もう10年以上前だったか
義姉の娘である姪が、オーストラリアへ移住した。
パートナーの男性家族がそちらにいるという事、
NZの物価などの高さ、
仕事の無さ、収入の低さ、
家を買ったものの通勤に膨大な時間がかかるという事で、
オーストラリアのゴールドコースト北部にある新興住宅地の4ベッドルームの新築の家を、
NZオークランドの郊外の、中古の2ベッドルームの家の値段の半分で買った。
そこで子供をもうけ、しばらくは両親を招いたりしてお付き合いがあったのだが、
姪の家に前彼と泊まりにいったとき、義姉(つまり姪のお母さん)がやらかしたらしく、
姪に大変な恥をかかせたようで、義姉はシャットアウトされた。
それに驚いた義母が、自分の親なのだから、エトセトラと交流を続けるよう説得を続けていたが、
その義母もシャットアウトされた。
その後数年は、前夫(姪のお父さん)と、甥(弟)とは普通にお付き合いを続けていたのだが、
数年前からそちらもシャットアウト。
それを見た夫も、もうあの子は恩知らずだから付き合わない、と怒っている。
が、私は、姪がそうならざるを得なかった理由が、ヨメとしてわかる部分があるので、
新年と誕生日の短いメッセージだけは続けていた。
不思議なことに、多分姪にとって特にしがらみのない私には、それに返事をくれていた。
深い話はしないよう、気をつけてはいたが、
ときどき、甥(弟)と従兄弟には、メッセージをしてあげてね、と言ったり、
今の義理家族の状況を伝えたりしていた。
が、これは、彼女にとって、とてもウザいものだったのだろう、
それに対する反応はゼロで、挨拶だけの付き合いが続いていた。
義母さえシャットアウトされているのに、なんで一番関係が浅い君だけには返事をするんだろう?と夫も不思議がっていた。
そして、今月、彼女の誕生日があり、私はいつものように短いメッセージだけ送ったのだが、
反応なし。だった。
あ、これが彼女のさよならという返事だと、私は受け取った。
多分彼女も、このやりとりが続いていることが、不思議なことと割り切れなかったんだと思う。
なので正直、私もショックなことはなかった。
いつか来る、人間関係の終わり、ってこういうものなんだろうな、と。
それは、疎遠とはまた違う、確実な別れのサインなのだな、と知った日だった。
ただ、姪は最近は、弟だけには、返事をくれているそうだ。
私のNZの状況報告が、ちょっと役に立ってるのかも、と、脳天気なことを思っておこう。