そして3日目は、義母の両親の故郷でもある、クロムウエルへ。
ここへの道も、また面白いものがいっぱい。
有名なところでは、もちろんバンジージャンプ。
砂金を見つけるアクティビティができる、元金鉱。
義母の曾祖父が、ここで金鉱を掘る仕事を司る仕事をしていたそうで、
毎日、川を泳いで渡るのが通勤路だったそうな。ほんまかいな。
ただ、この砂金ツアーは、実は私どもは20年ほど前に来た時にやったことがあるので、
通り過ぎ。
いく途中には、ミシュランシェフがいるという、レストランの横を通った。
コース料理、一人五百ドルするそうな。
へえーーーそんなところが NZにもあったんか。と思った。(失礼)
クロムウエルは、これまた小さな集落だが、
ゴールドラッシュの繁栄をそのまま見せる、金を見つけるためのいろいろな道具がそのまま置いてあって、
その頃の建物も、お店に利用されていたりして、かわいらしく、その道具を触れるのも面白かった。
そこでひとつ事件が。
歴史的建造物が、ある画廊になっていた。
そこに、なんと、レイチェルXXX画廊、という看板がかかっていたのである。
このレイチェルとは、夫の元婚約者。
婚約中に、友人たちと一緒に行ったスキーツアーの後、
その友人のうちのひとりと浮気をされて、関係解消となった、というすげー話の張本人。
もう40年前のお話。笑
彼女は、夫と同じ、グラフィックデザイナーで、今も絵を描いたり、アートを仕事にしているのだった。
その元婚約者は、その画廊にはいなかったが、
彼女のお姉さんが店番をしていたそうで、
夫は順番を待って、声をかけた。
お姉さんも、夫をよく覚えていて、かなりびっくり。
まあまあ、こう言うときって、私はどうしたらいいんでしょうね?
が、なぜか、一点の曇りなく、出会ったことを嬉しく思い、挨拶をした。
そして私はひとり画廊を周り、夫たちは昔話に花を咲かせていた。
いやあ。。。65歳記念旅行とはいえ、、、
こう言うことがあるのねえ。
