イギリスのコロナ対策緩和について。 | あいらんだー日記 〜旅好きミニチュア作家〜

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~イギリスでのんびりミニチュア制作~

ちょっとブログサボり気味でしたー!

 

別にめちゃくちゃ忙しかったわけでもなく、暇してたわけでもなく。

 

イギリス、ついに3月8日からロックダウンの緩和が開始します。

って言っても、8日は子供たちの学校が再開するだけなんだけども。

 

 

3月29日には、屋外で6人までであれば同居人以外の人達と交流でき、屋外でできるスポーツや運動が許されます。

 

4月12日から屋外のホスピタリティー関係の職業が再開し、屋外の席であればレストランやパブの食事の提供が許されます。屋内で外食できるのは、5月17日。2ヶ月以上先の話。

 

そして最終的に、6月21日にはコロナ感染予防対策における全ての規制が解除され、ほぼ普通の日常が戻ってくるらしい。

 

 

 

今日、仕事行くタクシーの中で、綺麗にのぼる朝日を眺めながら、規制解除後の生活が戻ってきた時、何を一番したいか考えた。

 

 

1。まず、これはもっと先の話になるだろうけど、日本に帰って家族に会いたい。今までで感じたことないくらい、家族が恋しい。

 

2。外食したい。最初はパブ飯かな。何頼もうかなってワクワクしながらメニューを眺めて、食べ物が出てくるまで楽しみに座ってたい。ほぼ毎日料理してきたこの1年間・・・食べた後洗い物をしなくていいなんて、夢のよう。

 

3。旅行がしたい。とにかくロンドンを抜け出し、いつもと違う景色を眺めたい。写真をいっぱい撮りたい。

 

4。アンティークマーケットと骨董市に行きたい。世界に一つだけのものを手にとりたい。

 

5。コロナ前の仕事も戻ってきてほしいけど、自分の時間も作ってミニチュア制作続けていきたい。副業にできるかな?

 

 

 

 

楽しみだ!でも正直、これからが大変!失業者も多いし、精神的にやられた人らもめっちゃおる中、急にコロナ前の経済や生活に戻していけるわけがない。政府からのサポートもストップするし。さあ、どうなるイギリス!!!

 

 

母がよくいう、「人生には登り坂と下り坂があるけど、”まさか”が一番怖いねんで」というフレーズの意味が今回のパンデミックで非常によくわかった。
 
戦争を経験していない平和ボケ真っ盛りの私たち世代にとっては、家の前を頻繁に行き来する警察や救急車を見るのは不安だったし、スーパーの棚から食材が消えた去年の春は少し怖かった。もっと不安なのが、今回はこのコロナだったけれども、こういったパンデミックがこれからも起こる可能性があること。環境破壊が進んで異常気象も増え、これからはこれまで以上に「いつ何が起こるかわからない」という毎日を過ごしていくことになるでしょう。イギリスのこの1年間のように外に出れなくなる時期が来たり、10年前の日本の3月11日の時のように急に帰る家がなくなることもある。
 
 

コロナで家族を失った人々、10年前被災した人たちの経験を思うと偉そうなことは消して言えないし、何が起こるかわからない日々を不安なまま過ごしていきたくはないけど、その”まさか”が降りかかってた時のために、自分の心を丈夫にしておきたい。あと、自分の生活から失ったものに対して悲しむことは避けられなくても、その中で残ってくれたものに対しての感謝も忘れたくない。そして没頭できる何かを持ってるのって大事な気がする。それが趣味でも仕事でも、子育てでも人助けでも誰かを愛すことでも。どんなシチュエーションでも、自分の本能がしたいと思うこと、心が満たされる何かに、没頭できる気持ちと心の環境をなんとか管理していきたい。周りの人も大切だけど、やっぱ自分が大丈夫であることって大事。
 
 
 
最近は暖かくて、春を感じます。地面には黄緑色の新芽が目立ってたんぽぽも咲き始めてます・・・・小さくてもポジティブな変化を感じられて嬉しい。人生で一番衝撃的だったこのパンデミック、仕事ができなかった時期もあったけど、自分といっぱい向き合えました。

 
最近の散歩で撮った写真たち。2週間くらい前かな?最後に雪降った時の。
 
 
最初のロックダウンが始まった3月中旬からもう少しで1年。いっぱい散歩に出かけた分、四季の変化を深く感じることができた一年でした。
 
この春もいっぱい自然を感じたいなー!!!