今年も親戚会の占め、クリスマス会が終わった。
いつものごとくその日が来るまで、ナーバスだったが、
当日はなぜか、私は薄ら笑みをたたえて、終えることができた。
ネックはやはり、義姉だろうか。
ぎすぎすしている。
それが、私の印象だった。
旦那たちとも険悪な状態なので、クリスマスプレゼントはよくないよ、などといっていた彼女だそうだが、
それなりのものをいただいていた。
そして、義姉の娘であるオーストラリアの姪から私に、
クリスマスのオーナメントのお礼のメッセージが届き、
みんなはどうしているか、気にかけていることを私は知っている。
知っていながら、その話題は出してはいけない、と釘をさされていた。
だから私は、ただにこにこと作り笑いと皿洗いで自分の居場所を確保した。
ドラマクイーンの感情は、どこかへいってしまい、終始静かだった。
ドラマクイーンに、ドラマを作らせない。
そんな感じだった。