連続テレビ小説『ブギウギ』第12週「あなたのスズ子」(第58回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第12週「あなたのスズ子」(第58回)


作:足立紳
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
水上恒司(村山愛助)
陰山泰(トランペット・一井)、黒田有(村山興業東京支社長・坂口)、村上新悟(マネージャー・五木ひろき)、えなりかずき(ピアノ・二村)、富田望生(小林小夜)、国木田かっぱ(ギター・三谷)、伊藤えん魔(ドラム・四条)、森本竜一(警官)、一谷伸(興行主)、香月ハル(五木の愛人・ナツ・写真)、住田将太(ナツの息子・三平・写真)、和歌山県のみなさん、劇団ひまわり、テアトルアカデミー、オフィス・ミナミカゼ、アティチュード、キャストプラン、日芸プロ、舞夢プロ、ピカロ

STORY
スズ子は愛助からの告白を受け、二人は交際を始めることとなった。スズ子は巡業先でも愛助に手紙を書き、二人の仲はますます深まるばかりだ。一方、楽団の地方巡業はスズ子の歌う「アイレ可愛や」で好評だったが、ギャラがちゃんと支払われなかったり、警察からの規制などもあったりして、収支は厳しい状況だった。そんな中、マネジャーの五木は坂口とひそかに会って話をしていた【NHK公式サイトより】

交際することになったスズ子と愛助、事あるごとに見つめ合うあたり、初々しいですなぁ。

昭和19年(1944)3月。
大劇場が閉鎖となる中、巡業先の茨城で「アイレ可愛や」を歌い、感謝の言葉を述べるスズ子。ギャラの不足分の代わりに芋を持ってこられても、五木とは違い「また呼んでくださいね」と笑顔。本当に歌えることがありがたかったのでしょうねぇ。
ところが、服装や化粧が派手だと警告に来た警官に「大きな口に派手な紅など塗って到底日本人には見えん」と言われたことには腹を立て、「どこが大きな口やねん。失礼や!」と声を荒げて逆に五木にとりなされる始末。
そして夜、愛助に手紙をしたためるスズ子。手紙の最後には「あなたのスズ子」。きゃー。恥ずかしー笑
久し振りに再会するも、お邪魔虫(死語)の小夜。地獄の果てでもついていくなどと言っていましたが、地獄に堕ちる前提かいな。笑

一方、お調子者の五木も赤字には頭を抱えて、何やら女性と少年が写った写真を見ていましたが、実は妻子持ち!?
坂口に愛助とスズ子と別れさせるように言われ、裏金…じゃない、手切れ金を渡される五木。まぁでも確かに愛介が村山興業の跡継ぎとなれば、スズ子が歌を辞めてまで結婚するとは思えませんね。
五木はスズ子に、振りでいいから別れてくれればお金が入ることを打ち明け、坂口をだまくらかしてもらえるものはもらおうと持ちかけるも、スズ子が受け容れるはずもなく。まさかもうお金をもらってないですよね?と確かめられ、否定する五木でしたが、さてどうするつもりなんでしょうかね。