第5話は神回

 

若かりし山P×北川景子ちゃんの「ブザービート」第5話があまりに良すぎて、何回も最後の部分だけ見返しています。もうここで最終回でいいのに・・・(つまり、このあとの展開が怖くて、まだ6話以降見ていない)

 

この前の、長澤まさみと共演した「プロポーズ大作戦」ですが、これはあまりにひどくてイライラしながら倍速視聴、最終回もなんだこりゃ?で、時間の無駄でした・・・。

 

そして、とっておいたブザービートにまた戻ったのですが、いやーこれが、面白くてたまりません。24の山Pと、22の北川景子の美しさ!!(何度でも言う)

 

そして、第5話がねぇ・・・。すばらしい。

 

浮気されても自分を責めるナイーブな山P

 

恋人の相武紗季の、浮気相手とのハードキスシーンを見て、ショックでぼうぜんとする山P。「自分が悪い」・・うじうじと立ち直れないでいる。

 

そんな山Pの合宿先に、夜、景子ちゃんが電話。

 

「はい」

「白河です」

「ああ」

「ごめん、今だいじょうぶ」

「ん。どうした」

「うん。シールが全部そろってね。マグカップ、もらえたの」

「そっか。よかったね」

「うん。だから、お礼を。ごめん。用それだけなんだ」

「だいじょぶ」

「練習、大変」

「うん。かなりきつい。でも、川崎さん生き生きしてる」

「(笑)わかる」

「あとシュウジがトレーナと同じ部屋なんだけど、いびきがうるさくて、早く帰りたいって言ってた」

「そっか。なんかちょっとマイも寂しそう」

「(笑)そうなんだ」

「きょうね、初めてバーのバイト、行ってきたんだ」

「うん。うまく弾けた?」

「うん。一生懸命弾いたけど、だーれも聴いてなかった」

「そんなことないだろ」

「ま。基本、お酒飲むお店だしね。みんな大きい声でしゃべってたし」

「だいじょぶだよ。だれかはちゃんと聴いてたと思うよ」

「そうかなあ。・・・あ。ね、今聴いてくれる?」

「うん」

 

景子ちゃんの奏でるバイオリンの美しい音色が、電話越しに山Pの傷ついた心を打ち抜き(もしくは癒し?)、涙する。

 

「もしもし、聞こえた?長かったかな」

「よかった」

「どうかした」

「だいじょぶ。ごめん。電池なくなっちゃった」

「上矢君」

「ありがと。またかける」

 

電話切る

 

「ねえ、リコ。今のすっごいよかったよ。どしたの」

「どうしよう。泣いてた」

「はい?」

「どうしよう、マイ」

 

「気になったら即行動」の景子ちゃん

 

合宿先の体育館で自主練する山Pのところに、景子ちゃんが駆け込む。シュートを決めたところで、気づく。拍手する景子ちゃん。

 

「え」

拍手続ける

「なんで」

「だって、泣いてたから」

「・・・」

「はぁ・・・着いたあ・・」景子ちゃんへたりこむ。

「夜中に着くと思ったんだけどぉ、途中で電車なくなっちゃってぇ、深夜バス乗って、そしたら、変なとこしかバス停なくて、そして、タクシーもなくて、走って。・・・上矢君、だいじょぶ」

「それ俺のセリフだよ」

「(笑)」景子ちゃんの前にしゃがむ。

「だいじょぶ?」

「うん」

「泣いてねえし」

「泣いてたし」

「泣いてないってば」

「あたし耳だけはいいんだから」見つめ合います

 

山Pが思わず・・・

 

そんで、そこから、景子ちゃんが立ち上がろうとしたところを山Pが思わず抱きしめ、(景子ちゃんは、監督の伊藤英明の彼女だから)あ、やば・・・って感じで体を離す。

「ごめん」

少し迷うが、今度は景子ちゃんから抱きつく~ここで松本さんのカッティング!!!「イチブトゼンブ」のイントロが!!

首を振る景子ちゃん。

「だいじょうぶ。もうちょっとだけ。このままで」

 

脚本、演者、すべてよし

 

なんでこんなによいのか?と思ったら、脚本が朝ドラ「あさが来た」の人なのね?そりゃあ、いいわけだね・・・。

 

もちろん、それを、24と22の美男美女が演じているから、素晴らしいんだけど。なんつうか、未完成で無鉄砲で、考えなしなところが、いいのよ!!!

音楽の力とか、耳がいいとか。もう細部の設定が生きてる!!

