三連休の最終日は、久しぶりにカヌーの練習に行ってきました。
9月の週末は旅ガラスだったりイベントだったりで、1ヶ月くらい漕いでなかったかも。とっても気持ちの良いお天気の中、久しぶりに海に出ました。相模湾の向こうには、前日に初冠雪という報道のあった富士山がきれいでした。
今でこそ色々体を動かしたりするのが大好きですが、子供の頃は大嫌いでした。なぜかと言うと、「とっても運動神経が鈍いと思い込んでた」からです。
本当は運動神経が鈍いのではなく、どう動かして良いのか分からなかったのですが、当時は成績表なども「できるかできないか」で決められました。体の動かし方が分からないので、50mを8秒で走ったと思えば11秒で走ったりしていたあたしは、当然「できない子」でした。
自分は運動ができないと思い込んだまま大きくなりました。なぜか25歳でホノルルマラソンに出てみようと思い立ち、半年間スポーツジムに通いました。そこで言われたのがびっくり意外なことで、「こんなに走る能力があるのだから、もっと早くから長距離を鍛えていたら、オリンピックとまでは言わないけど今までも良い結果が出せていたはず」。
思い返せば、小学校で走り方なんて習わなかった(笑)。25歳で初めて、自分がフルマラソンを4時間で走れることを知ったのでした(笑)。
もちろん個人の個性や能力もありますが、上達には指導者の存在って大きいものだと思います。パフォーマンスって、改善点がイメージできればどんどん向上していきますから。
カヌーのパドルも、フラも。
よくフラは「気持ちをこめて踊ることが大事」で、踊る技術は重視されなかったりしますが、その気持ちがこもっていることを伝えるためには、踊る技術もとても大事だと思うのです。あたしが師事する先生は、どうしたら良いかをイメージさせる教え方が本当にお上手で、とても信頼しています。
うちのカヌークラブのリーダーの女性も、この「イメージさせる」ことがとてもうまい。そしてそれをひとりひとりに対して一生懸命伝えてくれます。
褒めて伸ばすことが賞賛されますが、あたしは「イメージで導いて伸ばす」というのが好きです。