新法と顧客サービス 2 | レイドバックnzのブログ

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お客さんがやってきて、

 

この商品、ある?という。

 

ーーーありますよ、こちらです。

 

と連れて行くが、

 

寝具については特に、色やサイズがないことがある。

 

そこで、

 

ありません。

 

と無下に言ってしまえばいい。とは口が裂けてもいわないマネージメント陣営だが、

 

この新法の下には、結局はそうするしかないのである。

 

 

 

なぜなら、ほとんどの場合、倉庫に入っていて、

 

その倉庫の箱を取り出すには多くがフォークリフトが必要であり、

 

狭い倉庫なのでぎっしりパレットが置いてあるため、

 

フォークリフトを動かすスペースを作るのに、何十枚ものパレットをまず動かさなければならない。

 

30分はかかる。

 

だから、店頭に出ていないものは、

 

『ありません』。

 

 

 

ただ、私は自分の部署の寝具については、倉庫の取れる場所にあると知っている場合がある。

 

そういうときは、取りに行くが、数分探してもないときは、ないと言う。

 

探しもしないで即ありませんというより、お客さんは、態度を軟化させ、オンラインショップで買うか、と納得する。

 

 

 

しかし、他店に言われて貴重なガソリンと時間を使ってやってくるお客さんがいる。

 

他店は、コンピューターで数を見て、

 

あら、こんなに数字があるから、その店に行けばあるよ、と言うのだ。

 

言ってもいいが、それなら、その場ですぐ私どもに電話し、

 

その商品が店頭に出ているか確認すると言うことをしなければならない。

 

それを怠るスタッフだと、私たちがはるばる来たお客さんの逆鱗に触れるということになるのである。

 

 

 

ーーーヘルスアンドセーフティー法で、今は倉庫に入れません。

 

ーーーたとえあっても、今すぐはご用意できません。

 

 

こう言われて、はるばる来たお客で怒らない人はいない。

 

当然である。

 

 

 

また、頭の上にその箱がみえている時もある。

 

しかし、肩より高いところのものはとってはいけない、と言うのも新法だそうである。

 

そしてウチの店長は、ハシゴを使うな。である。

 

 

 

こんなにイライラすることはない。

 

客と同調するわけじゃないが、

 

私もほんとに悔しいんです!と言い、お互いに苦虫噛んで物別れ。

 

そんなことを繰り返している毎日である。