 

そう思うと、若いって素晴らしいと思うねぇ(自分にもこんな頃があったんだなあなどと思う・・・)(そして子供たちにも、若い今‼、恋愛しないでどうする!と言いたい・・・)

 

山Pは、最近、天才で笑わない役ばっかりだけど、こんなに弱くて、イマイチで、優しい役ができるとは!!。あの表情!!。会話とト書きだけじゃ、よさは伝えられません。あの二人の演技、映像が最高なのよ。景子ちゃんは確かに棒気味だけど、でも仏頂面みたいなのも美しいし・・・

 

そして音楽の相乗効果

 

B´z「イチブトゼンブ」の歌詞だけど、これは稲葉さんがドラマのために書き下ろしたんだってよ。どうりでぴったりなわけだ。

当初、「あなたは私の ほんの一部しかしらない」って歌詞が、相武紗季が山Pに言っている(山Pの前では天使の顔だが、裏の顔は魔女みたいに意地悪だもんね・・・)のにぴったりマッチしていました。

 

しかしながら、これは山Pと景子ちゃんにあてはまっていく歌詞なんだろう思いますね。この先。

 

もう、いいとこで、曲が入るのよ・・・(原曲はイントロがシンセサイザーのようでそれもめちゃくちゃかっこいいのですが、ドラマではカッティングや歌などで入ります)

 

B´zの魅力は、稲葉さんの歌声とビジュアル、松本さんの作曲・編曲とギター力ですが、私はあんまり、稲葉さんの歌詞は、けっこうどーでもいいものが多いと思っています(失礼)。しかし、この歌詞は、かなりこのドラマの筋とシンクロし、イイと思います。

 

「抱き寄せるとほっとするようなやわらかさ」っていう歌詞も、この5話のこと??!DAIGO嫉妬するだろこりゃあ。山Pと演じるかみや君に確かに性格、外見は似てるが、山Pのほうが断然上だもんなビジュアルは

 

稲葉さんは「私たちが大切な人を思うとき、時間がたつにつれ、ついついあれもこれもと全部を相手に求めてしまいがちですが、最初に愛しいと感じた確固たるポイントさえ忘れなければ、幸せな気持ちでいられるんじゃないでしょうか」と言っているようです。(ほんとだわねぇ)

 

しかしこの曲売れたのね・・・。つい最近と思ったけどもう15年前よ!!全然色あせない・・・まさにミスチルの「花火」もそう。(ただし、同じ山Pの、月9デビューの「プロポーズ大作戦」は、サザンが最後に必ず演奏するのがウザ過ぎて、「このころはまだサザンの方がメジャーだからこうなのか」と、思ったけど。)

 

この先の地獄展開がオソロシイ

 

6話以降、景子ちゃんをめぐって、伊藤英明が山Pのこと知ったらどういう仕打ちをするかが、怖すぎて見たくない・・・。

 

それに、今の状況だと、相武紗季が浮気したのと同じことを山Pも伊藤英明に対して、していることになるし・・・(それでやさしくてイイ人の山Pは悩んで、あれはなし!って言うのではないか?とか・・)

 

景子ちゃんのほうは、伊藤英明を好きになろうと「努力」するのはやめる方向に行くんだろうが、それにしても、すんなりハッピーとはいかなそうで(まだ最終回までの半分までしか見ていないもんね)、あーこのまま最終回でいいと思ってしまう。それで止まっています。あと、見るのがもったいなくもある。

 

このあと「見てよかった‼!」と言える脚本でありますように。

それにつけても、「ブルーモーメント」ですが、横になって倍速でかけてたら、思わず、寝てしまって、終わっていた・・・。見る気が起きない・・・。フジの山P祭は、失敗だったのではないか。過去のあれほどかっこいい自分と比べられるのはきついのでは??

それに、コードブルーみたいな演技では、中年俳優としては、ちょっとね・・・。「プロポーズ大作戦」で、藤木直人の演技も予想通りでつまんなかったけど、やっぱり中年には、中年の深みの演技ってものがほしいです。若さではもう。勝てないのだから。

正直不動産はおもしろかった。でも早口になるところは、「プロポーズ大作戦」と全く同じ演技だわ!ということを発見しました。

 

 

【急遽の、蛇足補足】

 

なになに??これ、この二人、現実に付き合っていたんだって??ひえ~

 

2009.7~ドラマ開始

2009.11 交際をスクープされる

2010.10 破局報道(→山P25かな?)

2014.11 景子ちゃんDAIGOとの交際報道

2016.1 結婚

 

このまえ、占い師のなんかで出た時、25歳でふられただか、なんだか・・ということを表明していて、こりゃあガッキーかなあと勝手に思っていたが、北川景子だったのね!!いやぁ・・・まいった・・・いやぁそうだったのか。私は当時…何も覚えていないんだけど・・・(子育て忙しくそれどころではなかったんだなきっと)

 

ってことは、このドラマの段階では、二人は現実にも相思相愛ってことじゃない!

だからあんなに輝いているのか!!!あれは演技じゃなかったのか!!そりゃ、真に迫ってるわけだわ・・・。ガチなのか。もともと二人は明治大学だしねぇ、惹かれるのも無理ないか。

 

と、ほんの、さっき、気づいたのでした。うわ~だいじょぶかDAIGO きついね~元カレとの映像見るのはね

 

だったら、あの二人が初めて抱き合うあのシーン、本物の可能性が高いので、心を打たないわけが、ないのか。そうか、そうか、と思ったのでした。

ということは、これから先、さらにいいシーンが?なんてことがあるのかもしれぬ・・・。楽しみです。