NZでルーティンを外れて何か非日常なことをしようとすると、必ず起きること。
私の場合、今回は歯医者関係。
2週間ほど前に、歯のインプラントを決意し、一般歯科医に治療を行程に乗せてもらったが、
そのときは確かに、まず義歯を注文しておきます、たいていは2−3日でできるわ、というから、
その数日後に行ったスペシャリストという口腔外科手術のできる歯科医との予約を、余裕をもって入れた。
方式として、できた歯は、自分で一般歯科医のところに取りに行かねばならない。んだそうで。
が、待てど暮らせど、義歯ができたよの連絡がなく、
スペシャリスト歯科からメッセージが来て、
あなたの予約を本日確定します、確定後の予約キャンセルには、何%のキャンセル料がかかります、だと。
これは、こちらの歯科では普通のことなので慣れたが、
今回の予約は3000ドル級の治療、その数%だって、払いたくない!!
なので、私はスペシャリストに電話をかけ、
私の義歯がまだ届いてないから、行けないかもしれない、でも、それは私のせいではない、
一般歯科医は、数日中にできると言ったから、その日に予約を入れたと、いうと、
受付の女の子は、
もし今回の予約を外すと、次は10月20日以降になります、と言う。
もう、こういうことは決めたらさっさとやらなきゃ嫌になるのはわかっていたので、
私は、それは困ります、でもキャンセル料を私が払うのはおかしいでしょ、と言った。
すると、では、その日はサージェリー(手術)だけしては、というので、
それってつまり、義歯を入れないで、前歯に穴が空いた状態ですよね?それは嫌です!
そもそもこの治療をしようと決意したのは、前歯に穴が空いているのが嫌だからです!
と、声を荒げることになった。
NZにいると、こうなることが多い。
それはわかっていた。
しかし、あっちの都合で起きたことに、キャンセル料だけは払いたくない。
その上、なんで1ヶ月も待たなきゃあかんねん!
私もリテールの仕事にいて、コンプレインを言う客をよく相手にするが、
理屈が通っている相手には、誠意を持って対応しているつもりである。
幸い、このスペシャリスト歯科の受付の女の子も、
義歯が必ずその日までに準備できるかを確認して連絡します。と言ってくれた。
私も当然、その義歯が数日でできると言った一般歯科に3度電話したが、
ここもNZ,電話にはだれもでーへん。
テープが回って、今忙しいからメッセージ残してね、ぴーで終わらされる。
義歯が準備できました、と連絡が来たのは4時過ぎ。
私は迷いながらも仕方なく売り場の陰で仕事中に電話をとった。
売り場にいると、当然お客さんから声をかけられるので、
接客中のまん真ん中だったら取れなかった。
どうでもいいが、こんなだだっ広い店なのに、スタッフがほとんどいないのが、この職場。
それは、会社の人員シフトの仕方でもあるが、
あのナンジャさん然り、ほとんどのスタッフはいつも倉庫で楽しくおしゃべりしながら、
段ボールから品物を出す”お仕事” をしているから、
店頭に出ていない時間が多いのである。
だから私がほとんどの電話を取り、接客する、忙しい、というハメになるわけである。
とにかく、歯の治療はついに明日メスが入る。