連続テレビ小説『ブギウギ』第24週「ものごっついええ子や」(第115回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第24週「ものごっついええ子や」(第115回)


作:足立紳
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里

出演:
趣里(福来スズ子)
水澤紳吾(小田島大)、三浦獠太(柴本タケシ)、このか(花田愛子)、井上一輝(小田島一・回想)、北斗(高橋の部下・野口)、岸田タツヤ(同・岡田)、関西コレクションエンターテイメント、ビックワンウエスト、日芸プロ、オフィス・ミナミカゼ、舞夢プロ、キャストプラン、劇団東俳、テアトルアカデミー、澪クリエーション、サンミュージック、Sword Works、DIVA、NAC、日本放映プロ、アートキャップ
内藤剛志(刑事・高橋)
木野花(大野晶子)

STORY
誘拐の電話がかかってきた翌朝、スズ子は愛子に、学校を休むようにと言う。しかし、友達と遊ぶ約束がある愛子はどうしても学校に行きたいとだだをこねる。しばらくして、男から再び電話がかかってくる。今日の午後3時に、日帝劇場のロビーにマネージャーに3万円を持ってこさせろという。タケシは、高橋ら刑事が張り込む中、日帝劇場のロビーに向かう。【NHK公式サイトより】

学校に行く行かないで口論となり、「悪い人の方がマミーよりええわ!」と捨て台詞を残して立ち去る愛子。野口が愛子が難しい年頃だと言うと、高橋は娘というのはこれからもっともっと難しくなるとポツリ。
高橋刑事も子育てには苦労しているようで。

そこへやってきたタケシに説明をしていると、小田島から電話が。3万円の受取場所に日帝劇場を指定するというのも間が抜けていますねぇ。
金を持ってくるように指示されたタケシは、明らかに様子のおかしい小田島から金を奪われないよう必死で抵抗。結局、刑事に投げ飛ばされた小田島は身柄を確保され、事件は無事解決。
この恐喝事件、実際に笠置シヅ子さんの身に起きたことのようですが、有名人も大変ですなぁ。ちょっと後に高島忠夫さん・寿美花代さん夫妻の長男が家政婦に殺害されたり、津川雅彦さん・朝丘雪路さん夫妻の長女が誘拐されるという事件もありましたし。

夕食の卓では自慢気に武勇伝を語るタケシでしたが、愛子はマミーのせいで友達との約束を破ったと不満顔。
一方、取調室では小田島に対し、心を入れ替えて働くんだぞと諭す人情派刑事の高橋さん。
そこへ最近の刑事ドラマでは見なくなったカツ丼が運ばれ……ってあんたが食うんかーいと全国の視聴者からツッコみが入ったのを見越したかのように、野口に特上を持ってこさせる高橋刑事、やはり人情派やのう。

翌日、例の場所に一の姿はなく。学校で一が引っ越すと聞いた愛子は自分が約束を破ったせいかもしれないと小さな胸を痛める。
その頃、家では高橋が犯人についてスズ子に説明。話の流れで「娘にもっとしてやればよかった」という高橋、何があったんやー。
一は遠い親戚に預けられることになったようですが、その話を耳にした愛子は「一くんがおらんようになったのはマミーのせいや」とスズ子を責めますが……いや、愛子ちゃん、どう考えても小田島父のせいやで?(マジレスやめなさい)
まぉでも初めて友達と呼べる存在が出来たかもしれない愛子がスズ子を責めたくなる気持も分からないではないですけどね……。