ライアーは単純過ぎるほどシンプルな楽器で、木の箱に平行に弦が張ってあるだけなのです。メカニックなところはどこにもありません。
この楽器は100年ほど前に形になったのですが、この楽器の新しさとは何でしょう?
ライアーという楽器を初めて見たし、初めてその音を聞いたという方から率直なひと言を頂きました。
早咲きの河津桜とメジロ
まずお一方は「音階が違うんですか?」と。
その時使ったのは演奏用ライアーで、楽器としてはピアノと音の並びは同じ(12音)でした。ですが、私(奏者)がその音の中から違う音階を選んで音楽したのでした。
子どもたちと音楽する時は7弦だったり12弦だったり、特定の音階に調弦した小さな楽器を用いていました。
特に、五音音階といって世界中の民族の古い歌に残されているような音階を使用する時、子どもたちは本当にストレスなく(どの音を弾いても間違いということが無いので)のびのびと空間に本来の自分を拡げることが出来るのです。
そしてこの五音音階は単に古い音階だとか子どものための音階という訳ではありません。
大人であってもこの特別な音階を用いると潜在的な不安や心配を手放して、魂を自由に拡げることの出来る宇宙的な次元に移行します。
ヒーリングの時はそれはその方の魂の要請があるからですが、その要請でヒーラー(私)がその音階の響きをチョイスするのです。
さて。そしてもうお一方は、
「聞いたことのない音だった…不思議な電子音のような?ものが聴こえた」と。
ああ、それは倍音を聴かれたのですね、
と私はお応えしました。
倍音は常にそこにあるものですが、人間がそれを聴かなければ認識されない音であると言えます。
ライアーは倍音が聴こえやすい楽器です。
響きの部分が多いからです。それでも倍音を聴くためには練習が必要な部分があります。
つまりライアーは、
人間が新しい聴き方をする=新しい存在になる
ために生まれた楽器なのです。
それがライアーの新しさである、と私は思っています。
そしてこれまでの私の、シュタイナー的な音楽の修練は、一言で言えば倍音を聴くためのものだったと言えます。
音のヒーリングは、その倍音のところで為される、
というのが今の私の実感です。
ヒーリング時は私(ヒーラー)がその倍音を準備して聴く時、そこにクライアント様の存在(霊魂体)が入ってきてバランスを取るに必要な動きを動く、ということによりヒーリングが為されます。
このような事を言葉として説明するのは難しくて、私は長い期間そのような説明を諦めておりました。それは今もそうです。
ですが私たちが通常思っているような音楽を越えて、音の持っている潜在的な力に身体と精神を開くことはどなたにでも、、、
ご自身のために直ぐに出来る事だとも思います。
そしてそれはご自身の新しい可能性と実感についての即効性があります。
そしてご自身の、少し先の未来の方向性についても明るい展望をご自身に見出して頂けるものであるとも思っています。
どうぞそのようなキッカケとして、貴方がえるえる音のヒーリング出会っていただけますよう❗️
音と音楽と私に新しい奉仕をさせて頂けますよう❗️
いつでもお待ちしております〜🥰
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