ぼったくりビルダー野郎 !! | イギリスで暮らして・・・(アンビリーバボーテンコ盛リ!)

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あるきっかけでロンドンに暮らし始めて25年目
乳がんサバイバー、ホルモン治療中

 キッチン事件の話の続編。


イギリスにいると、腕の良いビルダー(建築屋さん)やプラマー(配管工屋)を探すのに一苦労。


我が家のキッチンのビルダーは、家に関連する展示会をやっていた時に、彼がブースを持っていたことを機に、我が家のキッチンを改造することをお願いした。

ビルダーのきちんとした協会にも加盟してるし、信用できると思ったからこそ、頼んだのであった。


改造とは言っても、キャビネット、キッチン、ガス、オーブンなどは自分達で取り付けるので、壁を補強してもらったり、ドアを取り付けるためのレンガを積み上げてもらうぐらいの簡単な依頼だった。


だが、お話したとおり、8月中旬からなんと9月末までかかった。

その間、勿論我が家にはキッチンはない。

よって日本食どころか、何もつくれない。

いつもテスコかマークスアンドスペンサーのレディーミールばっかり。

9月末まで基礎に時間をとられ、キッチンが人並みに使えるまでになったのが10月半ば。

おかげで、ストレスが溜まりまくり、旦那とも摩擦が続いた。

それが、終わってからプラスター(石膏)と言って、壁をスムーズにする作業に3日。

その人はたまたま近所にいた人だったのだが・・・

あまり信頼できないことが判明した。

ご近所さんだからっていって、信用できるプラスター屋でなかった。

ビルダーもプラスター屋もぼったくり野郎だったのだ。

そのビルダーの息子と近所のプラスター屋は知り合いだったというつながりも偶然なのだが・・・

よくこそこそと道路で話していたし。

プラスター屋は仕事は迅速だったが、お金を払う時に、チェック(小切手)でなく現金を要求した。

旦那は現金で翌々日払ったが、(その間連日我が家にお金を要求しに来ていた。守銭奴野郎。)ちょっとぼったくられたかも?と思ったみたい。

近所だけに、いざこざが起きるのを避けた。

旦那の行っている、床屋さんの知り合いがビルダーで、その人がお客として来ていたので、そんなに日数がかかるものかと旦那が質問したところ、

基礎だけだったら3日で終わる !!

1ヵ月半もかかったことは異常みたい。

おまけに、コストが通常よりも多めに盛られ、そのあげく、また追加の請求書が来た。

旦那は怒りまくり、ビルダーには追加の料金は払わないと決めた。

一方、知り合いの知り合いに別のビルダーを派遣してもらい、我が家に調査しに来てもらった。

念のために旦那がデジカメで撮っておいた証拠もある。

その写真を見せながら、彼と話す。

調査の彼曰く、

この基礎なら4日で終わる。

コストを聞いてまたびっくり、1回目の支払い段階ですでに1000ポンド(約20万円)は余計に払ってる。さらに2回目の請求書まで来ていると言うと、

「!!」

ってな反応。

彼にステイトメントとサインをしてもらい、証拠として取っておいた。

旦那はそのぼったくりの証拠と2回目はもう払わなくていいことをビルダーにメールした。

が、彼から返事はなかった。

ある日、家に手紙が来た。

ソリシター(訴訟依頼専門の弁護士)から手紙が我々宛に来た。

ビルダーが2回目の請求書を我々がXXXX 日までに支払わなければ、出るところに出るという内容。

旦那曰く、

「こっちは証拠があるんだから(写真、ビルダー協会派遣の別のビルダーのステイトメント)、裁判所で戦っても、こっちが勝つに決まってるよ。まして、奴はその訴訟沙汰に協会の会員を剥奪され、今後のビルダーとしての人生はぱぁー、になるんだし。ばかだよあのビルダー。 目先の金のために。」

旦那はそのソリシター(弁護士)に証拠とともに手紙を書いた。

「 裁判所でお会いしましょう。」

という結びで。

それがクリスマス前。

いまだにそのソリシターから連絡ない。

あのビルダー、ソリシターに戒められたに違いない。

オフォフォ !!