昨日、夫が姪から、身の毛もよだつ話を聞いたと言う。
姪が1人で家にいる時、白昼であるが、なんと2人組のポリネシア系の男達が、
庭への入り口の閂抜きを開けて家の敷地に入ってきたそうである。
たまたまその入り口のそばの部屋にいた姪っ子は、
とっさに窓が開いている居間の方へ走り、鍵をかけた。
家の周りをウロウロした後、男たちは去っていったらしい。
姪っ子は、その男たちの車のナンバープレートを記録し、
仕事中の父親に電話をし、
甥っ子にも電話をすると、強い犬も一緒に今すぐ行くからなとやってきてくれた。
そして、姪っ子はその間に、正面の家の人に、
今こういうことがあったと言うことを知らせに行った。
するとその正面の家のご主人が、
すぐに警察に電話をしよう、
そしてFacebookの地域版に載せよう、
この車を見た人は、すぐに投稿を、
家の前にセキュリティーカメラがある方はご協力ください、などと書いた。
警察が来る30分までの間に、数人の人がこの投稿を見て返事をくれたそうである。
これぞソーシャルネットワークの力だと思った。
それにしても、かわいそうなのは若い娘さんである姪だった。
クリスマス前に、こんな恐ろしい経験をして。
いや、クリスマス前だからこそ、こういう犯罪が増える。
たくさんのクリスマスプレゼントが、それぞれの家のクリスマスツリーの下に並んでいる。
こういうものを狙った泥棒が増える時期なのでもある。
ただ、姪の住んでいるところは住宅の密集した新興住宅地。
オークランドの中でも、安全と言われている地域である。
姪に何事もなかったのは不幸中の幸い、
そういう豊かなエリアを狙ったのは確かであるが、
どこにいてもやはり用心しなければならないという出来事だった。