PANCETTA『Gouche』 | 新・法水堂

新・法水堂

演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

PANCETTA Special Performance

『Gouche』



2024年7月31日(水)〜8月4日(日)

小劇場B1


原作:宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」

脚本・演出:一宮周平

舞台監督:村岡晋 美術デザイン:tupera tupera

美術:根来美咲 照明:黒太剛亮(​黒猿)

音響:竹下好幸 当日運営:遠藤いづみ

デザイン:齋藤俊輔、愚川知佳

撮影:市川唯人 企画:阿部藍子 PR:Chika


出演:

一宮周平(ゴーシュ)

佐藤竜(セロ/ゴーシュの父)

佐々木ゆき(楽長/かっこう/野鼠の母親)

轟もよ子(三毛猫/狸の子)


音楽・ピアノ:加藤亜祐美

チェロ:志賀千恵子

サックス・他:鈴木広志


STORY

町の活動写真館で演奏する金星音楽団に所属するゴーシュはセロ弾きだったが、その腕前は未熟でいつも楽長に叱られてばかり。そんなゴーシュの家を三毛猫、かっこう、狸の子、野鼠の親子などの動物たちが訪れる。ゴーシュは動物たちからの依頼で演奏をするうちに技術を向上させ、町の音楽会を迎える。


PANCETTA LAB 2024 SUMMERと題されたプログラムのうちの第2週。


おなじみ宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」をモチーフにした本作、生演奏もあり、決して子供向けではなく大人も楽しめる作品となっていた。

ゴーシュのもとを訪れる動物たちを佐々木ゆきさんと轟もよ子さんが交互に演じるのだが、役者陣が楽しそうに演じているのが何よりもいい。

中でもいちばんの見所はセロ(チェロ)を佐藤竜さんが演じている点。場内は冷房が効きすぎて(直接風が当たる席だったこともあり)寒すぎるぐらいだったが、佐藤さんは汗びっしょりだった。笑


上演時間1時間21分。


終演後の舞台。