イギリスの病院の実態 その1 日本はええのぉ! | イギリスで暮らして・・・(アンビリーバボーテンコ盛リ!)

イギリスで暮らして・・・(アンビリーバボーテンコ盛リ!)

あるきっかけでロンドンに暮らし始めて25年目
乳がんサバイバー、ホルモン治療中

去年の12月31日東京で雪が降った日、(たしか20数年ぶりに大晦日に雪が降ったとニュースで言ってたな。)旦那と2人で一時帰国。目的は東京にいる我が娘に会うため。

旦那は雪に大喜び。彼は東京で初めて大晦日・新年を過ごした。

今年の1月1日、2人で明治神宮におまいり。すごい人。旦那と一緒じゃなかったら、来ないよなぁ、と思った私。少しでも、旦那に日本人が祝うお正月ってのを体験してもらいたかったのでね。旦那はまったく初めての経験だけに、楽しんでいた。

このとき、私は妊娠11週。2人で元気なあかちゃんが産まれますよう、お願いした。

その日の午後から、元旦那が娘を我々の滞在しているホテルに連れてきてもらう。その後、旦那、私、娘で過ごす。1月3日にロンドンで、勤務していたころの元上司に会い、近況を報告。その夜、トイレで不正出血。


これは、おかしい。XX(私の娘)の時と違う!!


1月4日様子を見る。旦那、娘に出血のことは言っていない。その日は3人で旦那の一番好きな秋葉原に行っていろいろ電化製品を物色。


うちの旦那ってオッタッキー エゲレス人? (笑)


観光名所より秋葉原に行きたがる。何度も浅草の浅草寺とか、その手のたぐいの観光名所に行こうとさそっても、「俺、行かない。秋葉原がいい。」だもの・・・

そりゃ、ロンドンのトッテナムコートロードの電気街よりかなりデカイサ!

あそことは比べ物にならない。(旦那は昔、よくトッテナムコートロードの電気街へ足げく通ったらしい。)


その日はまったく出血がなかったので、安心した。旦那と娘に昨日出血があったことを言う。


1月5日、早朝から出血。


これはかなりおかしい!


急いで、近くの病院にいかねば! 

インターネットで調べた結果、虎ノ門病院がいいだろうということで、3人して行く。


受付で

「自費扱いになりますが、よろしいですか?」と聞かれる。

私「緊急なので仕方ないです。」(イギリスに住んでいるから、保険証なんてないもんね。)


すぐに、産婦人科へ。

行くなりすぐに、看護婦さんから尿検査とスキャンをさせられる。


看護婦さん「妊娠何週?」


私 「12週です。」


看護婦さん「お嬢さん(10歳)とだいぶ離れてるから、感覚わすれてるでしょう?」


私 「そうかもしれないです。」


その後、旦那、娘、私で待つこと2時間。

旦那は病院のきれいさ、すばやさ(スキャンをすぐにするところ)に驚く。


当たり前なんだけどね、日本じゃぁ!


イギリスの病院が異常なのだよぉお!!


医者に私1人呼ばれる。


「流産ですね。一時帰国とのことですが、処置はどうされますか?こちらでしますか?イギリスでなさいますか?」


え? 私が流産????


「あの、主人と娘が外来で待っているので、呼んできていいですか?主人は日本語できないのですが、私が通訳しますので。」


旦那、娘、私で医者の前に座る。


「奥様は流産です。こちらで、処置するか、向こうで処置するか、どちらにしますか?こちらで、処置すると、早くて2日後に処置。その後、1週間ぐらい東京に滞在された方がよいです。

(これ、後になって、東京でしとけばよかったと思うことに・・・)


私は通訳する。娘にも赤ちゃんがおなかのなかで死んでしまったことを説明する。


旦那と私で相談。

イギリスに帰る予定が、1月7日だったので、1週間東京滞在を引き伸ばすと、ホテルも延長しなければならない。妊娠のデーターがイギリスにあることもあり、


イギリスで流産処置することにした。



コレが問題だったのよ !


つづく