アメリカ・イギリス物語 | イギリスで暮らして・・・(アンビリーバボーテンコ盛リ!)

イギリスで暮らして・・・(アンビリーバボーテンコ盛リ!)

あるきっかけでロンドンに暮らし始めて25年目
乳がんサバイバー、ホルモン治療中

 私の生まれて初めての海外ステイ先はアメリカ東海岸のニュージャージーだった。いまだにそのホストファミリーとまだ交流がある。その時にアメリカで友達になった人達とも交流がある。大学生だったころだからかなり長い付き合いだ。 今でもニューヨークに行く機会があると、その当時のホストマザーと(残念ながら、ホストマザーとホストファザーは離婚してしまったのよね。今は3人の男の子のシングルマザー。)会うし、その当時の友人がニュージャージーに永住権持って住んでいるのでその友人にも会う。


大学時代から、ホストファミリーを頼りに旅行・滞在といえばアメリカ東海岸ばかり。ある意味アメリカ東海岸かぶれだったかも。


 アメリカに滞在していたときは、まさか自分がイギリスに来て、その後日本人の元旦那と離婚し、イギリス人と再婚し、イギリスに住むとは思いもしなかった。


私はイギリスに観光ですら行こうという気がなかった。だってイメージが「寒い・くらい・天気悪い・雨ばっか・食べ物が不味い。」だったんだもの。


そのとおり !!


住んでいてもそのイメージはあまり変わらない。いいところもあるけれど・・・


そもそも、私がイギリスに来たきっかけというのも自分の意思ではどうにでもならないものであった。

元旦那の海外転勤でやむなく来たのであった。

東京で外資系の金融関係に長年勤めてきた私は、元旦那の転勤とともに、私のポジションもトランスファーしてもらうつもりでドイツ人の支店長に相談した。が、いろいろ難しいらしかった。

当時の私は給料もそこそこだったし、キャリアも認められていた。今仕事を途中でやめたら、いままでのキャリアがだめになってしまう !! そこで。元旦那に別居生活を申し出るも、「別々に住むのは家族の意味がない。」ということで、やむなく退職し、一緒にイギリスにやってきたのだった。


そういう経緯もあり、「ただじゃ、ロンドンいってやらない!」という根性のもと、長年のアメリカでMBA 取得の夢がここイギリスで実現することとなった。


今から思うに、ビジネススクールはアメリカではなく、イギリスでよかった。ある意味ラッキーだったかもしれない。


イギリスのビジネススクール大体は2年ではなく1年で終わるから。(ただ地獄のように勉強したし、苦しかった。まして子持ちの私にはもっとね。仕事のほうがまだましだと本当に思ったわ。ワーキングマザーでお子様のことでお悩みの方、イギリス、日本両方での経験からいろいろ相談にのります!!)

ただ、2年のところを1年でやるわけだから、みっちりだけどね。授業は月曜日から金曜日朝9時から6時半まで。その後、クラスメートとプレゼンテーションの打ち合わせしたりなどなど。土日は論文、論文、論文。

拷問のようだったわ。


というわけで、私のアメリカ・イギリス物語。