KERA solo live「my living trick Ⅲ」 | 新・法水堂

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演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

KERA solo live

「my living trick Ⅲ〜A Night of Small Show〜」



2023年7月29日(土)

La.mama


出演:

KERA(Vo. etc.)

杉山圭一(Syn. G. etc.)

佐藤真也(P. Key.)

佐久間亮(Ds.)

中井敏文[monogramme](Syn. Ds. etc.)

なるけしんご(B. etc.)

坂出雅海[ヒカシュー](B. )

三田超人[ヒカシュー](G. )

ハラナツコ(Sax. Fg. etc.)


第一部

1:弾き語り的インプロ

2:ベルリン・レゲエ

3:15頭の容赦ない象

4:ソシアル・マネー〜カ・イ・モ・ノ〜PIPE

5:半かけの月

6:困ったの花

7:遠い世界に

8:嘘つきマーキュリー

9:夢であいましょう


第二部

1:my living tricks

2:MORE SONG

3:インプロ

4:不在

5:うたえないうた

6:だめかな

7:カタストロフ/ラブ

8:だいなし

9:鉄道少年(ラブ・トライアングル)

10:インプロ〜丁重なおもてなし

11:鳥と空と海


アンコール

1:オーバー・ゴール・モーニング

2:サニー・グッジ・ストリート


2021年に始まったKERAさんのソロライブ「my living trick」第3弾。


3月の還暦記念ライブ、4月のKERA&Broken Flowersに続いて今年3度目のKERAさんのライブだが、このシリーズは初めて。

今回は実験要素強めということで、まずKERAさんが眼鏡をかけて登場。何やら見慣れぬ電子楽器を操作しながらパフォーマンス。曲もライブで初めてやるようなものが多かったとのこと。

次にスイッチを入れなきゃいけないとか段取りが気になってMCで何を話すかが思い浮かばないともおっしゃっていたけど、第一部の最後「夢であいましょう」前のMCではキーボードの佐藤真也さんをいじって楽しそう。佐藤さんもXジャンプを披露してノリノリ。

その「夢であいましょう」では途中、楽譜を逆に演奏して、それを逆回転して歌うという実験的なことも。


メンバーは入れ替わり立ち替わりで、中井敏文さんは最初の3曲ぐらいをやった後でお役御免となると、客席にやってきて立ち見でライブを見ていた(KERAさん、気づいてたかな?)。

第二部からはヒカシューの坂出雅海さんと三田超人さん、『ある馬の物語』を終えたばかりのハラナツコさんも参加。ただ、私の位置からは姿がまったく見えなくて残念。

「どうしてこんな中途飯場な時期にライブをやると言ってしまったんだろう」と仰っていたKERAさんだけど、相変わらずいい声で後半になるにつれ動きも軽やかになっていった気がした。


KERAさんがtwitter、もといXで21時30分頃に終わるとツイート(はそのままでいいのか?)したそうだけど、実際に終了したのは21時40分頃。

今回、チケット購入が出遅れ、追加販売で立ち見席を選んだのだけど(ライブなんだからみんな立つんでしょ?と思ったら大間違い)、さすがに2時間40分立ちっ放しは少々疲れた。次回からは早めに椅子席を確保しよう…。