きます。

 

イギリスは総合病院医師の対面診察は予約の詳細が書かれた手紙がないと受けることが出来きません。

検査は各検査科によって電話での予約、ネットの予約できます。

血液検査はSMSで予約の確認が届きます。

 

血液検査の結果は悪ければ連絡があります。

それ以外はスルーされるので、こちらから結果を聞くと

やんわりと悪くなければ連絡しないのでそこをくみ取ってください。スタンスです。

知る権利だと!と毎回思います。が最近は慣れてきたので

まあ知らせがないのが良い知らせと思っています。

 

病院でお会計をしないのでお会計場がありません。

会計が発生する場合のみ後日請求書が届きます。

 

ボランティアの方もいるので手助けが必要なときはお願いできます。

 

病院の受付も各科で行います。

 

診察券/保険証がありません。

受付時に聞かれるのは

「氏名」と「生年月日」で本人確認をします。

場合によっては「登録住所」と「登録電話番号」を確認されます。

 

医師の他に専門看護師がいます。

医師に代わって診察や指示を出せる看護師さんの存在が

日本の看護師さんとの違いを感じました。