なんで私はこの世に生を受けたんだろう、と考えることがちょくちょくある。
それは、ずるいことをして楽しそうに生きている人への嫉妬だったり、
私を否定する人、嫌われている人のそばにいるときだったり、
何もクリエイティブなことができない(したくない)自分の不器用さを自覚したりするとき。
もう、若い時からこれについては何度も考えているので、
答えも出ているし、こういうことは考えない、という解決策もわかっている。
自己否定をしたことがないような人に出会うと、
このテーマを考え始めてしまう。
そういう人とは一緒に時間を持たない、しゃべらない、避けるようにするのが自己防衛方法なんだが、
どうしても頻繁に関係しなきゃ人もいる。
自分の存在意義なんて言うと、独身の友人には、あなたには旦那さんがいるじゃない、とその人を傷つけてしまいそうで言えないし。
確かにそれはそうだ。
夫という人がいて、こんな私でも多少の収入で生活の一部を支え、洗濯掃除をする役目がある。
存在価値はそこにある、とは思う。
だけど、私よりもっといっぱい持っている人が、同じように沈んでいることを聞いた。
まさに、隣の芝生はなんとやら。
どよーんとした気持ちのスパイラルにハマったら、
なんやかやと自分を忙しくしてこのドツボから這い上がらないと。