今日、弟と税金の話をした。その時に、私が茨城県畜産センターが先月動物虐待で刑事告発された事を弟に話した。「税金が投入されている所なんやけど、この税金の使い方どう思う？」「税金はあかんのんちゃう？」という会話になった。時間がなかったので、ごくごく簡単に茨城県畜産センターの子牛や牛がそこの従業員に何をされてるか、弟に伝えた。あとでYouTubeを見ると言ってくれた。
※弟とは無麻酔での外科的処置の話もした。茨城県畜産センターでの除角では麻酔を使わない。麻酔無しで子牛は頭を焼かれる。弟の飼い猫が動物病院で2回外科的処置を受けた。もちろん、麻酔あり。弟も数年前に手術を受けている。全身麻酔だったらしい。このように人間様とペットは痛い処置をする時、麻酔をかけて貰える。日本では畜産動物への外科的処置はほぼ無麻酔だ。元手術室勤務者としてこの異常な行いを直ちにやめて貰いたい。
このような身内とのやりとりがあったので、先月刑事告発された茨城県畜産センターが畜産動物たちに何をしたのかについての詳細を、記事と動画でまとめようと思った。内部告発映像の撮影が3か月にも渡っていた事を今回初めて知った。(2024/03/02)
IMAGE from Video/Animal Rights Center
茨城県畜産センターの牛への暴力 動物愛護法違反で告発状を提出しました | PEACE 命の搾取ではなく尊厳を 2024/02/23
牛たちが日常的に暴力を伴う扱いを受け、飼養環境も劣悪であったことが内部告発により暴かれていた茨城県畜産センターですが、2月19日、動物愛護法違反での立件を求める告発状を茨城県警石岡警察署に提出しました。
PEACEのほかに、動物実験の廃止を求める会（JAVA）、アニマルライツセンター（ARC）、動物愛護を考える茨城県民ネットワーク（CAPIN）の計４団体の連名での刑事告発です。
この告発について、現代ビジネスが記事にしてくれました。昨年の畜産センターの実態を内部告発者に取材した記事も再掲されていますので、ぜひご覧ください。当会から「放置すれば虐待が繰り返され、牛が重篤な障害を負ったり、死亡してしまったりする可能性もある。畜産動物であっても暴力は許されないです」とのコメントも載りました。
《上文引用元記事》
2024/02/23 PEACE 命の搾取ではなく尊厳を
茨城県畜産センターで牛の虐待 JAVAと3つの団体が刑事告発 | 動物実験の廃止を求める会（JAVA）2024/02/23
茨城県畜産センター本所（以下、畜産センター）は、畜産動物の飼養管理や繁殖、品種改良などの研究を行っている県の畜産試験場で、つまり動物実験施設です。和牛の受精卵や乳牛の生乳の販売といった事業も行っています。
この畜産センターにおける牛への虐待が2023年7月に暴露され、内部告発者から情報提供を受けたJAVAは3つの動物保護団体とともに、2024年2月、県と虐待を行った従業員たちを動物愛護法違反で刑事告発しました。
牛たちへの虐待が暴露される
2023年7月、畜産センターの従業員たちによる牛への虐待の様子を撮影した動画が、PETAAsia（動物の倫理的な扱いを求める人々の会 アジア）によってインターネット上に公開され、その残酷行為が暴露されました。
これは内部告発者が2022年に3カ月にわたって記録したものです。
＜PETAAsiaが公開した動画＞
2024/02/23
畜産の現場で行われる牛への暴力 茨城県畜産センターを刑事告発
2022/02/22
https://youtu.be/c-ZZZ5FH7Tc?si=zLmeO3H7EkykMXes
茨城畜産センター虐待事件
2024/02/24
2024/02/23
2024/02/23
誤字脱字ありましたらすみません