ふるさと | ねこじとせとせ

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かぶくわ!!!

ふるさと60年 [ 道浦母都子 ]
¥2,415
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この前、図書館で借りた本。

戦後~現在までの同じ町の変わって行く風景を描いたもの。

なかなか詳細な絵で、当時の雰囲気が伝わってくるんだけど、作画を担当したのは、なんと韓国の画家さん。

よく日本の懐かしい風景を描けたな~と感心する。

私は、1960、1970年代の風景が好きだなぁ。

田畑の中の一つの町が、ビル群に変わって行く様は、何だか切なくもある。

きっと同じような町が日本の至る所にあるんだろうな。

私が子供の頃住んでた町も、今はベッドタウンとして良い立地と言うことで、マンションが増えてきている。

時々、通ることがあるけど、その度にココが違う、あそこが違うと、どんどん様変わりして行ってる。

昔は、田んぼや畑がいっぱいあって、春にはレンゲがいっぱい咲いて、夏にはホタルがいっぱい飛んでて、竹とんぼ作ってくれるおじいさんとかいて・・・って、そんな場所だった。

子どもの頃見た風景をもう一度見たいなぁと、ものすごく思う。

今住んでる町に越してきて、そろそろ十年になる。

たぶん、一生ここに住むだろうけど、この町をふるさとと思うことは、きっと無いのだろうな~と思う。