季節が寒い冬になると、猫達は、ゆきのベッドで眠ります。
夜、ゆきが布団に入ると、みんなが入ってきます。


ラブちゃんは、茶々様の定位置だった、ゆきの左手を枕に寝ます。
福ちゃんは、その奥に潜りこみ足元で寝ます。

華君は、右側に入りゆきの顔を少しだして寝ます。
ボク君は、毛布と掛け布団の間に潜りこみます。
桜ちゃんは、ゆきの枕元で寝ます。


モモは、華君にくっついて眠るようになってきました。いつも、華君の後をチョコチョコとくっついていました。


「ゴロゴロ長音記号1ゴロゴロ長音記号1

みんなが気持ちが良くて、喉を鳴らす音が心地よく、ゆきを眠りの世界に導きます。
体温はとても温かく、ゆきの1日で一番幸せな時間です。


「ゴロゴロゴロ長音記号1ゴロゴロ長音記号1

「チュチュチュチュ…チュチュチュチュ…?」


ある夜、ゴロゴロに混じり、聞いたことがない音が聞こえてきました。

『あれ?なんの音?』




続く
モモは、好奇心旺盛な男の子でした。


先輩猫達に、自ら近づき、身体をくっつけに行きます。

『ねぇねぇ、遊ぼうよ!』

猫には猫同士が、コミュニケーションをとるための、様々な行動があるのでしょう。
モモは、先輩猫達の行動を真似をして、時には怒られ、時には甘えて、日々成長していくのです。


1日1回はある、猫達大運動会の時は、モモはみんなにくっついて、チョコチョコ走ります。

風の強い日は、風の音が怖いのか…
ベッドの下の隙間に逃げて隠れます。


1日、1日…
モモは成長していきました。

成長していきましたが…
やはり子猫です。
お母さんに会いたいのか…ゆきをビックリさせるのでした。



続く
「ニャ長音記号1
華君は一番に、モモに近づいてきました。

モモはゆきの膝の上でじっとしています。

華君は モモの口の周りを匂いでご挨拶をしています。そして、モモの顔をペロッとなめました。

「まぁ、華君は優しいお兄さんだね。」

ゆきは、華君の頭を撫でて声をかけます。


ラブちゃんは、ゆっくりとモモに近づき、クンクンと少し匂いで、ベッドのうえにあがりました。

ベッドの上では、福ちゃんが、ジーッとモモを見ています。

ボス猫ボク君は、華君とモモのことを、じっと見ていました。


そして…桜ちゃんは、身体を丸くして、尻尾をフリフリ警戒しています。


すると、モモがゆきの膝の上から、飛び降り、部屋の探検をしはじめました。




続く