こんにちは。ライネライトクリスタルです。
― 完 成 報 告 連 載 ・ 第 十 一 回 ―
一 石 ず つ 手 に 取 っ て
加 工 前 の 事 前 検 査

前回——500gの原石を選び抜くまでのお話をいたしました。
本日は、その続きです。
500gの原石を、すぐに加工業者へ送るわけではありません。その前に、もうひとつ——大切な工程がありました。
◆ 一 石 ず つ、手 に 取 る
500gの原石を——一個ずつ、手に取りました。
すべてです。
例外はありません。
数百個から500gまで絞り込んだ原石を、もう一度、最初から最後まで——一個ずつ、自分の手で確かめました。
◆ ビ ー ズ 加 工 に 向 く か、ど う か
確認するのは、ひとつだけです。
こ の 石 は、ビ ー ズ 加 工 に 向 く か、ど う か。
通常の販売では、まったく問題のない原石でも——丸玉に削るとなれば、別の判断基準が必要になります。それを、加工に出す前に、自分の目で——最終判断するのです。
◆ 検 査 の 方 法
事前検査の動作は、地道なものです。
原石を、光に透かして、内部を見る。
角度を変えて、クラックの走り方を確かめる。
表面の質感を、指で確かめる。
重さを感じながら、密度のばらつきを推し量る。
形状から、削った後の球体の大きさを想像する。
一個につき、数分から、長ければ十数分。すべての原石に、この時間をかけました。
◆ な ぜ、こ こ ま で 慎 重 に な る の か
なぜ、これほどまでに慎重に——事前検査をするのか。
理由は、はっきりしています。
フェナカイトのビーズ加工において、不向きな原石を加工に出すことは、その原石を完全に失うことを意味するからです。
削り始めてから「向いていなかった」と気づいても、もう遅い。
加工業者の手に渡った時点で、削ることは始まり、
削ってしまえば、戻せない。
だからこそ——事前に、自分の目で、最終判断する。これが、長年フェナカイトを扱ってきた者の、責任の取り方でした。
◆ そ し て、選 別 が 始 ま り ま し た
一個ずつ、手に取って、確かめて——
この原石は、加工に進める。
この原石は、加工には出さない。
検 査 で 落 ち た 石 が、
少 な か ら ず、あ り ま し た。
― 次 回 ―
検 査 で 落 ち る 石 ── 加 工 に 向 か な い も の の 判 定
ライネライト・クリスタル店長
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ライネライトの4大希少石
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