さて本日は、前回、非公式で暗がりの中でちょこっとしか見ていないミヤコタナゴを、婚姻色となった今、どうどうと、公開の場所で見てくるぞ!をテーマに出かけました。
前回、休館日だったなかがわ水遊園。きょうはあいてます!!
大量のこいのぼり?いや、川魚のぼり・・・
しかし、出遅れたか、館内、園児だらけで、大混雑、ピンチです!!
私が行く社会科見学は、混んでいる場所ってほぼほぼないので、いつもマイペースで行けるんだけど・・・・きょうは勝手が違う!急いでぐるっと回るも、どこにミヤコタナゴさんたちがいるかわからず・・・
それで、いったん戻って、担当の方に、疑問なことなどをいろいろ聞いてみました。
わかったことは・・・
- 水流の速い・遅いは、特に飼育状態の中では関係がない(もちろん循環はしている)。野生の場合、卵を産み付けるマツカサガイが、ほどほどの流れのところにいる。=あまり速くては貝がいつかない。遅いと淀んで水質が悪くなる。
- 農薬問題は、魚にはそれほど影響がないのだが、甲殻類は農薬に弱く、生育に影響を与えてしまう。
- 水遊園のミヤコタナゴは羽田沼産。それぞれの場所の魚が交雑しないように、別々に隔離して管理している(=これはアサヒの「ミヤコタナゴ物語」で「遺伝子レベルの保存」ということで言及されていた)
- 羽田沼は、ハクチョウの保全の団体と、ミヤコタナゴの保全の団体が別々にあり、協議を持っている。また、県内それぞれのミヤコタナゴの団体も地域ごとにあって、連絡を取り合っている。ミヤコタナゴ全体の団体というものはない。
- 栃木県としては、ミヤコタナゴだけでなく、アユなどいろいろな魚がいるために、「県の魚」として一つを選定するのは難しい。
う~んもっといろいろ教えてもらったはずなのだが、メモを取らないと、記憶が散逸するのだな・・・
この、ひれの先っちょの、銀色やオレンジ色の輝きが、まことに美しいのです。
図鑑では知らなかったのですが、口の周りが銀色に輝いていて、もう、目を奪われるよう!!!何十枚も(園児の団体を避けて、やり過ごしたり、写真チェックしたりしながら)撮影したのですが、これぞ!というのは、撮れてないのですザンネン
なんか、ヒメマス類の水槽もあって(中禅寺湖にいるおさかなということです)、「クニマス未来館」のクニマスちゃんを思い出してしまいます!!
顔が似てるよね??(↓去年撮影した未来館のクニマスちゃん)
こっちの写真は拡大できたなぁ
このあと、たんぼの近くを改良して、自然な流れの中でミヤコタナゴを保護しているところに行ってみました。婚姻の季節だから肉眼でも見えるのでは??とスタッフの方の助言もあったので・・・・でも、残念ながら、青空の下で泳ぐところは、またも見られませんでした。(エビみたいなザリガニはいたなぁ)
そこら辺を走っていたら、「八溝山麓十宝霊場」というのぼりを見かけました。
なんだろかね??
そのうちの一つ、近くだったので、行ってみました。
光丸山法輪寺。
天狗のお面が日本一とかいうところですが、ガラス張りの中にあって、いまひとつありがたみがわかりません。
「神仏混淆」をうたっているだけあり、寺なのか社なのかもう、よくわかりません。
「混淆は珍しい」とありますが、実際はそれほど珍しくはないんだけどね。
。。。と私はとても、批判的に書いていますが、それは、なんというのでしょうね。
やはり、手入れに不満があるからです。建て替え寄付金も募っているようですけれども。
こう、はりつめたような清金な空気がね、あまり感じられません。
御朱印はいまどき300円と、珍しく安価です(が、メインは、みひらき大の華やかなカラーのもののようです)が、受付の方が、奥でお坊様?が書いてくださったのを、片手で渡してよこしたのが、一番の減点でしたね・・・。
寺の、直書きの御朱印は、まだ2つ目で、最初にいただいたいつも行くお寺のが、かなり豪胆で黒い部分が多いダイナミックな感じなのですが、その隣に、やはり、ダイナミックに描かれたようで,2つは似ていますけども、私が受けた印象は全く違いますね。
いつも行くお寺さんは、空気がピシッとしていて、ほんとうに心が洗われます。それで、やり取りの時、いろいろお話してくれました。そういうところですよね。
ただ、ここのよさは、砂利の駐車場から降りたとたん、水の流れる滝のような音がして、だんだん音が大きくなって、なんだろ???と思ったところです。
すぐ近くが川なのですね。これは、すばらしい立地でした。
いい音