『ロスト・シンボル』第6話「その言葉に隠された名前」 | 新・法水堂

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『ロスト・シンボル』

第6話「その言葉に隠された名前」

DAN BROWN'S THE LOST SYMBOL

ep 6: "Diophantine Pseudonym"



2021年アメリカドラマ 46分
監督:ケイト・ウッズ
脚本・共同製作:カルロス・フォグリア
構成・製作総指揮:ダン・ドウォーキン、ジェイ・ビーティー
原作・製作総指揮:ダン・ブラウン
製作総指揮:ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード 他
撮影監督:ボリス・モイソフスキ
美術:ロッコ・マッテオ
編集:ホアン・カルロス・ガルザ
衣裳:ケイティ・シラキューサ
音楽:ウィル・ベイツ
キャスティング:リサ・パラシン
オリジナルキャスティング:ウィットニー・ホートン
日本語字幕:森脇友梨

出演:
アシュリー・ザッカーマン(ロバート・ラングドン)

エディ・イザード(ピーター・ソロモン)

ヴァロリー・カリー(キャサリン・ソロモン)
ボー・ナップ(マラーク)

リック・ゴンザレス(合衆国議会警察官アルフォンソ・ヌニェス)

スマリー・モンタノ(CIAイノウエ・サトウ)

サミ・ロティビ(CIAアダム捜査官)、ラウール・バネジャ(清掃員)、グレッグ・ブリック(サトウの上司エリソン・ブレイク)、スティーヴ・カミン(ジョナサン・ノップ議員)、ローラ・ド・カルテレット(ピーターの妻イザベル・ソロモン/声の出演)、ダラル・バドル(ニコラス・バスティンの元妻ソフィー)、マイケル・ブレイク(カーター)、ジェームズ・バーク(フライフィッシングをする男)、ダン・フォックス(野球帽の男)、アンドレア・ホルスタイン(秘書)、ジェイク・ルイス(たくましい男)、クリスタル・マーチャンド(看護師)、バーナデット・クチュール(フェアファックスの警官1)


STORY

マラークに連れ去られたラングドンは、地下に監禁され、ひとりでピラミッドと冠石の謎を解くよう言われる。監視のもと、ラングドンは冠石が入っていた箱に細工が施されていることに気付き、マラークにピーターの協力が必要だと訴える。一方キャサリンは、ヌニェス、サトウとともに、ラングドンたちを救うべく動いていた。しかし手掛かりを探すさなか、キャサリンはサトウから信じられない事実を明かされることになる。【WOWOW公式サイトより】


ダン・ブラウンさんによるラングドン教授シリーズ第3作をドラマ化。


さて後半戦。

のっけから背中に撃ち込まれた銃弾を呼吸法?で取り出すモナーク。

一方、上司に叱責され、CIAとしての立場を失ったサトウは、キャサリンとヌニェスのもとを訪れ、ザカリーの手紙を返す。

更にサトウはノップ議員を呼びつけ、CIAが持つリヴァイアサンの文書を見せて行方が分からなくなったソフィー捜しに力を貸すよう依頼。


モナークに監視されながら、謎を解くラングドンは箱の底に掘られた穴が神の目を象徴するサーカムパンクトだと類推。穴を通して太陽を見ると、「すべては第33位階で明かされる」を意味するラテン語が書かれていることに気づく。

そこでフリーメイソン第33位階であるピーターの強力が必要ということでラングドンとピーターはようやく再会のハグ。このあたりも出来過ぎ感がありますね。笑

ラングドンはムクドリを操る男の映像を見たことなどを話しながら、ノートには別の質問を書いてピーターに脱出を持ちかける。

第33位階は角度(どちらも英語ではdegree)を表すのではないかということで、指輪を箱にはめて33度まで回すと十字架の形に展開。

なにゆえ第33位階なんでしょうかね。


一方、キャサリンとヌニェスはピーターからの動画を更に調べてオンセン・コーポレーションのタンクにたどりつき、ピーターがここに入れられていたことを突き止める。「オンセン」は温泉から取られたのかが気になる。笑

サトウが協力することに違和感を抱いていたキャサリンは、彼女がザカリーを知っていたのではと疑う。果たしてその通りで、サトウがCIAの協力者としてザカリーをスカウトしたことを知り、謝罪するサトウに「全部あなたのせいよ」と憤る。いや、そもそもザカリーがあかんねんけどね。

そこへリヴァイアサンから連絡が入り、カークなる男がソフィーに自白させたクリストファー・アバドンというモナークの偽名が判明。


ラングドンとピーターはドイツ人のクリスチャン・ローゼンクロイツが創設者でデューラーも団員だった薔薇十字団にたどりつき、「唯一真なる神」のラテン語のアナグラムを解読し、アイザック・ニュートンの名前に導き出す。「それで?」…確かに。笑

2人は一芝居打って脱出を図るもモナークに遭遇。そこでピーターはモナークの正体に気づくわけですが、やはりザカリーだったのですね。キャサリンは父の言葉を信じようとはしませんが、モナークが書いた文字の特徴がザカリーのものと一致し、受け容れざるを得ない状況に。

崖から落ちて姿を消したモナークはもちろん生きていて、川から現れて釣り人に服を寄越せと迫っていましたが、登場の仕方が『地獄の黙示録』かと思いましたよ。笑

モナークの正体が判明するのはもう少し先かと思っていましたが、さてこの後やいかに。