【俳句の勉強7か月⑦】猫の恋 Amour de chat | 大阪文学学校本科修了生・元産科ナースが書く【動物愛護と俳句のブログ】

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大阪文学学校本科修了生。主に、動物の俳句を記事にします。♦6/29より、エンタメ系の記事を1番目に、メイン記事(俳句はこちらにあります)を2番目に置きます。










2024/03/16「気楽爺の日日是好日454−1」

https://ameblo.jp/ginzaiku-haikei/entry-12844480719.html 



気楽爺さんの上の記事から引用します

《キーワード》
季語は「恋猫」「春の猫」など
屋根、松の木
猫の恋、人の恋



明け方にけたたましい猫の声······あるあるかもしれませんが、このお話を聞いたら、あの取っておきの物語を詠まなきゃいけないな~と思いました。あまりに面白い出来事を見たので、私はポエムにしました。今、どこにあるのか、探してみますけど。タイトルも忘れてる(苦笑) 

→削除されて、ネットの何処にもありませんでした。引っ越し荷物を探せば手書きの原稿が見つかるかもしれません。手書きの控えは必要ですよね。ネットは簡単に削除してしまえるし、ネット自体もいつ使えなくなるか分からないです。作品が消えてもなんの保証もしてくれません。バックアップは必要。


ということで、本日の季語は「猫の恋」。これが《親季語》で、あとはそのバリエーション、つまり《子季語》になります。



「きごさい」より引用



とにかく、例のエピソードで詠んでみます。



猫の恋黒飛付けば白飛退く 知微



ハ十行くらいのポエムにした猫の話がある。未明、聞こてくる鳴き声が女の子みたいだったので、確かめようと私はベランダへ出た。そこから庭を見て、黒猫と白猫が対峙してるのを見つけた。黒猫が少し大きかった。それに比べて小さな白猫がか弱く見えた。私の部屋まで聞こえて来たのはこの白猫ちゃんの声だった。私はベランダ席からこの二匹がどうなるのか見ていた。俳句に詠んだ場面が3回あった。白猫は黒猫が嫌いだった(に違いない)が、逃げずに、威嚇し、最終的に黒猫を諦めさせ退散させた。なかなか感動的な結末だった。大阪市内のある団地の敷地内でのお話。

〈猫の恋飛付く黒に飛退く白〉が初稿。思い切ってポエムの技法なども使って詠み直してみたが、語順を入れ替えるだけで良かった。情報が沢山あるので何処を省略すべきなのか、直ぐには分からなかった。




image/ねこちゃんホンポ

image/ペットスマイルニュース






🐈猫の恋の俳句

三日月の刃明かりに猫の恋 鷹羽狩行

地ひゞきや妻に窶るゝ浮かれ猫 石橋秀野

地下に温泉の熱管はしり猫の恋 鷹羽狩行

恋猫のまた松を掻く音したり 鷹羽狩行

硝子戸の二重のくもり猫の恋 鷹羽狩行

恋猫を一歩も入れぬ夜の襖 杉田久女




《俳句引用元》







フランス語🇫🇷も勉強してます

「猫の恋黒飛付けば白飛退く」

猫 Chat(シャー)
恋 amour[a·mour](アムオ)
猫の恋 Amour de chat(アムードゥシャ)
黒猫 Chat noir(シャヌアー)
白猫 Chat blanc(シャブロン)







誤字脱字ありましたらすみません