【俳句の勉強7か月(13)】蜂 Abeille | 大阪文学学校本科修了生・元産科ナースが書く【動物愛護と俳句のブログ】 

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主に、動物の俳句を記事にします。動物たちの代弁者となれますように。♦11月頃迄徐行運転します








4月1日の季語は「蜂」。兼題です。




とにかく一句詠んでみた




取り分の蜂蜜うれし蜜教 知微4/1



ミツオシエという鳥がいる。蜂蜜のある場所を人間に教えて、人間が蜂の巣へ行き蜂蜜を採る。その分け前をミツオシエが貰うのである。日本のお話ではない。先月、日本テレビで放送された番組の中でこのお話を知った。その詳細が分かる記事を以下にシェアする。


画像はイラスト。『ハニーガイドの復讐』というお話があるらしい。その中の挿絵である。


ミツオシエが蜂の巣を人間に教える話は皆知っていると思った。そして、既に俳句にしてる人がいると思った。では、私は蜂蜜が欲しいミツオシエのどの場面を詠めばいいのか考えた。そして、分け前を口にした時がミツオシエの至福の時ではないかと思い、それを俳句にした。



image/Storybooks Canada 



《image引用元記事》✧翻訳機能をお使い下さい

https://www.storybookscanada.ca/stories/en/0072/




2016/07/26 National Geographic

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/072500045/?ST=m_news




〈蜂蜜の俳句の記事〉 ALIS

https://alis.to/yujiyabe/articles/3GqJeW4rBZ1D


📝蜂の〈子季語〉に「蜂蜜」が無かったので、単独の季語としてあるのかと思った。が、この記事では「蜂蜜」は「蜂」の子季語の扱いになっている。








「きごさい」より引用





🐝蜂と蜂蜜の俳句


水打つてのがれし蜂や花吹雪 鈴木花蓑



蜂一つ土塊噛むや春の風 芥川龍之介



ゆつくりと忙しさうに足長蜂 鷹羽狩行「狩 」



春立つや蜂蜜の瓶蜜ぐもり 鷹羽狩行



冷し蜂蜜(ホニー)老いづきつつも吾に吾妻 中村草田男




翌日、もう一句詠んでみた


蜂に誤射されて泣き泣き帰りけり 知微4/2


蜂について、何を詠めばよいのか、幾つか体験を思い出してみた。蜜集めしている蜜蜂は時々見掛けるし、間違って部屋に入って来た足長蜂に怯えたこともある。蜂を見たら、武器を持っていると直ぐ思うので、ピリピリする。私の場合、蜂に刺された体験があるから、それはそれはピリピリする。幼い時の記憶を手繰り寄せて詠んだ。

蜂は蜂蜜を盗みに来る人間を敵と見ているのだろうか?誰と間違われて私は刺されたのだろうか?父方のお婆さんの家に遊びに行った時の事件。私は確か病院へ連れて行かれた。


image/暦生活

〈image引用元〉
https://www.543life.com/shun/post20220313.html


普段私達が見掛ける蜂は雌らしい。だから、其の辺にみつばちハッチは飛んでない。雌の蜂は滅多に刺さないらしい。じゃあ、刺された私はなんなんですか?なんもしてないと思うけど。腕が腫れた。蜂の種類までは覚えてないから、違う蜂だった可能性はある。






フランス語🇫🇷勉強中
蜂 Abeille
発音表記[a·bèy]アベイ

✧発音は聴いた通り写しました



「取り分の蜂蜜うれし蜜教」
「蜂に誤射されて泣き泣き帰りけり」


蜂蜜 Miel[myèl]ミエル

嬉しい Heureux [oe·roe]エーゴエ✧カタカナ表記するのが難しい、実際の発音をお確かめ下さい

泣き泣き pleurer et pleurer(プルリープルリ)✯lの音がカタカナでは正確に書けない







誤字脱字ありましたらすみません