さて・・・
昨日のイギリスのニュース。
2歳以来方耳聞こえない11歳の少年が、プールに入った時に耳からなにか出てきた。
それは耳垢がまじった綿棒の先!!だった!!
2歳の時に聞こえなくなったのは障害じゃなくただの綿棒だったわけ。
少年は聞こえるようになったものだから大喜び。
NHS (ナショナルヘルスサービス)管轄じゃこういうことになりうるわよね。
9年も原因不明で耳が聞こえないのがよ、ただの綿棒の先がぬけちゃって詰まっただけだったのよ !!
なんでそれまで原因がわからなかったのか不思議と思うのは私が日本人で日本の病院のシステムを知っているからであって、こっちじゃありうるのよね。
ところで、その後のプライベート病院での治療。(過去記事はリンクが多いので、テーマ 「これがイギリスの病院の実態だ!」を参照してくださいませ。)
私の耳が聞こえにくかった私は再度その先生の所へ。
その耳の専門家の先生は前の病院の他にもいろいろな所に出先で治療をしている先生。
最後は有名な腕のよいドクターが集まる(そして勿論治療費もお高いですわ。)有名なHARLEY STREETのオフィスでの治療でした。
ここの通りは格段に雰囲気が違うのよね。 やっぱり有能なドクターが集まる通りだけある。 なんていったらいいのかな、建物も整然として綺麗だし、止まってる車もかなりな高級車しか止まってないの。
再度耳をマイクロスコープで診てもらった。
やはり耳垢がうすーく膜をはってるみたいに鼓膜を覆っているらしい。
だけどこれはバキュームで取り除くには危ないので、耳薬でふやかして、自然に取れるようにするという手法になった。
その場で処方箋を書いてもらうと、プライベートではかなりな額になるので、(前回の治療は300ポンド近く。約6万3千780円。そのうち保険が100ポンドだけカバー。そういえば、この最後の治療代まだ来てないな。いったいいくらなんだろう・・・) 薬の名前をドクターがメモに書いてそれをGP (総合診療所、別名ヤブ医者)に持っていって処方箋をドクターに書いてもらう。
というなんともまどろっこしい手続きなのだが、その方がコストがかからないので止むを得ない。
GPで書いてもらった処方箋を片手に薬局で耳薬代を7ポンド(だっったと思う、10ポンドしなかった。約1488円)払って耳薬を1日2回、一週間つけた。
聞こえるようになった気がする。
これがNHSだったらどうなってたか・・・ 未だにGP止まりだったりして。(病院で耳鼻咽喉科の先生に診てもらえるようにレターを書いてもらえない意味。)
しかも中耳炎だとGPのドクターは皆言ってたのよ!! 私もそう思ってたけど・・・
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