NETFLIXシリーズ
『極悪女王』エピソード5
The Queen of Villains
2024年日本ドラマ 72分
総監督:白石和彌 監督:茂木克仁
企画・プロデュース・脚本:鈴木おさむ
プロデューサー:長谷川晴彦、千綿英久
ラインプロデューサー:井上潔
アソシエイトプロデューサー:成瀬保則
プロレススーパーバイザー:長与千種
脚本:池上純哉
音楽:木村秀彬、鈴木俊介、石塚徹、Teje、田井千里
音楽プロデューサー:田井モトヨシ
美術監督:今村力
撮影監督:鍋島淳裕 撮影:馬場元
照明:かげつよし 録音:浦田和治
装飾:京極友良 キャスティング:南谷夢
衣裳デザイン:髙橋さやか
衣裳統括:加藤優香利 ヘアメイク:有路涼子
スクリプター:堀菜々子、松本月
セーフティコーディネーター:吉田浩之
編集:加藤ひとみ、脇本一美
音響効果:柴崎憲治(JSA)
リレコーディングミキサー:田中修一
ポストプロダクションスーパーバイザー:山川健太郎、塩崎健太
VFXプロデューサー:川瀬基之
VFXスーパーバイザー:朝倉怜
助監督:渡辺圭太 制作担当:篠宮隆浩
オープニング:「Dump the Heel」ゆりやんレトリィバァ
主題歌:「Are you serious?」Awich
出演:
ゆりやんレトリィバァ(ダンプ松本(松本香))
唐田えりか(長与千種)
剛力彩芽(ライオネス飛鳥(北村智子))
村上淳(全日本女子プロレス興業社長・松永高司)
斎藤工(全日本女子プロレス興業専務・松永俊国)
黒田大輔(全日本女子プロレス興業副社長・松永国松)
音尾琢真(プロモーター・阿部四郎)
赤ペン瀧川(トヨテレビプロデューサー・臼井延夫)
えびちゃん[マリーマリー](クレーン・ユウ(本庄ゆかり))
隅田杏花(大森ゆかり)
水野絵梨奈(ジャガー横田(横田利美))
鎌滝恵利(ラブリー米山)
根矢涼香(デビル雅美)
安竜うらら(ジャンボ堀(堀あゆみ))
Maria(マナ猪瀬)
堀桃子(ブル中野(中野恵子))
戸部沙也花(影かほる)
鴨志田媛夢(ジャッキー佐藤)
芋生悠(マキ上田)
仙道敦子(香の母・松本里子)
野中隆光(香の父・松本五郎)
西本まりん(香の妹・松本広美)
宮崎吐夢(千種の父・長与繁)
美知枝(千種の母・長与スエ子)
片岡礼子(医師)
フェルナンデス直行(ホセ・トレス)
プリティ太田(プリティ・アトム)
ANNA(モンスター・リッパー)
清野茂樹(実況・志生野温夫)
池浪玄八(コミッショナー・上木浩一)
神宮寺しし丸(リングアナウンサー)
平崎里奈(84年組・武井美沙)、大塚澪(同・太田まゆみ)、岡知里(同・永田実加)、里中もも(同)、吉田晏子(同・田代佳代)、江俣智愛莉(同・岩井文枝)、川原邑、松丸愛美、宝山愛、岩田和浩(高野)、銘苅亨太、齋藤憲良、しおつかけいいちろう(全日本女子プロレス興業広報・吉井)、石神まゆみ(経理・金森)、もべたいら、種川遼、影吉紗都(クラッシュギャルズ親衛隊)、藤山凛(同)、三浦綾花(同)、馬上亮(リングドクター)、松田一希(広美の恋人)、赤松新(養鶏場職員)、BOB(記者)、小倉史也、加瀬竜彦、櫻井麻七、松浦祐也(ダフ屋)、竹内義貴(アナウンサー)、中島智彦、水波綾(神取忍)、尾倉ケント、津和野諒、板垣樹(大阪城ホールの少女)
STORY
1985年。大阪城ホールにて長与千種とダンプ松本による敗者髪切りデスマッチが開かれる。反則による決着をNGとした試合はテレビで生中継され、テレビ局の意向で長与が勝つこととなっていたが、ダンプはいつものように反則攻撃を繰り返し、血だるまとなった長与は敗北を喫する。テレビ局には批判が殺到し、番組は打ち切りとなる。その後、ジャッキー佐藤が新団体で現役復帰する中、ダンプは突然引退を表明。引退試合では、大森ゆかりとタッグを組み、クラッシュギャルズと対戦する。
プロレスラー・ダンプ松本さんの半生を描くドラマシリーズ、ようやく最終回を視聴。
いよいよ長与千種vsダンプ松本の髪切りデスマッチ。
当時、試合自体は見ていなかったが、負けて髪を切られた長与千種選手の姿は子供ながらに強く印象に残っている。
途中、トヨテレビのプロデューサー・臼井が「これ、テレビで流してもいいのかな」と不安を口にする場面があるが、いくら80年代でもゴールデンタイムで放送していい試合ではなかったわな。ちなみに記者会見での鶏のパフォーマンスも実際に行ったそうで。
それにしてもゆりやんレトリィバァさんの表情は鬼気迫るものがあって、憎たらしいことこの上なし。唐田えりかさんも本作で株を上げたことだし、オファーが増えるといいのだけど(東出さんが普通に復帰しているのにおかしな話だよな……)
そして迎えたダンプ松本の引退試合。
左腕に「あばよ」の文字を書き、極悪同盟を引き連れていつものようにリングに向かうダンプ松本。それをクラッシュギャルズの2人がロープを広げて迎えるというのがいいですな。
しかし、試合が始まれば引退試合ということなどお構いなしに傍若無人に暴れ回るダンプ。
いったん試合はノーコンテストになるも、飛鳥の「これがお前のやりたかったプロレスかよ!」のマイクパフォーマンスに応える形で、ダンプと長与ペアvs飛鳥と大森ペアでエキシビジョンマッチをすることに。これは胸熱な展開。当時の会場もさぞかし盛り上がったことだろう。
ちょっと最終回に詰め込みすぎな感じもしたけど、もう1話増やせなかったのかな。ブル中野選手とかも全然見せ場なかったし。