12週目の割りには胎児は小さいと医者に言われた。
“ 流産です ”と医者から言われたとき、医者に望みはないのかと聞くと、
「残念ながら今回は。」
と言われた。
ショックだった。
病院で自費の清算を済まし、1月7日、ロンドンに向けて出発。
万一のことを考え、アッパークラスにアップグレードした。
飛行機の中で、腹部がいたくなり、出血も多い。旦那がフライトアテンダントの人を呼ぶ。フライトアテンダントの人は、機内放送で、ボランティアの医者が機内にいないかアナウンス。一人の日本人男性医師者が現れた。彼はエコノミークラスに座っていたのだが、私の様子を見るためにアッパークラスに。酸素マスクなどして、様子を聞かれ、機内で安静にしていれば問題ないということだった。(この時のお医者様には感謝しております。)
ロンドンヒースロー空港に到着。車椅子が待機。車椅子&リモーターカーに乗ってヒースロー空港内を移動。入国審査後、タクシーにて帰宅。午後7時。
機内で緊張して、12時間近く眠れなかったこともあり、その日は自宅で体を休めることにした。
コレは正解だった。(後にわかります。)
次の日(1月8日)の土曜日、早朝 6時に近くの病院へ。緊急の窓口に向かう。
入り口で30分ほど待つ。その後、救急病棟の地下一階で、患者用の布の洋服に着替え、待機。
暖房きいてないんだよ! 寒い!!
1時間ほど
ドクターが来る。
何があったか説明。
ドクターのアラームがなり、ドクターが他の患者へ向かう。
その後、
4時間そこで、待ってたのよ!
で、
車椅子に乗り、やっと産婦人科の病棟へ。
看護婦さんが、いろいろ聞く。東京で流産という診断だけでは、データーがないので、こっちでも再度調べないといけない。
「今日、土曜日だから、スキャンできないのよ。なので、月曜日に来てよ。」
は?
土曜日だからって、ここ病院じゃないの?
しかも救急よ。救急病院よ !
つづく